【衣替えシーズン到来!】浴衣や水着など、夏服を収納する際の注意点とは?

2017.10.04
【衣替えシーズン到来!】浴衣や水着など、夏服を収納する際の注意点とは?
毎年衣替えの時期はタイミングや入れ替えが大変で悩みどころです。セールで新しい服が増えたあとだと収納場所が前回よりも無くなってしまうことも…。衣替えの際に押さえておきたいポイントや、夏しか着ることのないサンダル、水着、7部丈の服や浴衣などの収納術を紹介します。

来年着るのに差が出る!しまう時の「洗い忘れ」に注意!

来年着るのに差が出る!しまう時の「洗い忘れ」に注意!衣替えで夏服をしまうときに、そのまま収納ケースに詰め込んでいませんか。そもそも衣替えを考える前に、しまう予定の服を綺麗に洗う工程を忘れてはいけません。夏に着た衣類には冬物衣類に比べて汗や皮脂汚れが残っている場合があります。しっかり汚れを落とさずにしまうと黄ばみや臭いの原因になるので注意が必要です。普段の一時的にしまう際にはいいのですが、長期間の保管で汗や汚れがついたまま収納すると酸化や変色の原因になります。衣替えには必ず1度は洗濯をしてからしまいましょう。

自宅で洗う場合、すすぎ2回で念入りに洗濯する

自宅で洗う場合、すすぎ2回で念入りに洗濯する時短コースで洗える洗濯機が増えていますが、衣替えで長期間保管する前には衣類に適したコースでしっかりと洗いましょう。風呂の残り湯もこのときには使わずに丁寧に汚れを落とすことが大事です。

クリーニングに出す場合、ビニールカバーを必ず外す

クリーニングに出す場合、ビニールカバーを必ず外す衣替えでしまう前に衣類を丁寧にクリーニングに出すのはベストですが、終わったあとにそのまま収納ケースやタンスに保管していませんか。クリーニングで受け取るときに入れてもらうビニールカバーをかけたままだと空気の循環が悪くなります。熱や湿気がこもりやすくなり、衣類が変色したり、カビが生えてしまう可能性もあるので、カバーは外して1〜2時間ほど陰干ししてから収納しましょう。不織布のカバーの場合は通気性がいいのでカバーをかけたまま保管しても大丈夫です。

ごちゃごちゃしがちな水着の収納注意点

ごちゃごちゃしがちな水着の収納注意点海やプールなど夏のレジャーには欠かせない水着ですが、収納がしにくいので悩みものです。トレンドの水着を買い足すと何着にもなり、日焼け防止でラッシュガードがあるとさらにかさばります。学校で使うスクール水着も加わると数も多くなってしまいます。どのような収納が適しているのでしょうか。

水着の基本のお手入れ方法

水着の基本のお手入れ方法正しい方法で水着を洗わないと収納したときに変色や生地を傷める原因になります。プールの水には殺菌用塩素が含まれているので、そのまま水着を放置すると色落ちする可能性が…。脱いだらできるだけ早く水道水につけましょう。やりがちなのが、水着を絞って持ち帰ることです。型崩れの原因になるので脱いだあとは乾いたタオルに包んで持ち帰ると生地が傷みません。水着をそのまま長時間脱水機にかけるのは絶対に止めましょう。タオルで包むと水分がある程度とれるので、脱水機はかけるとしても数十秒で十分です。

水着を乾かす方法

水着を乾かす方法直射日光の下で水着を干すのは劣化の原因になります。ハンガーで形を整えてから風通しのいい場所で日陰干しをしましょう。早く乾かしたいからと乾燥機やドライヤーを使用するのはNGです。

水着の収納方法

水着は複雑な形をしているものが多く、収納がしにくくなります。収納ケースにそのまま畳んで入れている人が多いと思いますが、ジップ式の保存袋に入れると畳にくいものもすっきり収まります。水着の収納方法セパレートの水着や帽子なども同じ袋に入れて保管すれば探す手間がなく、まとめて収納できます。保存袋に入れることでコンパクトに収まり、立てて収納することが可能になるので効率的な収納になります。

合わせて知っておきたい、ビーチサンダルの収納方法

合わせて知っておきたい、ビーチサンダルの収納方法バラバラになりがちなビーチサンダルは長期間しまう前には汚れをしっかり落とし、よく乾いた状態で透明の保存袋に入れておくとセットになって扱いやすくなります。上下で重ねて箱に入れると下のものが取り出しにくくなるので、立てて保管するのがおすすめです。この方法でレジャーシートやビーチボールなども立ててプール用品一式として同じ場所に収納すると準備がしやすくなります。油性ペンで保存袋に中身を書いておくと、誰のものか一目で分かって便利です。

中途半端な7部丈の服の収納注意点

中途半端な7部丈の服の収納注意点7部丈や半ズボンなどは他の服と長さが違うので収納がしにくいのが悩みどころですが、基本的には収納ケースの高さやほかの服の畳む高さに合わせて畳むのを心がけましょう。洋服は長方形に畳むとすっきり見えます。上下に積み重ねて収納していくと奥のものが取り出しにくくなり、サイズが違うと余分な空きが出てデッドスペースが増えます。7部丈や半ズボンも長袖や半袖と同じように高さを合わせて畳み、収納ケースの中で「立てる収納」をすると取り出しやすくなって見た目もきれいになります。

