話題の「ファブリック素材」の種類を紹介!汚れてしまった時はどうする?
2017.09.16

インテリア雑誌などでよくピックアップされる「ファブリック素材」。布の種類は衣服を選ぶ際のポイントになりますが、インテリアでもコーディネートの仕方やイメージがガラリと変わる重要な要素です。より自分のイメージに近いインテリアを選ぶにはファブリックの特徴を知ることが大切です。今回はファブリック素材の主な種類や手入れ方法、食べこぼしなどで汚れてしまったときの対処法をご紹介します。
ファブリック商品は正しい手入れをすることで、長くキレイに使うことができます。ポイントをいくつか押さえておきましょう。まず、生地に付いているタグを見て、洗濯機で洗える素材なのかを確認します。
ファブリック素材とは
インテリア業界では、「ファブリック」という言葉は布の総称として使われます。そのため、ソファやカーテン、クッションなど布生地が使われた製品はすべて「ファブリック商品」と呼ばれます。ソファやチェアなどは素材によって耐久性や触り心地が大きく異なるため、使用されている素材を知り、好みのものを見つけることで生活をより豊かにできます。それでは、家具やカーテンなどインテリア業界で主に使われる素材をご紹介します。ポリエステル
出典: https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337608320
メリット
- 比較的安価で入手できる
- 素材が強く、シワになりにくい
デメリット
- 帯電性があるので静電気が起こりやすい
- 毛玉ができやすい
レーヨン
出典: https://ja.aliexpress.com/cheap/cheap-rayon-curtain.html
メリット
- 染色後の発色が美しい
- ドレープ性に優れ、カーテンの素材として特化している
デメリット
- 水に弱く、シワになりやすい
- 摩擦に弱い
シルク(絹)
出典: https://www.dinos.co.jp/p/1100802296/
メリット
- 吸湿性、保湿性、放湿性に優れている
- 細菌の繁殖抑制効果がある
- 人肌と成分が近いため肌の弱い人が利用しやすい
デメリット
- 洗濯機で洗うことのできない商品が多く、手入れに手間がかかる
- 繊細な素材なので、摩擦に弱い
コットン(綿)
出典: https://item.rakuten.co.jp/bicasa/b049-023-001/
メリット
- 丈夫で肌触りが良い
- 比較的、安価で入手できる
デメリット
- カビが繁殖しやすい
- シワになりやすく、洗うと縮むことがある
リネン(麻)
出典: http://www.rinotextile.jp
メリット
- 軽く柔らかい質感で、濡れても乾きやすい
- 天然素材の中では汚れに強く、丈夫で長持ち
デメリット
- シワになりやすい
- 乾燥しすぎると硬くなる
ファブリックの手入れ方法

洗える素材の場合
一般的にポリエステルやコットン(綿)、リネン(麻)素材は家庭用の洗濯機でも洗うことができます。商品によっては洗剤の種類や洗濯コースが指定されているので、表示をよく見て従いましょう。。洗濯のペースは、月に2回くらいの頻度で洗うのがベストです。洗う頻度が高いと劣化や色落ちの原因になることがあります。洗濯機では洗えない場合
レーヨンやシルク(絹)など一部の天然素材生地は品質上、水洗いは控えるよう表示されています。そういった場合には水で濡らした布巾をよく絞り、手で優しく拭くようにしましょう。水拭き後に、渇いた布巾で2度拭きをすると色落ちを軽減できます。食べこぼしなどで汚れたときの対処法
ファブリック素材の汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。食べこぼしなど、誤って汚してしまった場合はすぐに対処しましょう。醤油やコーヒーなど水に溶けやすい汚れは水で、マヨネーズやカレーなど油を含む汚れは洗剤の原液を使います。布巾に馴染ませ、汚れの部分に擦らず叩き落とすイメージで拭き取りましょう。処置が早ければ早いほど、汚れはきれいに落ちますよ。撥水スプレーで事前に対処

出典: https://www.monotaro.com/p/1928/6487/
小さな子供などがいる家庭は、気をつけていても汚れてしまうことが多いですよね。そんな場合は、撥水スプレーを使うことで事前に対処ができます。製品にスプレーをひと吹きしておくだけで、汚れの付きかたがまったく違います。カーテンやソファなどに使用すれば、耐久性も増すので長く使うことができます。まとめ
ファブリック素材の主な種類と手入れ方法、汚れてしまったときの対処法をご紹介しました。暮らしやすさを重視したインテリアなら手入れに手間がかからないポリエステル素材などを、ナチュラルなインテリアにしたいのならコットンやリネン素材などがおすすめです。ぜひ、ファブリック素材の特性を活かしてイメージにより近いインテリアを追求してみてください。お手入れが面倒に感じてしまうものは、他にもラタンの素材などもありますが、お手入れの手間以上に価値がある場合もあるので、初めから諦めずに検討してみてくださいね!
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
マンションジャーナル編集部
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