冬はお風呂で温まろう!「みかん風呂」の意外な効果とやり方を徹底解説!
2017.10.09

日本には昔から季節を楽しむ習慣があり、季節風呂もそのうちのひとつです。本格的に寒くなりはじめる11月、みかんを使った「みかん風呂」を楽しんでみませんか?市販の入浴剤もいいですが、昔ながらの一味違った方法で心も体も温まりましょう。みかん風呂の効果や作り方、注意点などを徹底解説します。
リモネンには保温作用もありますが、同時にピリピリとした刺激を感じる人もいるようです。熱いお湯だと刺激を感じやすいので、お湯の温度を40度以下にしておくと安心です。みかんの皮に含まれる豊富な成分をさらに抽出させようとしてお茶パックを揉んだり、皮を入れすぎるのも刺激が強くなる原因となります。しっかり乾燥させることで刺激が減るといわれているので、みかん風呂をするときはカラカラになるまで乾燥させてください。
みかん風呂の効果
みかんの皮は漢方薬の「陳皮」として昔から使われており、陳皮を粉にして飲むと風邪の引きはじめや胃の不調に効果があります。みかんの皮にはリモネンという精油成分が含まれており、リラックス効果が期待できます。美肌をつくるビタミンやクエン酸も入っているため、乾燥する冬のお肌を潤すことができ、体臭を消す効果もあります。冬のお風呂上りは寒くて辛いですが、みかんの皮には保温作用もあり入浴後50分ほど持続するので湯冷め防止にもなります。必要な材料、必要な道具
- みかんの皮5個分
- お茶パック
作り方
- 1.みかんの皮が5個分たまったら、綺麗に水で洗う。
- 2.風通しのよいところに広げて1週間~10日くらい陰干しして乾燥させる。
- 3.小さく刻んでお茶パックに入れる
- 4.みかんの皮を入れたお茶パックを浴槽に入れてよくかき混ぜる
みかん風呂で肌がピリピリするときは

みかん風呂から上がった後の注意点
みかんの皮にはソラニンという成分が含まれており、紫外線を吸収して色素沈着を起こす光毒性があります。入浴後に日光に当たるとシミになりやすいのですが、しっかり乾燥させたみかんの皮を使うことで、ソラニンの悪影響は軽減されます。お風呂から上がったあと、念のため体や顔を軽く洗い流すことをおすすめします。まとめ
みかん風呂についての情報はいかがでしたか? 柚子風呂や菖蒲風呂と同じくらい有名なみかん風呂ですが、実際にやったことがあるという人は多くないかもしれません。みかん風呂で寒さを乗り切りましょう。季節を感じるだけでなく健康にもいい季節風呂、月ごとにいろいろな種類があるので一年中楽しむことができます。ぜひやってみてくださいね。
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
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