多肉植物の寄せ植えって実は超簡単!誰でもできる寄せ植えの方法や寄せ植え先の鉢も一挙紹介!
2017.11.21

ぷっくりとした肉厚で愛らしい姿に、彩度低めの落ち着いたカラーが多いことからも癒しを得られ、加えて、育てやすいということから、特に20代から40代の女性に人気があり、今や定番人気となりつつある「多肉植物」。3年ほど前から「タニク」と呼ばれ始め、その「タニク」が好きな女子のことを「多肉女子」と言われるようになっている程です。これほどの人気には、自生地が砂漠地帯など過酷な環境から、長い年月の間に、からだ全体に水分を貯めることができるようになったという変わった生態もあるのではないかと思います。健気に一生懸命に今日まで生きてきた様子から、特に日々仕事で忙しくしている女子は、勇気を貰ったりもしているのではないかと思います。今回は、そんな「タニク」にお家の中のおしゃれな存在にもなってもらい、インテリアとしても魅力を放ってもらおうと、「寄せ植え」にフォーカスしてお届けしようと思います。
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出典:http://www.saboten-misairu.com/この様に、オリジナリティ溢れる世界を演出するのも素敵でしょう。時間の経過やストーリーという観点から考えるのも一つの方法です。
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寄せ植えとは
同種あるいは異種の植物を、寄せ集めて配置よく、鉢など一か所に植えることです。または、その植えたものとなります。ひとつの場所で複数の植物が楽しめ、また、オリジナリティ溢れる世界観を演出したりもできます。
寄せ植えをする際のポイント
置く場所を決める
寄せ植えをする植物は、適する環境が同じもので、同じ様な育て方で良いものにしないと、なかなか皆元気に生育しません。ですので、まず最初に置く場所を決め、その場所に適したもので寄せ植えをすると良いでしょう。逆に、お部屋に置きたい、飾りたいものがある場合は、それに合わせて場所を作ってあげましょう。多肉植物は、自生地によって生育する時期に大きな違いがあり、生育時期別に水やりの頻度が変わるなど、管理のポイントが違い、育て方が異なってきます。大きく3つのタイプに分けられますので、こちらを参考に、置く場所に合うもの、もしくは、置く場所を考えてみましょう。生育時期別3タイプ
夏型
熱帯地方、夏に雨が多く降る地域が自生地の種類は、夏に生長が活発になります。強い日射しを好み、20℃以上高めの気温でよく育ちます。代表的なものは、アロエ、カランコエ、ユーフォルビア、パキポディウム、アボニア、アガベ、コチレドン、クラッスラ、アデニウム、エケベリア、オロスタキス、ガステリア、グラプトペタルムなどです。冬型
高地や高山など、気温の低い地域に自生する種類は、冬に生長が活発になるため、冬型となります。5℃~20℃の気温でよく育ちます。日本の、高温多湿で熱帯夜がある夏は苦手な種類です。代表的なものは、アエオニウム、リトープス、セネキオ、ダドレア、フォーカリア、コノフィツムなどです。春秋型
アメリカ、メキシコ、ヨーロッパなどが自生地のものです。春と秋の、10℃~25℃の過ごしやすい季節に生長が活発になります。暑すぎる、寒すぎる時期は休眠してしまいます。代表的なものは、セダム、セネキオ、ハオルチア、クラッスラ、センペルビブム、ガステリア、エケベリア、オロスタキス、グラプトペダルム、アドロミスクス、パキフィツムなどです。作りたいイメージを決める
器もこの時点で一緒に決めますので、器も含めて考えましょう。器からイメージを膨らませる方法もあります。最近は、器でなくリースに寄せ植えなどもありますが、最初は器に寄せ植えがよいと思います。メインを決めると、スムーズに決まり易くもなりますので、こちらの方法からでもよいでしょう。 イメージが固まってきたら、実際に、いろいろと試し置きをしてみることをおすすめします。色や形を統一する
多肉植物には、カラーはグリーン、レッド、ブルー系があり、成長のタイプも3種類あります。広がる、這う、上に伸びるの3タイプです。これらの中から「統一感」を念頭に置きながら決めると、すっきりと洗練された寄せ植えに仕上げられます。高低差をつける
奥行き感、立体感に加え、ナチュラルさも演出できるでしょう。また、三角形やシンメトリーを意識して植えると、安定感から安心感も感じやすくなります。纏まりは、高低差をつけたほうが良くなったりしますので、その場合は、少し高さのあるものを先に植えるとよいでしょう。小さな世界を作る

