コーヒーメーカーは無印がベスト? メーカー別おすすめマシンを紹介

2017.11.15
コーヒーメーカーは無印がベスト? メーカー別おすすめマシンを紹介
コーヒーが大好きで、1日に何杯も飲んでしまうという方も多いのではないでしょうか。嗜好品としてファンから愛されるコーヒー文化は年々発展して、家で本格的な挽きたてコーヒーを淹れることができるコーヒーメーカーも多種多様に進化してきました。今回は企業別おすすめのコーヒーメーカーをご紹介。最近コーヒーメーカーを発売した無印良品をはじめとした各ブランドをを比較しました。こちらを参考に毎日のコーヒーライフを充実したものにしてみましょう。

選ぶときに考える点

出典:https://item.rakuten.co.jp/a-price/4589919802449/

家で本格的なコーヒーが飲みたいと思い、コーヒーメーカーの購入を検討している方も多いと思います。しかしあまりにもたくさんの種類がありすぎて、どのように条件を絞っていけばいいのかわかりませんよね。そんな人のために、コーヒーメーカーを買うときに、注目すべきポイントを挙げてみました。以下を読んで、自分の好みにあったコーヒーメーカーを見つけてください。

容量

家族の中でコーヒー好きは何人でしょうか。家族4人とも毎朝コーヒーを飲むのに、1度に2杯分の容量しかないコーヒーメーカーでは不便ですよね。逆に、一人暮らしなのに6~8杯もできてしまうコーヒーメーカーがあっても持て余します。家庭に合わせたベストな容量のコーヒーメーカーを探しましょう。

掃除のしやすさ

コーヒーメーカーって、内部構造が複雑だと思いませんか? 豆を入れて挽くところ、水を沸かしてお湯にするところ、抽出したコーヒーをいれるポットなど、それぞれ使うたびに手入れが必要です。カフェラテ機能などがついているコーヒーメーカーであれば、さらに掃除の手間がかかることでしょう。どんな人でもできるかぎり、マシンのメンテナンスを簡単に済ませたいですよね。買うときに、掃除のしやすさをしっかりとチェックするようにしましょう。

価格

コーヒーメーカーの購入を検討している方ならお分かりでしょうが、値段は驚くほどピンキリです。2,000~3,000円のものもあれば、70,000~80,000円の高額コーヒーメーカーもあります。なぜ価格にこれほど差があるのかを知り、機能性や保証期間も合わせて検討して納得のいく価格帯のものを手に入れましょう。

デザイン

出典:https://item.rakuten.co.jp/nestle/0012359733/

無機質で飾り気のないコーヒーメーカーもあれば、心踊るデザインのおしゃれな品もありますよね。デザイン性を取るか、価格で決めるか、機能性を妥協するか、など悩んで決めなくてはいけません。ただ、キッチンのインテリアに違和感なくなじむデザインのものの方が、奇抜なものよりも長く愛用できそうですね。

豆挽機能

コーヒーは豆から細かく挽いて、その挽きたてにベストな湯加減と蒸らしを加えて淹れるのが一番と言われています。価格の安いコーヒーメーカーの多くは、挽いた豆の粉をセットして抽出する簡易的なタイプのマシンです。豆から挽きたてのおいしさを堪能したい方は、是非とも豆挽機能付きのコーヒーメーカーをお求めください。

企業別おすすめコーヒーメーカー

ではいよいよ、企業別におすすめのコーヒーメーカーを紹介していきます。容量・掃除のしやすさ・価格・デザイン・機能性のそれぞれの観点から見た特徴も併せて説明するので、購入前の参考にしてください。なお、以下のおすすめ品ではメーカー希望小売価格を掲載していますが、商品によっては店頭価格がはるかに安い場合があります。参考価格として捉えていただき、購入の際には各ショップでの販売価格を確認してください。

