【DIY・リメイク】子供と一緒にやりたいカンタン工作3選!
2017.01.31

インテリアの世界では、いま空前のDIYブーム。それもかつての「日曜大工」的なものでなく、ちょっぴりオシャレで手軽なプチDIYやリメイクが大流行です。ここでは子供と一緒に楽しめる、本格的な工具や材料もいらないカンタンな「黒板ペイント」「LEGOブロック」「マスキングテープ」を使ったDIY・リメイク方法を3つ紹介します。
塗装の基本ですが、塗る前にはよく缶を振りましょう。今回は面積が小さいので、このまま厚紙でできた箱の蓋に平ハケで水彩絵具を塗るように塗っていきます。ムラがあるように見えますが、乾いたら2度、3度と塗り重ねていくときれいな黒板になるので、大丈夫です!
一度塗りが終わったら数時間放置して乾いたことを確認してから、2度塗りします。若干、ムラがある気もしますが厚みがあってマットな黒板感があります!
2度塗りが終わってさらに放置すること数時間。乾いたことをよく確認してチョークで文字を書きました。なんとなくアルファベットに……。字や絵を失敗しても「黒板」なので、少し湿らせたティッシュペーパーなどで拭き取ることができます。ついでに、パッケージでは「ガラス可」となっていたので、空き瓶に黒い黒板ペイントを塗ってみました。
空き瓶の塗りたい部分だけを、マスキングテープで囲んで黒い黒板塗料を塗ります。2度塗り、3度塗りと定着するまで塗ります。紙箱と同じ手順ですが、カラス面は乾燥に時間がかかりました。
十分に乾燥したらマスキングテープをペリペリっと剥がします。はみ出た塗料はドライバーやカッターナイフなどで削り取れますが、今回は“味”と解釈して残しました。細かな塗り残しも塗料を再度塗れば、よりきれいになります。絵は子供に自由に絵を描いてもらいましょう。「Darjeeling Tea」などと欧文をいれると意識高いカフェっぽい感じになるかもしれません。このダイソーの黒板ペイントは1缶60ミリリットル入りで、パーッケージの表記によると2度塗りで0.24㎡塗れるとあります。
つまり、最大約45センチ四方の板や厚紙などを塗ることが可能。つまり、90×180センチ(約たたみ1畳分)の広さを塗るときには8缶程度、必要になります。そうした広い面を塗る場合は、ハケではなく塗装用ローラー(100均にある)で塗装した方が、きれいにペイントすることができます。
2017年4月、名古屋に「レゴランドジャパン」もオープンするので、ふたたび脚光を浴びています! 同じようなブロックは他社でもありますが、LEGOの発色は、美しいですね!まず、子供に自由“作品”をつくってもらいましょう。近所の知人宅の小学生男の子、けんたくんに「自由に組み立てて!」とお願いしたところ、L字型のピースをいくつかつくりました。
けんたくんがつくったⅬ字型のオブジェ。これは軽いキーホルダーや帽子などを掛けるフックになりそうですね! LEGOインテリアです。次に、2人で協力してⅬ字ピースを発展させた「スマホスタンド」をつくることにしました。
一見ロボットのようにも見えますが・・・
ちゃんとスマホスタンドとして機能していますね。このようにLEGOブロックは短時間でいろいろなポップなインテリア小物もつくれる優れた玩具。もし、子供の“作品”を長く保存したい場合や、フックなどに強度をもたせたいときは接着剤を使うという手もあります。「ばらして、何度も組み上げる」ことができるのがLEGOグロック最大の特徴なので、本来このプロダクトが持っている特徴や方向性とは違ってしまいますが、接着したい場合は少量の接着剤を使って連結させてください。LEGOグロックはABS樹脂でできているので、たとえば「アクリサンデー アクリル樹脂用接着剤」などがベストです。
マスキングテープとは本来、先の黒板のガラスピン塗りで使ったように、塗装で「塗りたくない部分を“マスク”する」テープです。いままでは、地味なベージュや白しかなかったのですが、近年は「デコ素材」として女子人気が高いのでご存知の方も多いでしょう。こうしたデコ系マスキングテープの特徴は「貼ってはがしても跡が残らない」そして「紙製なので手て切れる」ということです。最近は「インテリアシート」などど呼ばれる、糊が強力で丈夫なカッティングシートに比べ、DIYやリメイクするときの作業のハードルが低いです。つまり耐久性は低くても、「飽きても失敗してもカンタンに貼りかえられる」という利点があります。基本、刃物は使わないので、とても安全で子供向きの装飾用の素材です。それでは、家庭用スイッチプレートをマスキングシートで、カンタンにデコる手順を見ていきましょう!
一般的なスイッチプレート。こうした樹脂製のものはマイナスドライバーや10円玉などを下部の隙間に差し込めば、ぱかっと外れます。ねじ止めしてあるタイプのものは親が慎重に外してあげてください。もちろん、面倒なときはプレートを外さずに、そのままマスキングテープを上から貼っても問題ありませんし、部分的にデコるのも大丈夫です。
キャンドゥの和柄マスキングテープを貼っているところです。手でちぎってカットします。裏面に回り込むように貼っていきます。ていねいに仕上げたいときはハサミでカットします。
アップで見るとかなり雑ですが、インテリアの小さなアイテムなので「遠目で見れば気にならない」ということにします……。子供には、もっと縦・横・斜めと自由にやらせてあげてくださいね。失敗してもラクに剥がせます。
これは、水玉とストライプの派手なダイソーバージョン。このように空気が入っても、マスキングテープは紙製なので、強めに押さえれば皺もなくなります。
キャンドゥ(左)とダイソー(右)のマスキングテープで仕上げたスイッチプレート、完成。自分でつくったものが子供部屋にあると楽しい気持ちになりそうなポップ具合です。今回は100均のマスキングテープを紹介しました。セリアにはパターンのない淡色系もいろいろあります。やや高価になりますが、ファッションビルに入っているようなオシャレ系雑貨店や手芸店にも、さまざまな模様のマスキングテープが置いてあります。ここでは小さくて手軽なスイッチプレートを、インテリアのアクセントにする例を挙げました。
今回は、身近なLEGOブロック、そして安価な100均もので子供と一緒にカンタンDIY、リメイクする方法を紹介しました。子供と一緒に、小規模ながら、こうした“創作活動”をするときの重要な点は「自由にやらせること」。
ヘンな形や色使いをしていても、彼女・彼らなりの想像力や自分の世界で考えながらモノづくりをしています。危険なことをしない限り「こっちの配色の方がいいんじゃない?」などとという提案は、ちょっと野暮かな、とも思います。DIYなど、親子で一緒につくる作業でも、刃物や工具が必要なときなど大人にしかできない部分だけを手伝ってあげることが大切でしょう。「勉強以外に、お父さんお母さんから、おもしろい作業をさせてもらった」という学習経験や記憶は、子供の想像力や、自分で考える力を養うという意味でも成長の糧になります!ほかにも、スマホカバーやライトの照明、オーディオ機器、椅子や収納ラックなどなど……。いろいろなものも手軽にリメイクしてみてください!
ダイソーの黒板ペイントで小物をリメイク

