ザ・パークハウスグラン南青山高樹町は、三菱最高級ブランドの有名マンション!

2018.08.28

ザ・パークハウスグラン南青山高樹町のメリット

  • 三菱地所最高級ブランドの「パークハウスグラン」シリーズと鹿島建設の圧倒的ブランド力
  • 富裕層に固い人気のある南青山エリア
  • 贅沢なエレベーター配置などグレード感の高い設備仕様

ザ・パークハウスグラン南青山高樹町デメリット

  • 電車を利用するにはやや不便
おしゃれで華やかなイメージの強い青山エリアですが、少し大通りから奥に入れば落ち着いた住宅と密やかな名店などが混在する街並みになります。今回紹介するザ・パークハウスグラン南青山高樹町は、そんな青山エリアの中でも商業エリアからは少し離れた静謐さのある場所にある、品格ある超高級マンションです。

ザ・パークハウスグラン南青山高樹町の概要

  • 住所:東京都港区南青山7丁目12
  • 学区:港区立青南小学校 徒歩11分(880m)
  • 港区立青山中学校 徒歩29分(2320m)
  • 東京メトロ日比谷線 広尾駅 徒歩13分
  • 東京メトロ銀座線 表参道駅 徒歩16分
  • 東京メトロ千代田線 表参道駅 徒歩16分
  • 東京メトロ半蔵門線 表参道駅 徒歩16分
  • 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩18分
  • 階数:地上7階 地下1階
  • 戸数・規模:全86戸

ザ・パークハウスグラン南青山高樹町の総合評価

資産性

エリアのブランド力

ザ・パークハウスグラン南青山高樹町がある南青山は、言わずと知れた海外高級ブランドショップが集まる青山エリアで、商業色の強い表参道よりも落ち着きがある国内屈指の高級住宅地です。マンション名についている「高樹町」という地名は、首都高速道路渋谷線のランプや交差点などに名前を残しているものの、現在は住所としては存在しません。その由来は、江戸時代の武家・河内丹南藩の高木邸があったことだそうで、戦時中の連合艦隊司令長官であった山本五十六や、太陽の塔などで有名な芸術家である岡本太郎らも高樹町に住んでいました。こうした由緒ある歴史から、住所としては残っていないにも関わらずマンション名に加えるほど、南青山、特に高樹町というエリアにブランド力があることが表れています。現在の用途制限を見ても、第一種文教地区に指定されているのでホテルや遊技場等の建築が制限されており、平穏なエリアが保たれることが約束されています。

再開発などによる、街の将来性

南青山エリアとしてはNTT都市開発による「シェアグリーン ミナミアオヤマ(SHARE GREEN MINAMI AOYAMA)」というオフィス、カフェ、ショップを緑の広場を中心に配置するという再開発施設が2018年10月(オフィスは9月)にオープン予定となっていますが、ザ・パークハウスグラン南青山高樹町からは歩くと20分程度かかる距離であり、中古マンションとしての資産価値へ与える影響はほぼ無いものと思われます。

マンションの立地条件

  • 東京メトロ日比谷線広尾駅 徒歩13分
  • 東京メトロ銀座線 表参道駅 徒歩16分
  • 東京メトロ千代田線 表参道駅 徒歩16分
  • 東京メトロ半蔵門線 表参道駅 徒歩16分
  • 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩18分

利便性

交通利便性

駅から若干遠い点が利便性という観点ではやや難点ではありますが、最寄り駅の東京メトロ日比谷線は、霞ヶ関・日比谷、八丁堀・茅場町、秋葉原などを通っており、省庁関係や金融関係で働いている方におすすめです。東京メトロ半蔵門線の方の主要駅は、渋谷、大手町、錦糸町などで、こちらもビジネスに使いやすい路線です。また、六本木ヒルズまで徒歩15分程度、東京ミッドタウンも徒歩20分程度です。地下鉄で日比谷線を使っても六本木駅は隣駅ではありますが、六本木エリアが職場の方は歩いてしまったほうが早い場合もあるくらい近接しています。自動車を使う場合には、首都高3号渋谷線「高樹町IC」まで約400mの近さで、非常に便利です。

生活利便性

意外にもコンビニは近く、徒歩約1分程度でナチュラルローソンとファミリーマートがあります。スーパーは近くにあることはありますが、徒歩4分程度の場所にある高級スーパー「成城石井」、徒歩5分程度の超高級マンション・広尾ガーデンヒルズに入っている「ナショナル麻布 広尾ガーデンヒルズ店」と、一般的な食材を割安に買うのには向いていません。特に後者は聞きなれない方も多いかと思いますが、ウェブサイトもまず英語で始まるほどの、輸入食品に特化したスーパーです。最寄りのごく一般的なスーパーというと、徒歩約10分の「まいばすけっと西麻布店」となります。ザ・パークハウスグラン南青山高樹町に住む場合、食材宅配サービスや外食など他の手段を検討したほうが良いかもしれません。

