観葉植物でお部屋に潤いを!枯らさないための5つのコツとは

2017.09.29
観葉植物でお部屋に潤いを!枯らさないための5つのコツとは
部屋に1つ置いてあるだけで、ガラッと雰囲気が変わる観葉植物。グリーンを見ているだけで、不思議と癒されます。街中のレストランやカフェ、ショップなど、さまざまな場所で見かける観葉植物ですが、ふと目に止まったグリーンと同じものを部屋に置きたいと思ったことはありませんか? しかし、いざ購入しようと思うと、枯らさずに育てられるかどうか自信がないという人も多いはずです。そのような方に、今回は観葉植物を枯らさずに楽しむ5つのコツを紹介します。コツさえわかれば、これまで購入するかどうか迷っていた人も、自信を持ってチャレンジできますよ!

観葉植物の育て方と日頃のメンテナンス方法は?

植物というと水やりが欠かせないと思いがちですが、観葉植物に水やりのしすぎはNGです。水が多すぎると根腐れを起こすなどして、枯れる原因になってしまいます。水やりは、土の表面が乾いたタイミングでしましょう。このときに、水が鉢底から流れ出てくるまで、たっぷりと与えるようにします。また、土だけではなく、葉の観察も欠かさないようにしましょう。土の表面が乾いていても、葉が元気であれば、まだ水やりをしなくても大丈夫です。葉がしおれて、カールする状態であれば、水やりが必要です。水やりのタイミングは、少ないと思うくらいでちょうどよいでしょう。その方が観葉植物は丈夫に育ちます。肥料も水同様に、与えすぎると枯れる原因になるので、注意しましょう。

観葉植物を枯らさないコツ① 「水やり」

  • 土の表面が乾いたらたっぷりとあげる
  • 回数は少ないくらいがよい

日当たりのいい場所じゃないと枯れてしまうのでは?

植物にとって太陽の光は欠かせませんが、実は日光が苦手な種類もあります。直射日光に当たると葉焼けを起こすこともあるため、観葉植物の品種に合った方法で日に当てるようにしましょう。特に夏場の直射日光は観葉植物には強すぎるため、注意が必要です。植物が最も嫌うのは急激な環境の変化です。日当たりを気にして頻繁にあちこち移動させてしまうと、観葉植物にストレスを与えてしまい、弱ってしまう原因になります。定位置を決めたら、あまり動かさない方が無難です。また、エアコンの風が当たる場所に置くことは避けましょう。

観葉植物を枯らさないコツ② 「日当たり」

  • 観葉植物の種類に合った日の当て方をする
  • 定位置から動かさない

大きな植物は枝を剪定してもいいの?

おしゃれな観葉植物も、伸びきってしまっていては、見栄えが悪くなるばかりか、風通しが悪くなり植物にとってもよいことはありません。こういった場合は、余分な枝や葉を剪定しましょう。枝や葉を剪定するのは少し勇気が必要ですが、思い切って切り落としてしまっても大丈夫です。剪定の時期は、観葉植物の成長期である夏がおすすめです。

観葉植物を枯らさないコツ③ 「剪定」

  • 風通しをよくするために、夏の時期に余分な枝や葉は思い切って切り落とす

鉢の中の土は隠した方がいいの?

観葉植物を植えてある鉢の中の土が乾燥しないように、“マルチング”をおすすめします。“マルチング”とは、鉢の表面の土をウッドチップや化粧石などで覆うことです。“マルチング”は、土の乾燥を予防するだけでなく、冬場は寒さから守る効果があります。観葉植物の中には、寒さに弱い品種もあります。それらを枯らさないためにも、できるだけ“マルチング”するようにしましょう。また、“マルチング”することで、見栄えもよくなります。“マルチング”の素材には、ウッドチップ、カラーストーン、ココファイバー、木の実の殻など、さまざまな種類があるので気に入ったものを使うとよいでしょう。

観葉植物を枯らさないコツ④ 「マルチング」

  • 土の乾燥予防、防寒対策のために、“マルチング”する

植物をこれ以上大きくしたくないときはどうしたらいいの?

植物を大きく育てたい場合、一回り大きいサイズの鉢に植え替えるのが一般的な方法です。しかし観葉植物が大きくなりすぎるのも困ります。そういった場合は、鉢の大きさを変えずに育てるようにしましょう。鉢の大きさは変わらなくても、植物の根は成長を続けます。しかし、根だけが成長してしまい根詰まりを起こすと、観葉植物が枯れる原因になるため、年に一回ほど、根の整理を行います。植え替えの際に、伸びきった余分な根は思い切って切り落とすようにしましょう。

観葉植物を枯らさないコツ⑤ 「根の整理」

  • 鉢の大きさを変えずに育てる場合は、年に一回くらいのペースで根を整理する

おすすめ観葉植物5選

ここで、比較的育てやすく、初心者にもおすすめの観葉植物をいくつか紹介します。

パキラ

日陰や寒さに強い品種です。

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00O1ZVDTC/

ゴムの木

室外でも育てられますが、成育温度は10℃以上必要です。

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B06XCLFTZ4/

ヒメモンステラ

葉の形がユニークで、見た目も楽しめます。

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01HLR0U36/

アンスリウム

鮮やかな赤色の花を楽しむことができます。

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01DY4D6XG/

ポトス

観葉植物の定番です。暑さにも強く、育てやすい品種です。

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00U5TQTT2/

まとめ

観葉植物はインテリアとして人気がありますが、空気を綺麗にし、乾燥から守るといった役割も果たします。そのほかにも、リラックス効果、ストレス軽減効果、モチベーション向上効果など、グリーンは人間にとってよい影響がたくさんあることがわかっています。観葉植物はあまり手をかける必要がなく、比較的丈夫なものが多いので、購入をためらっていた人も、気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。今回紹介した以外にも、つる性観葉植物なども種類もたくさんあって、育てやすいのでおすすめです。
株式会社Housmart
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部

中古マンション売買アプリ「カウル」を提供する「Housmart(ハウスマート)」が、購入や売却に必要な基礎知識・ノウハウ、資産価値の高い中古マンションの物件情報詳細、ディベロッパーや街などの不動産情報をお届けします。