これで完璧!リビングをすっきり見せる収納スペースの作り方
2017.08.29

家族の暮らしの中心であるリビング。みんなの集まる場所であるからこそ、家族全員のものが散らかりがちではありませんか?たくさん物が集まる場所は、家族みんながわかりやすい収納方法でないとゴチャゴチャになってしまいます。改善するためには、生活用品が「どこで」「どれくらいの頻度で」「誰が使うのか」など、一つ一つの要素を考えて収納することが大切です。それでは、みんなが使いやすい収納方法を考えてみましょう。
リビングには、ティッシュペーパーなどの日用品から文房具、薬などさまざまなものがあります。こうした日用品には、たいていの場合、色がたくさん使われています。ごちゃごちゃした印象をなくすには、まずシンプルな色使いで揃えるところからはじめましょう。例えばティッシュ箱なら、おうちのインテリアに馴染むようなケースにいれるだけでも、印象は大きく変わります。今はデザイン性の優れた日用品もたくさん販売されています。ケースを付け替えるのが面倒という方は、そういうものを探してみましょう。見た目の生活感を抑えることができたら、次は収納場所を考えます。収納場所は、使う人に注目するとよいでしょう。例えば使う人の身長が低いのに、高い位置に収納したら使いにくいですよね。収納へのアクセスは、しまいやすさと直結します。自分の考えだけで全て決めてしまうのではなく、一緒に住んでいる家族みんなで相談しながら決めていきましょう。
リビングで使うものの一つに、文房具があります。これも家族みんなが簡単にとれる高さに収納しましょう。よく使うものは、「ワンアクションで取り出せる」ことを意識しましょう。例えばペン立てにペンがあったとします。その場合「ペン立てから取り出す」という一回の動きで目的が完了します。これがワンアクションで取り出せるということです。引き出しにペンを収納していた場合は、「引き出しをひく」「ペンを取り出す」「引き出しをしまう」という3アクションになります。毎日する行動は、このアクション数をなるべく少なくすることで、誰にでも片付けやすい空間が生まれます。
大人の読みかけの本や、子供のお絵かきセットなど、家族の限られたメンバーだけがリビングで使うものがあります。自分だけのものを収納するために、1人1ボックス用意しましょう。箱の中はどう使っても使う人の自由。きっちり整理しても、ざっくり入れてもOK。ですが、箱からはみ出すぐらい物が増えてきたら、責任を持って自分で整理しましょう。溢れてきたからといって箱を増やすのは、物が散らかる原因になるのでやめましょう。箱は白いものやカゴなどに統一すると、外から見える位置に置いていてもすっきりとした印象になります。
生活感が出てしまう原因の一つとして、カラフルな日用品をあげました。他にあげられるものとして、電化製品があります。電化製品をスッキリ見せるためには、ちょっとした工夫が必要です。
スッキリみえる収納方法とは

日用品の収納を工夫する
使用頻度の高いもの

家族それぞれのもの

衛生用品
爪切りや綿棒、塗り薬など、こまごましたものがたくさんあるのが衛生用品。これはカゴで全部まとめて収納するのがオススメです。まとめるてひとつのところに入れてしまうことで、使いやすく外からの見た目も整理されます。袋
紙袋、ビニール袋、レジ袋、ゴミ袋と、袋はたまりやすいものの一つです。すぐ使えるように種類別に分けて収納しましょう。ラベリングすると、どこに何の袋が入っているかわかりやすいので便利です。収納できる量を決めて、それ以上増えるのであれば厳選しましょう。たくさん持ちすぎるのも散らかる原因です。溢れるようになってきたら整理するタイミング。定期的にストックを見直しましょう。電化製品の収納を工夫する

配線を隠す
テレビなどのごちゃごちゃした配線をスッキリさせるために、配線をまとめてしまいましょう。ケーブルボックスなどの便利なグッズも販売されていますので、利用するのもいいでしょう。掃除も配線をスッキリさせるだけで、驚くほど印象が変わります。パソコンやプリンターを隠す
パソコン周りは配線だけでなく、プリンターに使用する紙やインクなどとにかく物がたくさん。まずはパソコン周辺に置く物を厳選しましょう。リビングと同じように白の収納用品に入れると、スッキリした印象を保てます。大きいパソコンのモニターも、使わないときは布をかけて隠してみましょう。家のインテリアに合わせて、同じテイストの布を選ぶとおしゃれにみせることができます。FAXや電話はチェストの下へ隠す
スマートフォンがあるから、家の電話は実はあまり使っていないという方も多いのでは。電話は出しておくものだと思いがちですが、思い切ってチェストに収納してしまいましょう。ホコリもかぶりにくくなり、スッキリした印象になるので一石二鳥です。リモコンの定位置を決める
テレビ、エアコン、DVDなど、電化製品とセットで増えていくのがリモコンです。リモコンはまとめて置き場所を決めましょう。定位置を決めないと、使いたいときにどこに置いたかわからないということも。机の上にきれいに並べて置いてあるだけでも、キチンとした印象に見せることができます。まとめ
みんなが背伸びせずに自然と片付く空間づくりは、ちょっとした仕組みで誰にでもできます。家族みんなが落ち着いてくつろげるリビング、ぜひご家族で話し合ってつくってみてくださいね。
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
マンションジャーナル編集部
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