睡眠の友「マットレス」を徹底解剖してみた
2017.11.10

人間は人生の3分の1を睡眠時間に費やしているといいます。それほど長い時間を睡眠に費やすのですから、使うマットレスも自分に最適な寝具を選ぶべきです!しかし、マットレスはいろいろ種類があって、どれが自分に合っているのかよく分からないですよね…。今回は、マットレスの選ぶポイントと種類に、おすすめのメーカーをご紹介します。
出典: http://www.bed-selection.com/matt_select/pocket_vs_bonnel.html小売店などで多く販売されているコイル系マットレスです。コイルスプリングが1つずつ独立して、袋に入った構造になっています。日本ではビジネスホテルなどで多く採用されています。
出典:http://www.xn--4bsr9nstg.com/shingu/futon03.htmlウレタン(スポンジ)を加工して作られたマットレスです。寝心地は柔らかく、身体がゆっくりと沈み込みので、包まれるような感覚が特徴です。
出典: http://jp.tempur.com/mattress/cloud/supreme-21-TJP1076M.html主に低反発マットレスを販売しているベッドメーカーです。テンピュールシーリーのマットレスに使われている低反発材は、宇宙機構「NASA」にも採用されている高品質のウレタン材になります。世界レベルの品質と寝心地を重視したマットレスを求めている人におすすめです。
・商品URL:http://jp.tempur.com/mattress/cloud/supreme-21-TJP1076M.html
出典: http://www.serta-japan.jp/mattress/pos_list/pos_normal/主にポケットコイルマットレスを販売しているベッドメーカーです。ドリームベッドが扱っているブランド「サータ」のマットレスは、6年連続全米売上No. 1を誇り、世界の高級ホテルにも採用されています。比較的「固め」の作りで、高品質のポケットコイルを使用しているので、腰痛にお悩みの人は1度使ってみる価値アリです!
出典:http://www.serta-japan.jp/mattress/pos_list/pos_normal/
出典: http://interior.francebed.co.jp/products/model.php?k=2&b=0002&t=none&m=020548日本の老舗ベッドメーカーで、主にスプリングマットレスを販売しています。比較的「固め」の寝心地で、通気性にも優れた構造が特徴です。国産でありながらロープライスが魅力で、日本人に特化したマットレスになります。
出典http://interior.francebed.co.jp/products/model.php?k=2&b=0002&t=none&m=020548
マットレスを選ぶポイント
1.寝返りがしやすいか確認
「寝返り」は身体の健康の為に必要不可欠な行動です。人間は同じ姿勢で寝続けると、リンパの流れや血行が悪くなり疲労が溜まりやすくなります。結果、疲れがとれなかったり、腰痛を起こすなどの悪い症状を発す危険があります。健康を維持する為にも、マットレス選びは重要なんです。2.通気性が良いか確認
マットレスは通気性が悪いと、ダニやカビなどが発生しやすくなります。これらは身体に悪いのはもちろん、アレルギーを持っている方は症状が悪化してしまう危険あります。生産国がどこなのか。マット生地の素材に何が使われているかなど、確認して安全品質のマットを選ぶようにしましょう。マットレスの内部構造
マットレスは製品によって内部構造が異なります。使われている素材によって、固さや寝心地が違い、それぞれに特徴があります。今回は、基本的なマットレス4種類をご紹介します。コイル系
ボンネルコイルマットレス

メリット
- 耐久性に優れている
デメリット
- 重量がある
ポケットコイルマットレス
出典: http://www.sterior.com/mattressbed/pmbed.phpポケットコイルはボンネルコイルよりランクが上位の優れた素材になります。ボンネルコイルよりも高品質で、耐久性が高まる二重圧縮加工が施されています。マットの構造は「ボンネルコイルマットレス」と同じで、コイルが1つずつ、独立した状態で袋に入っています。メリット
- 体圧分散率が高い
- 振動が伝わりづらい
デメリット
- ボンネルコイルより価格が高い
ノンコイル系
その名のとおりコイルを使用していないマットレスのことを指し、主にウレタン素材を使用したマットレスが分類されています。高反発ウレタン
出典:https://www.achilles.jp/product/manufacturing-facility/airlon/high-repulsion/ウレタン(スポンジ)を加工して作られたマットレスです。寝心地は固く、反発力に優れています。寝返りがうちやすい素材でもあるので腰への負担が少ないのが特徴なので、腰痛の人におすすめのマットレスになります。メリット
- 通気性が良い
デメリット
- 当たりハズレがある
低反発ウレタン

メリット
- 保温性に優れている
デメリット
- 寝返りがうちづらい
腰痛持ちの方はこんなマットレスを選ぶべき
腰痛持ちの人は「固め」のマットレスを選ぶようにしましょう。固めのマットレスは体圧分散率に優れているので、無理なく寝返りがうてます。自然な寝姿勢を維持しながら睡眠がとれるので、腰への負担軽減に繋がります。逆にNGなのは、低反発系などの「柔らかい」マットレスです。低反発マットレスは身体が沈み込み、包むこむような寝心地が魅力ですが、寝返りがうちづらくなるため、腰痛持ちの人には逆効果になります。お手入れ方法
マットレスを清潔かつ、長く使うためには日々のお手入れが重要です。健康のためにも、正しいお手入れをするようにしましょう。布団掃除機を使う。
洗濯機などで洗えないマットレスは、布団掃除機を使って掃除をするようにしましょう。布団掃除機を掛けた後、できれば日陰干しをして湿気を取り除くのをおすすめします。マットの前後、裏表を入れ替える
マットレスを同じ向きで使い続けると、同じ部分に負荷が掛かってしまいヘタリが早く、マットレスの寿命を縮めてしまいます。なので定期的に前後、裏表のローテーションをするようにしましょう。そうすることでマットレスの寿命が延び、長く使うことができます。オススメのベッドメーカー
日本でも購入できる、おすすめのベッドメーカーとマットレスをご紹介します。1.テンピュールシーリー

- 商品名:「クラウドスプリーム21」
- 価格:205,200円(税込)

2.ドリームベッド


- 商品名:サータ 「ポスチャーノーマル」
- 価格:124,200円(税込)
3.フランスベッド


- 商品名:「DTー200」
- 価格:56,160円(税込)(S)
- 66,960円(税込)(M)
- 77,760円(税込)(D)
- 88,560円(税込)(WD)
- サイズ:幅970mm、高さ230mm、奥行1950mm(S)
- 幅1220mm、高さ230mm、奥行1950mm(M)
- 幅1400mm、高さ230mm、奥行1950mm(D)
- 幅1540mm、高さ230mm、奥行1950mm(WD)
まとめ
マットレスの選ぶポイントと種類に、おすすめのメーカーをご紹介しました。人の身体は十人十色なので、どのマットレスが合うかは本人でないと分かりません。なので、情報だけでネットで買うのではなく、実際にお店に行って寝くらべてみるのが1番です。よろしければ、購入時の参考にして下さい。無印良品のベッドの選び方についてもご紹介してあるのでご覧ください!
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
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