ネスレ

国内では一番多くのコーヒーメーカーを製造している大手カフェ会社のネスレ。コーヒーメーカーよりも、コーヒー豆などの商品で名を知る人も多いでしょう。

ネスカフェゴールドブレンド・バリスタ

出典:https://shop.nestle.jp/front/category/NescafeBarista

オーソドックスで初心者でもはじめやすい価格帯のこちらの商品。自宅ですぐにカプチーノが作れることで人気です。ボタン操作も簡単でわかりやすく、カラーも3色展開の上におしゃれなウッディタイプを選ぶこともできるので、機能性だけでなくデザイン性にこだわる人にも好評です。カフェインレスメニューもあるため、寝る前にコーヒーを飲みたい人にはぴったりですね。掃除はさっと水洗いで済みますが、掃除の際の部品取り外しと、掃除後の装着が面倒との声もあります。着脱のしやすさは改良の余地があるかもしれません。また、インスタントコーヒーのような味であるとの口コミも見かけるため、本格挽きたてコーヒーの味を求める人には物足りない可能性もあります。
  • 価格:6,256円(税込)
  • タンク容量:800ml
  • カラー:レッド・ホワイト・ウッディブラウン
  • サイズ:幅33,1cm×高さ58,9cm×奥行34,6cm
  • 保証期間:1年
↑ネスカフェゴールドブレンド・バリスタ

ネスカフェゴールドブレンド・バリスタ50

出典:https://shop.nestle.jp/front/category/NescafeBarista

ネスカフェゴールドブレンドの50周年記念に作られた記念マシンです。ノーマル商品に比べてボタンがシンプルに見やすくなりました。狭いキッチンの隙間に収納できるよう、形もよりスリムさにこだわり、より機能的になりました。クリーニング機能も搭載されているため、掃除の手間も以前より随分省けました。ファンの多いカプチーノ機能の内容もさらに充実しています。最新版のシャンパンゴールドは、ちょっとお高いですがデザイン性は抜群です。
  • 価格:7,980円(税込)
  • タンク容量:800ml
  • カラー:ピュアホワイト・プレミアムレッド・シャンパンゴールド(税込8,980円)
  • サイズ:幅15.5cm×高さ32.3cm×奥行30.6cm
  • 保証期間:1年
↑ネスカフェゴールドブレンド・バリスタ50

デロンギ

レトロでカラフルな昭和を思わせる可愛らしいデザインが、デロンギの最大の売りと言えるでしょう。その愛らしい見た目に惹かれてデロンギを選ぶ人も多数います。

ICMI4011

出典:http://www.delonghi.co.jp/products/detail/id/400

シンプルイズザベストとはこの商品のことだと言えます。コーヒーメーカーとして最低限の機能をシンプルに搭載した、合理的なコーヒーメーカーです。ドリップで淹れる一手間を省きたい。ただそれだけの目的の方にぴったりのコーヒーメーカーです。たっぷりと4~5人分入れることができ、保温機能もばっちりついているので、自分で淹れる手間が大幅にカットできます。ゴミの出ないペーパーレスフィルターが使えるので、掃除の手間もかかりません。それでいて、シンプル過ぎずにちょっとクラッシックな雰囲気を醸し出すデザインも人気の秘訣です。コンパクトなので邪魔にもならない上に、おしゃれな3色カラーから選べてこの価格は嬉しいですよね。「ためしにコーヒーメーカーを買ってみたい」という方にもぴったりの商品です。
  • 価格:5,965円(税込)
  • タンク容量:650ml
  • カラー:ホワイト・レッド・ブラック
  • サイズ:幅18cm×奥行20cm×高さ27cm
  • 保証期間:1年

CMB6

出典:http://www.delonghi.co.jp/products/detail/id/370

デロンギ商品の最大の魅力である、カラフルな8色カラーのコーヒーメーカーです。選びだすと決まらない魅力のあるカラーばかりで、ちょっとレトロで昭和な雰囲気がたまりません。サイズもコンパクトなので置き場所に困らず、掃除の手間もかからない点も嬉しいポイントです。もちろんペーパーレスフィルターを使うこともできます。しかしデザイン性の高さで評価できる反面、故障が多いとの評判も耳にするので、購入前にネットショップのレビューなどによく目を通すことをおすすめします。
  • 価格:15,790円(税込)
  • タンク容量:780ml
  • カラー:ホワイト・レッド・ブラック・マゼンダ・ブルー・グリーン・イエロー・オレンジ
  • サイズ:幅17cm×奥行26cm×高さ29,5cm
  • 保証期間:1年