来年も気持ち良く着たい!浴衣の収納注意点

来年も気持ち良く着たい!浴衣の収納注意点夏祭りや花火大会で浴衣は大活躍です。流行の可愛いデザインが次々に出て値段もお手頃なものが増えてきているので毎年買い換える人もいるのではないでしょうか。浴衣を楽しめるシーズンは限られていて収納する時間の方が長くなります。正しい収納方法で毎年綺麗な状態を保ちましょう。

浴衣の洗濯注意点

浴衣の洗濯注意点浴衣の長期間の保管前には必ず1度丁寧に洗いましょう。デリケートなものですが水洗いができるのかチェックをして「手洗い」か「洗濯機」などの記号があれば家庭で洗濯が可能です。昼間の風通しのいい日陰を選んで干しましょう。浴衣は洗えるものが増えていますが、帯は基本的に洗えないものと考え、汚れがひどいときには部分的に濡らしたタオルでたたいて落とすかクリーニングが基本です。子供用の帯は洗えるものもあるので表記を確認しましょう。

浴衣を乾かす方法

浴衣を乾かす方法浴衣を着るのは暑い時期なので汗をよくかきます。浴衣が汗を吸収しているので、脱いですぐにハンガーに一晩掛けておきましょう。シワやある程度の湿気がとれるのでお手入れがしやすくなります。またすぐに着る場合は一晩干したものを着ればOKです。

浴衣のアイロン方法

浴衣のアイロン方法浴衣を洗って形を整えて乾かせばある程度シワがのびますが、収納する前にはしっかりアイロンをかけてから入れておくと次に着るときに便利です。シワがある部分にあて布を当てて着物の形に沿って畳みましょう。帯は畳む他に巻いて収納するのもおすすめです。

浴衣の収納方法①

浴衣の収納方法①通常の斜めがけのハンガーだと浴衣に適した形ではないので型崩れの原因になります。浴衣は長いので干しておくと重みでシワをとることができます。和装ハンガーは1,000円未満で買えるものが多く、帯を一緒に掛けられるタイプなど機能的なものもあるので毎年着る人は用意しておくと便利です。

浴衣の収納方法②

「たとう紙」を利用した収納方法をご紹介いたします。「たとう紙」とは浴衣や着物を包む紙で和紙素材でできています。張りがあるのが特徴で、浴衣を包んだときにごわつかずにシワになりにくくなります。和紙でできているので通気性がよく、除湿効果があるのでカビ防止になります。浴衣を購入したときにたとう紙が巻かれている場合は捨てないようにすれば、そのまま保管するときに使用できます。たとう紙は湿気を吸い取るので使用期限があります。黄ばみが出たり、2年ほど使用したら交換するのがおすすめです。たとう紙はホームセンターや100均で手軽に手に入るので浴衣や帯1枚につき1枚を使うようにしましょう。

浴衣のベストな収納場所

浴衣のベストな収納場所浴衣を洗ってアイロンをかけたあとはたとう紙に入れて桐タンスに入れるのがベストです。桐タンスは吸湿性が高く、湿気やカビで浴衣が傷むのを防ぎます。桐タンスがない場合はたとう紙で浴衣を包み、通常の収納ケースに保管しても大丈夫です。その際には湿気の影響が少ない上部のスペースに収納しましょう。和装ハンガーにかけてクローゼットで保管する方がシワができにくそうですが、長時間の保管は浴衣の生地全体に重みがかかり型崩れの原因になります。浴衣は畳んで湿気対策をして収納するようにしましょう。

そのまま保管はNG!下駄やバッグの収納方法

そのまま保管はNG!下駄やバッグの収納方法浴衣と一緒に下駄やバッグも季節限定で長期間しまうものですが、ちょっとしたケアをして収納すると次も気持ち良く使えます。下駄は風通しのいいところに置いて湿気をとったあと、乾いた布で汚れを落とします。箱に乾燥剤を入れて収納しましょう。バッグはよごれを落として型崩れを防ぐために中に紙などを丸めて形を整えた状態で保管しましょう。

服も多くて丁寧なケアができない!そんなときは…

服も多くて丁寧なケアができない!そんなときは…丁寧なシミ抜きや保管が面倒くさい!という人はクリーニング店でまとめて収納してもらう方法もあります。クリーニング店でプロが保管してくれるので忙しくて手間がかけられない人におすすめです。「クリーニング」+「保管サービス」にシミ抜きやふっくら仕上げなどのケアがパックになっていて半年ほど預かってくれるので服を綺麗に保つことができます。集荷サービスをしてくれるところが多いので、しばらく使わない服を簡単に箱に詰めれば次に着るときにも楽に済みます。デリケートな服や毎年着たいお気に入りの季節服におすすめです。

まとめ

まとめ画像季節限定で楽しむアイテムは汚れたら使い捨てにするのではなく、ちょっとしたお手入れをするだけで長く使うことができます。家庭で洗濯できるものも増えているので、洗濯のポイントを押さえながら最適なお手入れで次の夏も気持ち良く使える衣替えをしてください。
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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