【DIY】ダボレール(棚柱)取り付けで壁面の棚収納!夢が広がる実例集

- ダボレールとは何か
- ダボレールの使い方
- ダボレールの取り付け方法
- ダボレールを使った棚のDIY実例
ダボレールとは

ダボレールとは、棚を設置するための支柱です。無印良品などの小売店で棚を注意深く見てみると、壁に取り付けられているものを見つけられるかと思います。
ちまたでは「ダボ柱」「ガチャ柱」「ガチャレール」などと呼ばれることも。ダボや棚板を穴にひっかけ、可動棚を作ることができます。先ほど述べた通り店舗のディスプレイ棚によく使用されており、「棚柱」と呼ばれることも。筆者も無印良品でアルバイトをしていた時はよく使っていました。
ダボレールはホームセンターや東急ハンズなどで1000円〜2000円で販売されています。お手頃価格なのも嬉しいですね!
ダボレールのメリットは?
ダボレールのメリットはなんでしょうか?それはカスタマイズ性の高さ。
- 壁面を利用することでデッドスペースを有効利用することができる。
- 棚などの、幅・長さの調節が可能
- 収納したい物によって、臨機応変にパーツを組み替えられる。
- ホームセンターなどで材料をすぐに揃えられる。
- おしゃれな壁面収納を気軽に楽しめる
壁面はみなさんが思っているより意外に収納力があります。ただの壁もダボレールで棚を設置すれば収納スペースに簡単に変身。自由にサイズを選ぶことができるので、既製品の棚では空間をうまく使えない箇所にも対応ができます。
ポールを使えば洋服(ハンガー)をかけることもできるので、ダボレールを使って簡易的なクローゼットを設置することも可能です。
>>忙しい人の救世主!便利すぎる無印良品の収納グッズをネットストアで見てみるダボレール棚の構造
次にダボレールの使い方を紹介します。
まず壁面に設置し、ダボ穴にパーツを取り付けて収納棚を作るのがダボレール棚の基本です。
出典:http://www.e-akinai.biz/ro-yaru/ro-yaru-1.htm
ダボレールとパーツは同じメーカーで揃えるようにしましょう。メーカーごとで規格が違うので、ダボレールとパーツを別メーカーで使用すると、ダボレールにパーツを取り付けられない、なんてことも起こりえます。不安な方は店員さんに聞いて購入するのがおすすめ。
↑ダボレールの取り付け方を動画で解説しています。驚くほど簡単!ダボレールの取り付け方とパーツ
こちらがダボレール。長さに種類がありますが、購入先のホームセンターによっては好きな長さで切断してくれるところもあります。先ほどの動画でご紹介した通り、電動ドライバーで取り付けます。
出典:http://www.kanamorikanamonoten.com/store/royal-buraketto.html
棚受けに棚板を引っ掛けて乗せて、棚を設置します。
ダボレールを設置する壁面によっては、棚受けを使用しなくてもダボのみの使用で棚の設置が可能です。
方法は棚板が水平になるように数か所、ダボを設置しダボの上から棚を乗せるだけ。
一般的に、木材同士をつなぎ合わせる際に使う木製の棒をダボと呼びます。ですが、ダボは必ずしも木製というわけでもありません。
こちらはポールを設置するためのブラケット。
こちらのポールをさきほどのブラケットと組み合わせれば、洋服の収納が可能になります。
とても便利なダボレールですが、どんな壁にでも取り付けられるわけではありません。特に石膏ボード壁はダボレールを取り付けるとダボレール棚ごと抜け落ちてしまう箇所があるため注意が必要です。
石膏ボードの見分け方としては、壁にピンを刺す方法があります。壁にピンを指して先端に白い粉がつけば石膏ボード壁です。設置の前に壁の種類は確認しましょう!
>>【DIY】石膏ボードをネジ止めして棚を設置したい!石膏ボード壁の種類と設置法とは
石膏ボード壁に壁面収納を付けたいという方は石膏ボード壁に棚柱を設置する専用ピンも販売されていますので、そちらを利用しましょう。ピン固定パーツによって耐荷重があるので、荷重には十分注意してください。
設置の際は手すりには使えないこと、上下で垂直に使わなければいけない、という点も注意しましょう。賃貸でダボレールを設置したいならディアウォールを使おう
マンションの共用部分は居住者でも勝手に傷をつけてはいけません。そのため釘やビスを使って壁に穴を開けられない場合もあるかと思いますが、その際は「ディアウォール」を使って柱を立て、そこにダボレールを設置する、という方法もあります。ダボレールの詳細は以下の記事を参考にしてください。
【知ってる人から使ってる!】「賃貸の救世主」ディアウォールって知ってる?
ダボレール棚を使う際の注意点
ダボレール棚の強度
当たり前ですが、ダボレール棚に物を乗せる重量には注意が必要です。通常の棚であれば、重さは10kg前後と言われています。ただし先ほど紹介したディアウォールを利用すると、耐荷重を20kg~30kgまで上げることができます。ダボレールで壁面をおしゃれ収納に!使用実例
それでは実際にダボレールを使用したお部屋の実例を見てみましょう。
ダボレールで作った棚でリビングに書斎を!

ダボレールで作った棚にチェアを設置するとリビングの一角があっという間に作業スペースに。書斎というと通常スペースを大きく取る部分ですが、ディアウォールを使うことでスッキリとした印象になりますね。
>>忙しい人の救世主!便利すぎる無印良品の収納グッズをネットストアで見てみるキッチン

壁面にダボレール収納を設置して食器棚に。シンプルな食器棚と組み合わせて。ダボレール棚は見せる収納にピッタリ。ちょっとしたキッチンのスペースにダボレール棚を設置すれば、パントリーとしても使えます。
ウォークインクローゼットにもぴったり

ダボレールなら、ブーツやスニーカーなど高さの違う靴に合わせて棚を設置できます。また、下部の棚をとっぱらってベビーカーや子ども用自転車を置くなんてこともできます。
押し入れ・クローゼットetc.
出典:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/shuunou/easycloak.html
すのこを棚板とすることで風通しも実現。軽量のふとん収納も可能に。
寝室の収納テクニックとして、活用することができそうですね。
おしゃれすぎる!ダボレールを使った壁面収納

まとめ
おしゃれな壁面収納を簡単DIYで作ることができるダボレール。ご自宅の収納にいまいち満足できていないのなら、ダボレール収納で壁面を収納にしてみると景色が変わって心機一転できるかもしれません。
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マンションジャーナル編集部
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