多肉植物の寄せ植えに適した器 厳選15選!
ここでは多肉植物の寄せ植えにピッタリな器を15個、紹介します!作りたいイメージの参考にもなるかと思います。ブリキ素材
ジョウロ

ゼリーカップ

パウンド型

リメイク缶

ガラス
ロック型 テラリウム

フランス ガラスゼリー型

陶器
ふね型

植木鉢

ハンギング
マクラメ

テラリウム

ウッド

コンクリート

ストーン

エナメル マグカップ

モス ポット

寄せ植えに準備するもの
器
適した器厳選15選でイメージが決まったかもしれませんが、補足説明です。植木鉢はもちろん、マグやブリキ缶など底に穴が開いていない器も使えます。自分が好きな器の方がテンションが上がるでしょうし、育てる楽しみがあると思うので、器として好きなものを使ってみてください。ただ、水やりが楽なのは穴の開いたものとなります。ですので、初めてで不安な方や管理が楽なほうがよい方は、底に穴の開いている器をおすすめします。ブリキ缶でしたら、底に穴を開けてしまうのも良いかもしれません。大きさも自由です。初めての方は、最初は小さめの器の方が簡単ですし、寄せ植えの世界観を表現しやすいため、そちらの方が良いでしょう。まずは、蕎麦猪口くらい(約直径80×高さ60mm)を目安にするのがおすすめです。もし浅い鉢でも、植物を掘りおこしたときに土がついてくる根の部分をほぐして植えれば、基本大丈夫でしょう。ただ、早いサイクルでの植替えが必要となります。苗
前述の通り、原産国や地域が同じなど、適する環境が同じか近いものにすることが大切です。原産国や地域が同じなものは、基本的に生育期が同じですから、水やりのタイミングなど育て方も同じで、初心者でも楽な側面もあります。その上で、決めたイメージから、カラーや生育タイプを選びます。お店の人に相談したり、ネットなどで検索したりしながら決めるのも良いでしょう。土
水はけのよいものを使用しましょう。水はけの良い代表的な土は以下の3種です。また、小さい器には細かい土と、器のサイズによって、土の細かさも変えましょう。- 赤玉土…弱酸性の土で有機物質を含みません。園芸に適しており、園芸用土の王座的な存在です。特に、3号鉢(直径9cm)以上のものには入れると良いでしょう。
- 鹿沼土…水分を含んでいると黄色で、乾燥すると白くなる土。簡単に乾燥状態が判断しやすいので便利です。
- 日向土…ボラ土とも呼ばれ、排水性と通気性が良い、軽石のような感触の土。
新聞紙
作業台、作業スペースの汚れを防ぐために、最初に敷きます。土入れ
園芸用の土入れ。小さいシャベルや、小麦粉や砂糖をすくうスクープなどでも。ペットボトルをカットして作ることもできます。
ピンセット
寄せ植えでできた隙間にさらに苗を加えたり、苗を土に挿す前に軽く穴を作ったり、苗を土にしっかり植え込むとき、細かい苗を植えるときなどにあると便利。また、不要なものを取り除いたりと、特に小さな寄せ植えには、有ると何かと便利でしょう。ソイルスティック(木製の棒/マドラー)
器の形に沿ってしなるような、硬すぎない木のマドラーがおすすめです。寄せ植え中や最後に、こちらを土に挿し、土を下に押し込み、隙間を埋めて土を馴染ませます。コーヒーショップなどにあるものなどが最適でしょう。割り箸でも代用できます。軽石・鉢底石(*特に深さのある器の場合)
パミスとも呼ばれ、非常に軽く、水はけを良くするため器の底部に敷きます。砂利や炭でも代用可。鉢底ネット(*器の底に穴が空いている場合)
器の底に穴が空いている場合、軽石や土が漏れ出てこないように、ネットを鉢底の穴より大きくカットして入れます。水はけができるように、穴を塞がない程度の大きさの石などで、代用が可能でしょう。フラワーアレンジ用ワイヤー(*必要な場合)
Uピンのようなかたちに加工して、苗を押さえたいときに、軽く固定する形で使用します。多肉植物の大きさで太さを選択しましょう。針金やUピンでも代用可能です。ハサミ(*必要な場合)
ワイヤーを切るのに使用。普通のクラフト用のハサミで大丈夫です。トレー(*必要な場合)