デディカ

出典:http://shop-casa-delonghi.com/SHOP/0132106129.html

家で本格的なエスプレッソやカプチーノを楽しむことができるマシンです。見た目もスタイリッシュで近未来的なデザイン。カプチーノやカフェラテの泡も付属のミルクフロッサーで簡単に作ることができます。おしゃれなコーヒーショップで口にするようなカフェメニューを家で再現できる、カフェ好きにはたまらない一品です。タンク容量も1リットルととても大きいので、来客の多いお宅には1台あると便利です。ただしその分サイズが大きく、掃除の手間もかかります。写真を見てもわかる通り、手前にかなり大きなハンドルが突き出しています。さらに右側にはミルクフロッサーが飛び出しているため、置き場所には余裕を持った方がいいでしょう。
  • 価格:42,984円(税込)
  • タンク容量:1,000ml
  • カラー:メタルシルバー・ブラック・レッド
  • サイズ:幅15cm×奥行33cm×高さ30,5cm
  • 保証期間:1年

象印

デザイン面では遊びが少ないものの、真空ポットの性能の良さや無駄のない設計から、根強いファンの多い象印。掃除のしやすさに特化しているのも、選ばれるポイントの1つです。

珈琲通EC‐KT50

出典:https://www.zojirushi.co.jp/syohin/coffee-maker/eckt/index.html

豆挽機能の付いていないコーヒーメーカーとしては、少し高い気がしますよね。しかし価格ドットコムなどで調べた2017年10月現在の最安値はなんと5,000円代。最安値ショップを探す手間さえかければ、リーズナブルな買いものになるのではないでしょうか。カルキ除去の浄水機能と、ポットの魔法瓶機能はさすが象印ということができます。保温効果の高さも口コミなどで定評があります。デザインもシンプルでカラーも人気の高い2色のみなので、見た目よりも機能性重視の方におすすめしたいシンプルなコーヒーメーカーです。
  • 価格:17,820円(税込)
  • タンク容量:675ml
  • カラー:ダークグリーン・レッド
  • サイズ:幅24cm×奥行16.5cm×高さ31.5cm
  • 保証期間:1年

珈琲通EC‐NA40

出典:https://www.zojirushi.co.jp/syohin/coffee-maker/sp_contents/index.html

豆の挽き分けと抽出濃度を4段階コントロールできる、全自動のコーヒーメーカーです。全自動なのに抽出までの時間がかからないのも嬉しいですね。豆の持つおいしさを引き出す95℃という絶妙な温度設定で抽出するため、挽きたての豆のおいしさをとことん堪能できるマシンです。しかも豆を挽くミルケースごとまるまる取り外し可能で、掃除も水洗いで簡単にすることができます。こちらのマシンは抽出口に直接カップをおいてコーヒーを淹れられます。その際に間違って4杯分の抽出ボタンを押してしまっても、カップからコーヒーが溢れたらすぐにセンサーが感知し抽出をストップしてくれるのです。ただ1つ、デザイン面での評価は高いとはいいがたいシンプルな見た目で、色もブラックのみと選ぶことができません。デザインよりも機能性と掃除のしやすさを重視する方におすすめです。
  • 価格:20,698円(税込)
  • 参照URL:https://item.rakuten.co.jp/emedama/4974305210838/
  • タンク容量:540ml(約4杯分)
  • カラー:ブラック
  • サイズ:幅24cm×奥行25cm×高さ37.5cm
  • 保証期間:1年

パナソニック

電化製品メーカーとして実績のあるパナソニック。さすがはパナソニックと言いたくなるほど、機能面や手入れのしやすさには定評があります。

沸騰浄水コーヒーメーカーNC-A56

出典:http://panasonic.jp/coffee/products/NC-A56.html

全自動のパナソニックのコーヒーメーカーです。①豆を挽く→②注湯→③コーヒーの粉を蒸らしてから抽出→④保温、というように、豆と水を入れてスイッチを押せば、本格的な引き立てコーヒーが簡単に飲めてしまう優れもののマシンです。豆の挽き分けや淹れ分けができるちょっと上級者向けのコーヒーメーカーなので、本格的に挽きたて豆の味を堪能したい方向けのマシンといえるでしょう。手入れはさっと水洗いで済むので簡単との口コミが多数。保温温度がかなり高いので、油断してやけどしないよう注意してくださいね。デメリットは、強いて言うならばデザインでしょう。とにかくほぼすべてのパーツが真っ黒なのでキッチンカウンターなどに置くと、かなりの体積で目立つ上に圧迫感があります。機能やコスパはよくとも、デザイン面で今一つというもう一歩のマシンです。
  • 価格:23,446円(税込)
  • タンク容量:670ml(約5杯分)
  • サイズ:幅22.0cm×奥行24.5cm×高さ34.5cm
  • 保証期間:1年間
  • 参照URL:https://youtu.be/AFQ0riFFLds