ダイソーで購入した「たっぷり使える 黒板ペイント」それぞれ税抜き100円。 黒・青・緑。後ろはダイソーのチョークで1箱36本入りです。
黒板塗料(ペイント)は、ここ数年のインテリアのトレンド。壁一面を「黒板」に塗って、カフェのような雰囲気を演出したり、子供が自由にチョークでいたずら描きできる壁仕上げにする人も増えています。しかし、壁などの広い面をDIYで塗るには下地調整や、ローラーやスプレイ塗装にはコツが必要ですし床などに塗料がつかないようにするなど、少し大がかりな作業が必要でした。そして広い面を塗るには結構な量の塗料が必要で、普通の塗料よりやや高価なのもが多いです。でも、ここで紹介する塗料は100均の大手のひとつ「ダイソー」が、販売している手軽なもの。これなら、ちょっとした小物で楽しめます。順を追って100均の黒板塗料を使ったカンタンなリメイク法を紹介します。用意するもの

- 使い捨て手袋(水性なので手袋なしでも手洗いで塗料は落ちます)
- ハケ(小学校で使う絵具用の平筆でもOK!)
- チョーク
- 黒板ペイント





ポップな「レゴブロック」でスマホスタンドをつくる
小さいころにLEGOブロックで遊んだも多いかもしれませんね。北欧・デンマーク生まれのLEGOブロックは大人にもファンが大勢います。



人気の「マスキングテープ」でスイッチカバーをデコる
今回、100均で入手したカラフルなマスキングテープたち。上の淡色ピンクが「セリア」、和柄の梅模様は「キャンドゥ」そして、幅広の度ドット&ストライプが「ダイソー」の製品です。





まとめ


株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
マンションジャーナル編集部
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