100均すのこで簡単・高見え鍵かけディスプレイボードをDIY!作り方も紹介します
2017.12.09

DIYを始めたいけど、難しそうだしなにから作ろうか迷っている。そんな方は、簡単なすのこDIYからチャレンジしてみませんか? 100均のすのこと木板、木ネジ、塗料、ドライバーがあれば、電動ドライバーなしでも高見え家具は作れます。今回は、すのこで作る簡単・高見え鍵かけディスプレイボードの作り方を紹介します。
出典:https://ec.cando-web.co.jp/item/4521006121101/
出典:https://www.cando-web.co.jp/blog/display/index.html
出典:https://www.cando-web.co.jp/blog/display/index.htmlすのこラックやテーブルラックの作り方はキャンドゥの公式サイトで確認できます。レシピURL:https://www.cando-web.co.jp/blog/display/index.html
出典:https://ec.cando-web.co.jp/item/4521006121095こちらは1の桐すのこより少し小さめのサイズ。1同様、キャンドゥレシピのすのこラックやディスプレイボードが作れます。
必要な材料は全て100均で揃います。フェイクグリーンのみダイソーで、後は全てセリアでゲットしました。
今回使ったすのこのすき間が気になったので、2枚のうちの1枚をバラしてすのこのすき間を埋めることにしました。このようにマイナスドライバーを外したい板の間に差し込み、上からハンマーで叩くと簡単にバラせます。この作業を繰り返して
4枚の板をゲットしたら
木工用ボンドを使い、すのこのすき間を埋めるように4枚の板をこのように接着します。上の方だけ、最後に壁に固定しやすいように大きめにすき間を取っておきます。
のこぎりは引くときに力を入れると上手く切れます。100均の木板は切れやすいので楽で助かります。
ご覧の通り、すのこと同じ横幅にカットし終えました。そのままだとささくれが気になるので、サンドペーパーで軽く磨いておきます。
このようにワイヤーメッシュの上に木材を置いて
木材の角を利用してワイヤーメッシュを曲げていきます。曲げる範囲が狭いときは、膝で木材を抑えて体重をかけながら手でワイヤーメッシュをグイっと曲げて
残りの部分は海苔巻きのようにワイヤーメッシュを曲げます。
するとこんなかたちのものができます。これをすのこに付けてワイヤーラックを作ろうという魂胆です。
まずは、こちらの水性ニスメープルを刷毛で塗っていきます。
1度塗りだと薄く感じたので、片面ずつ塗って、ある程度乾かしてから2度塗りしました。次に、すのこの背板部分の塗装に取りかかります。
棚板を乾かしているうちに、ターナーミルクペイントを塗っていきます。木板に沿ってムラができないように丁寧に塗ります。
塗り終わったら、棚板と一緒に完全に乾くまで待ちます。
棚板とすのこに下穴を開けたら、プラスドライバーで木ネジを締めてアイアンブラケットを取り付けていきます。
まずは棚板部分の両端2か所を固定
次に、背面部分の両端4か所をドライバーで固定すると
このように簡単に棚板が取り付けられます。今回使ったセリアのアイアンブラケットはドライバーで簡単に取り付けられるのでDIY初心者にはおすすめです。
ワイヤーメッシュは引っかける感じにしたいので、ネジ頭まで締めずにある程度のところで止めておきます。
カトラリーフックを固定し、グリーンを引っかけるとこんな感じになりました。完成まであと少しです。
壁に取り付けた図がこちらです。白い壁にホワイトでペイントしたすのこがマッチしていい感じです。グリーンを引っかけるだけでその場が一気に華やかになりました。なお、手でねじ込んで取り付けるタイプのL字フックが2個あれば、電動ドライバーがなくてもボードを固定できます。予め壁にL字フックを取り付けて、すのこのすき間にフックを引っかけるようにして使います。
今回使用した材料はオール100均なので、計900円でかわいい鍵かけつきのディスプレイボードができました。
上の棚板は奥行きが9㎝あるのでフォトフレームもディスプレイできます。
右下部分に鍵をかけて使います。ただいま我が家で必要な鍵は1つなので、隣のフックには小物を引っかけて飾ろうと思います。
左下はラックになっているので小物を置いたり、ウッドクリップでメモを付けたりできます。黒板ボードとセットで飾ると寂しかった我が家の玄関がパッと明るく華やかになりました。
100均すのこは種類が豊富!
鍵かけディスプレイボードの作り方の前に、まずは簡単に種類豊富な100均のすのこを紹介します。ダイソー

1.ゴムの木すのこ(45㎝×20㎝)
長方形型のすのこです。ラックや三角シェルフを作るのに適しています。2.桐すのこ(45㎝×20㎝)
ゴムの木すのこと同様のサイズです。こちらもラックを作るのにぴったり。3.桐すのこ(40㎝×25㎝)
こちらも長方形型のすのこ。2の桐すのこと若干サイズが違います。ラックを作ったり、繋げてディスプレイボードを作ったりできます。4.桐すのこ(31㎝×30㎝)
こちらは正方形型のすのこです。4枚の板と2本の支えでできています。5.桐すのこ(31㎝×27㎝)
こちらも正方形型のすのこです。6枚の板と2本の支えでできています。6.流し台用桐すのこ
流し台下や洗面台下に使えそうなサイズのすのこです。こちらは、サイズが3種類あります。- 小サイズ(22㎝×29㎝)
- 中サイズ(25㎝×30㎝)
- 大サイズ(25㎝×35㎝)
7.収納用桐すのこ
こちらは軽めのすのこです。サイズは以下の3種類。- 小サイズ(22㎝×30㎝)
- 中サイズ(25㎝×30㎝)
- 大サイズ(25㎝×35㎝)
セリア

