多肉植物の葉挿し・株わけ・さし木のやり方を大公開!
2017.11.21

葉がカラフルで美しく、肉厚でプニプニした感じがかわいらしい多肉植物が今人気を集めているのを知っていますか? 多肉植物は葉の形もカラーも多種多様で、種類が豊富にあります。また、丈夫で育てやすく、価格も手ごろなものが多いのも特徴で、初心者にもおすすめです。多肉植物は、実はとても簡単に増やすことができます。さまざまな種類を増やして、寄せ植えを楽しむのもよいでしょう。多肉植物を増やすには、葉挿し・株わけ・さし木といったやり方がありますので、順にご紹介します。
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葉挿し
多肉植物を増やす方法の1つに、「葉挿し」というやり方があります。葉挿しとは?
「葉挿し」とは、多肉植物の“葉”を使って増やす方法です。多肉植物の葉を誤って株から取ってしまったときなど、そのまま捨ててしまわずに、葉挿しをして増やしてみましょう。間引きをしたあとの葉も葉挿しに利用することができます。葉挿しに必要なものとは?
葉挿しの際に必要なものは、増やしたい多肉植物の“葉”と“土”だけです。水は必要ありません。また、土は乾いたものを用意します。葉挿しをしてみよう!
葉挿しのやり方はとても簡単で、多肉植物の葉を乾いた土の上に寝かせて置くだけでできます。このとき、葉を土に挿す必要はありません。また、なるべく直射日光があたらない場所に置いておくようにしましょう。しばらく経つと葉から根が出てくるので、その部分に土をかぶせて、少しずつ水をあげるようにします。水分は少しあれば大丈夫ですので、霧吹きでかける程度で十分です。その後、新しい子株が出てきたら、別の鉢や容器に植え替えるようにしましょう。新しい子株の成長につれて、葉挿し用の葉は枯れていきますので、完全に枯れてから取り除きます。子株には水分と日光を与えるようにしましょう。葉挿しをしやすい多肉植物は?
子株が出やすく、葉挿しに向いている多肉植物には、以下のような種類があります。虹の玉

ブロンズ姫

白牡丹

株分け
多肉植物は、「株分け」でも増やすことができます。株分けとは?
株分けは、大きくなりすぎたり、増えすぎたりした子株を分けることをいいます。地下でつながっている茎や根の部分を分割し、別々の個体として独立させます。多肉植物の植え替え時に併せて行うとよいでしょう。株分けに必要なものとは?
株分けに必要なのは、株分けする“多肉植物”と清潔な“土”です。株分けをしてみよう!
株分けをする際は、まず、多肉植物を、傷めないように鉢から引き抜き、根に付いている土をよく落とします。土が湿っていると落としづらいので、株分けを決めたら、その1週間くらい前から水やりを控え、土が乾燥した状態で株分けするようにしましょう。土とよく落としたら、茎と根の部分を分けるように切ります。元の株から茎を切り落とす際に、根の部分も茎に一緒に付くように注意します。このとき、伸びすぎてしまったり、古くなってしまったりした根は、整理してしまって構いません。きれいに切りそろえるようにしましょう。ただし、このときに、新しい根を切ってしまわないように気をつけましょう。株分けは、前項で紹介した“葉挿し”と違い、すでに根が付いている状態ですので、株を分けたら、それぞれをそのまま土に植えても大丈夫です。使用する土は、雑菌の入っていない、新しい清潔なものにしましょう。また、株分けした多肉植物を植えてすぐに水を与えると、株が腐ってしまうこともあるので、数日待ちましょう。さらに、直射日光のあたらない、風通しのよい場所に置くようにします。株分けをしやすい多肉植物はあるの?
株が大きくなりやすかったり、子株が増えやすかったりする多肉植物は、株分けをして増やすとよいでしょう。また、株分けは、ほかの増やし方よりも失敗が少ないので、初心者におすすめのやり方です。 株分けに向いている多肉植物は、以下のような種類です。ハオルシア

エケベリア

アガベ(セルシー錦)

さし木
株がひょろひょろと長く伸びてしまった多肉植物は、「さし木」をして増やしてみましょう。さし木とは?
「さし木」は、多肉植物に限らず、植物の茎や脇芽の部分を使って増やす方法です。長く伸びて、見た目が悪くなってしまった多肉植物の株の剪定時に切り取った茎や、誤って折ってしまったものなどを使うことができます。さし木に必要なものとは?
さし木の際に必要なものは、多肉植物の“茎”や“脇芽”の部分のみです。土も水も必要ありません。さし木をしてみよう!
さし木をするには、増やしたい多肉植物から茎や脇芽をカットし、下の方についている葉を取り除きます。その状態の茎を寝かせないように、立てた状態で数日乾燥させると、自然に発根します。このとき、直射日光を避け、風通しのよい日陰に置くようにしましょう。また、水分も与えないようにします。根が出てきたら、鉢や容器に土を入れて植え替えて育てましょう。さし木をしやすい多肉植物
葉挿しなど、ほかの方法で増やしにくかったり、茎が伸びやすかったり、といった多肉植物は、さし木で増やすのに向いています。さし木向きの多肉植物には、以下のような種類があります。黒法師(くろほうし)

乙女心

星の王子

まとめ
見た目がユニークでかわいらしい多肉植物は、多くのファンを魅了し続けています。冬の時期に紅葉する種類もあり、季節によって色の変化を楽しめるほか、あまり水やりをする必要がなく、手間がかからず育てやすいというメリットもあり、人気があるのも納得できます。また、多肉植物は簡単に増やすこともできるので、育てる楽しみがあるところも魅力です。いろいろな種類を増やしたら、寄せ植えやアレンジを楽しんでみましょう。
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
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