マンションでDIYをする時に気をつけるべき2つのポイント

2016.10.07
マンションでDIYをする時に気をつけるべき2つのポイント

DIYがブームとなり、最近では本格的なセルフリノベーションやセルフリフォームをされる方も増えているようです。

しかしマンションでDIYをする場合、どこまでできるのでしょうか?DIYを始めた結果、思ったより大変で収拾が付かなくなり、結局はプロに任せてしまったというのは避けたいですよね。

どこまで自分ができる範囲か、どこからプロに任せなければならないかの区別はしっかり付けておきましょう。

またDIYをするときの騒音や臭い対策も併せて考えてみたいと思います。

DIYが可能な範囲って?

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マンションで素人が比較的簡単にDIYができるのは、壁や床のリフォームです。

ペンキを塗る・クロスの貼り換え・フローリングや畳、クッションフロアなどの貼り換えリフォームは時間と熱意があれば素人にも可能でしょう。

また、棚や造作家具・クローゼットを作るなんてこともDIYで可能です。

しかし絶対に素人ではできない、してはいけないこともあるので、注意しておきましょう。

それは、水回りのリフォームや電気配線工事、ガス配管工事などは専門の知識が必要です。

素人が手を加えるのは危険なばかりか、他の住民にも迷惑がかかる場合があるので、プロに任せましょう。

また、マンションの間仕切り壁の撤去は思った以上に大変です。

マンションによっては、壁をつくってから天井や床を張っている場合もあり、壁を撤去すると天井が落ちてしまったり、床の補修を余儀なくされたりする場合もあるからです。

フローリングに同じ色がない場合などは、全部張り替えることになってしまう可能性もあります。

そして壁にコンセントがある場合は配線の移設工事も必要です。

その上、壊したボード類の処分も大変です。間仕切り壁の撤去はやはりプロに任せた方が安心です。

騒音の問題はどうする?

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DIYには付き物の電動工具や打撃音などの騒音は、近隣の住民にしてみたら迷惑そのものです。

作業時の騒音問題は、DIYが趣味という人の最大の悩みと言ってもいいでしょう。

近隣住民とのトラブルに発展しないように、細心の配慮が必要です。

なるべく大きな音のする工具は使わないようにしましょう。

最近はホームセンターの工作室などを利用すると、工具も全て揃っていて便利です。

造作家具や棚など、木材の切断に使う丸ノコやジグソーなどは工作室で使用し、持ち帰って組み立てるようにしましょう。

それでも電動ドリルやインパクトドライバーの音はどうしようもないですが、作業をする場合は窓を閉めておくなどの配慮をしましょう。

バルコニーでの作業は近隣に音が響くだけでなく、風によって木くずや埃が隣の洗濯物に付着することもあるので止めるようにしましょう。

そして何よりも、一言声をかけておくことが大切です。

「今からリフォーム(DIY)をするので、迷惑をかけますが…」という一言だけでも、相手の感じ方は随分違ってきます。

作業する時間帯も気を付けたいですね。休日の朝早くからとか、夜に作業するなんてことは避けましょう。

ペンキの臭いはどうする?

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ペンキを使用したときの臭いで頭痛がしたり吐き気を催したりする人は少なくありません。

壁にペンキを塗ったのはいいけれど、臭いが酷くて気分が悪くなったということになれば大変ですね。

しかし塗料の選び方で解消されます。塗料には油性と水性があり、水性塗料は油性塗料に比べて臭いが少なく、乾燥も30分~1時間と早いのでDIYにはお勧めです。

水性塗料の中には無臭塗料もあるので、臭いに敏感な方はそちらを選びましょう。

油性塗料は水性塗料よりも耐久性に優れ光沢があるのが特徴ですが、油性塗料独特のシンナー臭があり、乾燥の時間もかかるのでお勧めできません。

また、最近の水性塗料は油性塗料に負けないくらい耐久性のあるものも販売されています。

まとめ

マンションでのDIYには、騒音への配慮は欠かせません。

構造体が繋がっているため、特に打撃音は上下、左右の部屋に伝わりやすくなっています。

楽しくDIYをするためには、騒音の少ない工具を選ぶとか、昔ながらの手作業でコツコツ楽しむなんていうのもいいかもしれませんね。

そして必ず管理組合や上下、左右の住民の了解を得てから行いましょう。

株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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