コーヒーメーカーNC‐R400

出典:https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/e512492h/?l2-id=pdt_shoplist_title#10613069

コーヒーメーカーとしては無難中の無難と言える商品です。手入れもしやすくデザイン性も高い上に、ミル機能もついています。安すぎもせず高すぎもしないせいか、手に取りやすい商品として人気です。掃除の手間もかからない上にコーヒーができあがるまで1分未満というスピーディーさは魅力ですよね。
  • 価格:16,131円(税込)
  • タンク容量:680ml(約5杯分)
  • カラー:カフェオレ(上記写真)・レッド
  • サイズ:幅24.5cm×奥行17.0cm×高さ30.0cm
  • 保証期間:1年間
  • 参照URL:https://youtu.be/slRw3MhiJI8

無印良品

出典:https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738398165

豆挽機能から抽出まで、こだわりぬいた無印良品唯一のコーヒーメーカー。数千円の他社製品に比べると高く感じるのですが、全自動と思えば相場と言えるでしょう。一度でも全自動のコーヒーメーカーのおいしさを堪能してしまった人は、その後も挽きたてコーヒーのおいしさが忘れられないと言います。そんな方には無印良品のマシンがおすすめです。こちらのコーヒーメーカーにはタイマー機能がついているため、朝起きてすぐに挽きたてコーヒーを味わうことができます。上述した象印の「珈琲通」という商品が95℃での抽出にこだわったのに対し、無印のこちらのマシンは87℃に設定されています。各社、コーヒーのベストと思われる温度にこだわっての温度設定。隣に並べて飲み比べてみたくなっちゃいますよね。無印は挽きたてのおいしさにこだわるため、20分以上は保温しないとうたうほどの徹底ぶり。ミルケースは定期的に掃除をしないといけないのでそれなりの手間はかかりますが、おいしいコーヒーへの貪欲な追及が、コーヒー好きにはたまらない味を生み出します。鮮度の高い信頼できる味をだすために、同じ無印のコーヒー豆を推奨しています。デザインはシンプルで、「無印良品らしい」と言えますよね。
  • 価格:32,000円(税込)
  • タンク容量:520ml
  • サイズ:幅14.5cm×奥行28.5cm×高さ34.5cm
  • 保証期間:1年

無印で買えるコーヒーの関連商品紹介

出典:https://www.muji.net/store/list/%E9%9B%91%E8%B2%A8%E3%83%BB%E6%97%A5%E7%94%A8%E5%93%81%2B%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%2B%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E7%94%A8%E5%93%81%E3%83%BB%E9%A3%9F%E5%99%A8%2B%E7%A3%81%E5%99%A8

無印にはコーヒーメーカーは1つしかありません。商品開発にも販売方法にもシンプルで無駄のない無印良品らしさを感じることができます。コーヒーメーカーと合わせて揃えたい商品を、以下に紹介します。
  • オリジナルブレンドコーヒー豆:990円(税込)
  • コーヒーフィルター:84円(税込)
  • 磁器マグカップ:800円(税込)
  • 参照URL:https://www.muji.net/store/

返品・交換はできるのか?

各社のコーヒーマシンが不良品であった場合などは、動作不良箇所を報告したのち、修理や返品処理をすることができるでしょう。修理に出した際に不具合パーツのみ交換してくれることもあります。使用頻度に関わらず、保証期間を過ぎた商品に関しては、各社の対応は異なるようです。お湯漏れなどの気になる不具合がある場合は、すぐに連絡することをおすすめします。

まとめ

各社のコーヒーメーカーを比較して紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。味にこだわらず、安価で手入れの楽なものを選ぶのか。豆挽機能の種類が豊富な、とことん味と質にこだわるマシンを選ぶのか。上記の紹介商品を見ても悩み抜いてしまいそうですよね。自宅のカフェライフを充実させるために、選ぶべきポイントを比較して、満足のいく検討に役立ててください。photo by 無印良品公式HP
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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