新聞紙があればなくても良いのですが、最終アレンジしたものを仮置きしておいたり、危険性も否めない、ピンセットやハサミなどを置いておくなど、有ると便利かもしれません。薄手のゴム手袋(*必要な場合)
こちらもなくても良いのですが、土を触ったりしますので、必要と思われる方は用意すると良いでしょう。寄せ植えの方法
土が乾燥した状態のものにする
土が湿った状態での作業は、購入時のプラスチックの鉢から抜いたときに、土がほぐれ難いことがあります。ですので、土が湿っている場合は鉢から抜いて、新聞紙の上などで数日間乾かしてから寄せ植えしましょう。苗を整える土が乾いている状態でしたら、新聞紙の上で、購入してきた時のプラスチックの鉢の部分を指で数回揉み、土をやわらかくしたら、苗を持って上向きにゆっくりと引き出します。逆さにして取り出さないようにしましょう。土が葉と葉の間に挟まると取れにくく、仕上がりの見た目が悪くなってしまいます。苗が群生しているものは、苗を鉢から引き出したあと、根の下半分の絡み合った部分をちぎります。そうすることで、苗が分かれやすくなるのです。その後、残った上半分の根をほぐしていきます。その際、余分な土を落とします。古くて機能していない根も一緒に落ちるでしょう。そのうちに、自然と苗と苗の分かれ目が分かってくるので、そこで苗と苗を分けていきます。その際に、苗の下葉もきれいに取り除きましょう。そして、トレー上になんとなくレイアウトして置いてみたり、新聞紙上に、メインとサブメインなど、分けて並べてみます。すると、植えるときに分かり易いでしょう。器におおまかにレイアウトする
苗を鉢の中に入れ、最終的にイメージを固めます。葉の大きさや、生長タイプ、色など、全体のバランスを見て決めましょう。1/3量の土を入れる
器の底に水はけ用に穴が空いている場合は、穴から軽石や土が漏れ出てこないように、ネットを鉢底の穴より大きくカットして敷きましょう。そして、深さのある器の場合には、水はけを良くするために軽石を底部に入れます。その後、土入れを使い、土を入れます。量は、器の高さの1/3程度。このとき、詰め込まず、ふわっとさせておきます。メインになる苗を植える
片手で苗を持ちながら、土を足します。このとき、器の側面に沿うようにソイルスティックを差し込み、土をしっかり下の方まで送り込みます。必要なときには、U字にし、ハサミで器の高さより短くしたワイヤーを使用しましょう。サブメインとなる苗を植える
続けて、必要であればピンセットを使い、サブメインとなる苗を植えます。 ここでもソイルスティックで、土をしっかり下の方まで送り込みましょう。その後、自然な形に仕上げるため、メインとサブメインの隙間を埋める苗を、ピンセットで軽く土に穴を作り、ピンセットを使い植えます。メインとサブメインに挟まれて、姿形が見えなくなってしまう可能性がありますが、より自然体に近づけるためにはスカスカでない方が良いので、必要なのです。最後に全体を見回して、植えている最中に倒れてきた苗を直したり、調整をします。このときにも、U字型ワイヤーを使えるでしょう。完成したら、よく日光に当て、育て始めましょう。水やりについては、多肉植物には水が未だあって、土が乾燥していたら与える程度で基本大丈夫です。まとめ
多肉植物の寄せ植えについてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。一年に一度くらいのペースで植え替えをしたり、生育期にこまめに水やりをするなどすれば、あとはさほどお世話をしなくても基本元気に育ってくれるので、ストレスにもならずに育てられるでしょう。寄せ植えで、インテリア性や空気清浄効果も高まるでしょうから、素敵な魅力も高まりますね!これからの時期にも雰囲気ぴったりなタニクの寄せ植え、オーナメントプランツとも言われる「デコニク」。ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
マンションジャーナル編集部
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