1.桐すのこ(33㎝×37㎝)
正方形タイプのすのこです。今回筆者はこちらのすのこを使って鍵かけディスプレイボードをDIYしました。2.桐すのこ(40㎝×25㎝)
こちらは長方形タイプのすのこです。そのまま湿気の気になる押し入れや流し台下に使ってもグッド。3.桐すのこ(45㎝×20㎝)
こちらも長方形タイプのすのこです。4枚の板と3本の支えで構成されています。キャンドゥ

1.桐すのこ(40㎝×20㎝)
キャンドゥの桐すのこはダイソーとセリアの中間ぐらいのサイズです。こちらはすのこラックを作ったり、自立型の収納付きディスプレイボードやテーブルラックを作るのに適しています。

2.桐すのこ(30㎝×15㎝)

100均すのこを使って鍵かけディスプレイボードをDIY!
100均のすのこを見たところで、いよいよ今回DIYした鍵かけディスプレイボードの作り方を紹介します。
必要な道具

- ターナーミクルペイント
- 水性ニス(メープル)
- 水性用刷毛
- のこぎり
- キリ
- 紙皿
- 定規
- シャーペンまたは鉛筆
- ドライバーセット
- 木工用ボンド
- ハンマー
- 電動ドライバー
必要な材料

- 桐すのこ(33㎝×37㎝)×2
- 木板(45㎝×9㎝)×1
- インテリアワイヤーメッシュラティスM(18.5㎝×26㎝)×1
- アイアンブラケットミニミニ×2
- カトラリーフック×1
- グリーンプランツ×1
- ブロンズ木ネジセット×1
作り方
ステップ1.2枚のすのこのうち1枚をバラして付ける



ステップ2.木板をすのこの横幅に合わせてカットする
次に、ディスプレイボードに写真や小物を置けるラックを付けたいので、そのための棚板を作ります。すのこの横幅と同じ37㎝のところにシャーペンで印をつけてカット位置を決めたら、のこぎりを使ってカットしていきます。

ステップ3.インテリアワイヤーメッシュラティスを曲げる
続いて、インテリアワイヤーメッシュラティスでラックを作りたいので、ワイヤーメッシュを曲げられる硬い板などを使って曲げていきます。今回筆者は以前DIYに使った木材が余っていたので、それを使いました。



ステップ4.木板とすのこを塗装する
部品ができたところで、木板とすのこに塗装していきます。木板の棚板とすのこの背板は色で変化を付けたいので、木板にはダイソーの水性ニスを、すのこにはターナーミルクペイントを塗ることにしました。




ステップ5.キリで下穴を開けてドライバーで棚板を付ける
ペイントが乾いたら、棚板を取り付ける位置にシャーペンで印を付けて、キリを使って下穴を開けていきます。



ステップ6.同じようにワイヤーメッシュとカトラリーフックも固定する
棚板と同じように、キリで下穴を開けてドライバーでワイヤーメッシュとカトラリーフックも固定していきます。

ステップ7.ディスプレイボードを壁に固定する
ディスプレイボードができたら、固定位置にキリで下穴を開けて電動ドライバーで壁に固定します。固定はひとりでは難しいので、誰かに支えてもらいながら固定しましょう。
ステップ8.飾りたいものをディスプレイして完成!
最後に飾りたい小物や写真をディスプレイして鍵を吊るせば完成です。



鍵かけディスプレイボードを使ってみた感想
実は、だいぶ前から鍵かけを作りたいと思いながらも実行できずにいた我が家。これまで鍵かけがない状態でもやもやとした気持ちを抱きながら過ごしていました。肝心の鍵はどうしていたのかというと、木箱に入れたり、そのまま使い終わったバッグの中に放置したり、と保管場所が定まっていない状態。となれば当然、必要なときに鍵がすぐ取り出せなかったり、見つからなかったり、という事態が発生するのも無理はありません。我が家は主人とひとつの鍵を共有しているので、どっちが無くした、持って行った、と小競り合いになることもしばしばでした。しかし、今回、鍵付きディスプレイボードを作ったことで、そのような問題が一気に解決されました。使い終わった鍵は玄関にすぐ収納できて、使いたいときにはサッと取り出せるようになったので生活しやすいです。また、ディスプレイボードをと一緒にすることでインテリアにもなり、大変満足しています。玄関が華やかになったので、頑張ってDIYしてよかったと思います。まとめ
100均のすのこを使えば、今回のようなディスプレイボードはもちろん、スパイスラックや小物ラック、三角シェルフだって作れます。また、ネットで検索してみると、傘立てやローテーブル、可動式ワゴン、鉢カバーを作っている例も見られます。100均のすのこはアレンジ・加工共にしやすくアイディア次第で色々できるので、興味がある方はぜひ何か作ってみてくださいね。
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
マンションジャーナル編集部
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