冬を乗り越えるために知っておきたい! 賢い羽毛布団の選び方

2017.10.12
冬を乗り越えるために知っておきたい! 賢い羽毛布団の選び方
一日のうちで一番長い時間を過ごす寝具は、睡眠や生活の質に大きく関わってきます。できるだけよいものを安価で買いたいと思っている人も多いと思いますが、寝具の中でも羽毛布団選びは特に基準が難しいですよね。安いものから高級なものまで価格の差が大きく、羽の種類やメーカーもたくさんあります。買うときにどういう点を重視し、どのように選んだらいいのでしょうか? 羽毛布団選びに役立つ情報を紹介します。

羽毛布団はどんなところを重視すればいいの?

羽毛布団を選ぶにあたって気になるのが、なぜ価格の差が大きいのかということです。基本的には側生地の素材と羽毛の品質によって価格は決まります。

側生地の重要性

羽毛布団の側生地は素材によって肌触りや柔らかさ、軽さ、吸湿性などが異なります。糸の種類や国内生産かどうかなど、側生地の素材や品質は寝心地にも関係するので重要です。

中羽毛の重要性

羽毛布団のよさは、温度調節機能に優れているため秋から春にかけて長い期間使うことができる点や軽くて寝心地がよい点です。羽毛の品質によって、軽さや暖かさ、温度調節機能の質に影響します。

羽毛布団はどう選ぶの?

長く使えるのが魅力の羽毛布団ですが、寿命はあります。使用状況はもちろんですが、側生地の素材やダウンの品質などによっても寿命は変わってきます。

生地の選び方

生地の素材はシルクや綿、新合繊などの種類があります。シルクは綿と比べると光沢があり肌触りもよく、吸湿性にも優れています。しかし綿に比べると耐久性が少し劣ります。新合繊はポリエステルと綿を合わせたもので、肌触りはよいのですが吸湿性が劣るため蒸れやすくなっているものがあります。綿の繊維を細く長くしたものを生地に使っているものが、品質のよい羽毛布団の証です。

中羽毛の選び方

中羽毛はダウンとフェザーでできています。綿毛のようなふわふわとした部分がダウンで、羽の芯がある部分がフェザーです。品質表示にダウンとフェザーの割合が記載されていますが、ダウンの割合が高いものがよい羽毛布団になります。ダウンはグースとダックという二種類の鳥から採取されており、ダック、グース、マザーグースという順番で上質になります。耐久性の面でもマザーグースはグースより優れています。また、グレードのよい羽毛でも衛生状態が悪いと劣化してしまいます。羽毛を洗浄、殺菌、防臭加工をしているかどうかも大事なポイントになります。

まとめ

羽毛布団の選び方のポイントは掴めましたか? 生活において重要な役割を果たす寝具の中でも選ぶのが難しい羽毛布団ですが、賢く選んで寒い冬を乗り越えましょう!
株式会社Housmart
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部

中古マンション売買アプリ「カウル」を提供する「Housmart(ハウスマート)」が、購入や売却に必要な基礎知識・ノウハウ、資産価値の高い中古マンションの物件情報詳細、ディベロッパーや街などの不動産情報をお届けします。