共用施設・設備グレード

共用施設

  • カスケードラウンジ
  • コンシェルジュサービス
  • トランクルーム
  • レンタサイクル
  • 車寄せ
「カスケード」とは「小さく連なる滝」という意味ですが、エントランスを入ってすぐのカスケードラウンジは、水の流れで演出された小滝の風景を眺めながらソファでくつろげる空間となっています。フロントデスクにはコンシェルジュが配置されており、生活の様々なサポートをしてくれます。トランクルームは、季節ものやアウトドア用品などを収納することで部屋をきれいに保つことができるため、お客様を呼んだりホームパーティーをする機会がある方には特に重宝されます。またレンタサイクルがあることも特徴的で、このあたりは代々木公園・恵比寿・神宮外苑・東京タワーなどが自転車で行ける距離に位置しており、休日のちょっと足をのばした散歩にもってこいです。一般のマンションではこの規模(86戸)で作ることは珍しい車寄せ。ザ・パークハウスグラン南青山高樹町はハイクラス向けのマンションであるため、車による送迎やタクシー利用の機会が多いことが想定され、格調高い雰囲気の車寄せが造られています。

設備

共用部
  • 駐車場 70台(機械式56台・平置12台・身障者用平置1台・来客用1台)、月額38,000円~53,000円
  • 駐輪場 124台
  • バイク置き場 3台、月額2,000~3,000円
  • 敷地内ゴミ置き場
  • エレベーター8基
駐車場は86戸に対して来客用を除くと69台、約80%の設置率です。一般的な23区内の都心型マンションは敷地の制約から駐車場を少なめにする場合が多いのですが、新築・中古問わずザ・パークハウスグラン南青山高樹町を購入するクラスの方は高級車を持つ方が多いため、設置率が高くなっています。そして何といっても特筆すべきはエレベーターの基数です。本来の適正台数は50戸に対して1台程度と言われていますので、このマンションの規模で言えば1~2台が平均ですが、それを8台設けて1基あたり1フロア2戸しか使用しないという贅沢な仕様です。さらに約半数戸分のエレベーターでは、出入口が2方向になっていて各出入口に1戸のみ対応させることで、「1フロア1住戸専用エレベーター」の感覚で使用できる、究極に近いプライベート空間を創出しています。
専有部
  • ディスポーザー
  • TES温水式床暖房
  • 食器洗い乾燥機
  • 天井カセット型エアコン
  • システムキッチン
  • ガラストップコンロ
  • 浄水器
  • TVモニター付インターホン
  • 浴室乾燥機
  • ミストサウナ
  • 追焚バス
  • タンクレストイレ
  • 24時間換気システム
ディスポーザーが完備されているため、生ゴミをシンクでそのまま処理できて溜め込む必要がありません。日々の生活はもちろん、来客時にゴミの臭いが気になるなどということとは無縁です。高級マンションならではという設備の一つは、天井カセット型エアコンです。通常のエアコンとは違って天井に初めから埋め込んでしまっているタイプのため、インテリアの邪魔にならず部屋をすっきりと見せます。

耐震性(耐震構造,制振構造,免震構造のどれか、新耐震か旧耐震か)

ザ・パークハウスグラン南青山高樹町では、耐震構造を採用しています。阪神大震災や東日本大震災でマンションの半壊・全壊といったケースのほとんどは1981年の新基準より前に建築された、いわゆる「旧耐震」基準のものでした。一口に同じ耐震構造といっても、現在の「新耐震」基準のマンションは「震度6強から7の地震が発生しても倒壊・崩壊しないこと」というレベルで設計されています。またそもそもの地盤の強さについて、港区発行の「揺れやすさマップ」を見てみると、同じ港区内でも海岸3丁目で震度7に達するような地震が発生してもこちらは震度6強止まりです。さらにマップでは震度6強の中でも5段階に分けており、その中でも最も軽度で済むと予測されているくらい、地盤がしっかりして揺れにくいエリアです。

ブランド力

デベロッパーや施工会社はどんな会社?

デベロッパーは高品質マンションの「パークハウス」シリーズを展開する三菱地所。言うまでもなく三菱グループの一社である大手で、国内のデベロッパーの中ではトップクラスの信頼度があります。「パークハウスグラン」のブランドは、パークハウスシリーズの中でも都心希少立地でのフラッグシップマンションのブランドとして位置づけられており、中古マンションでも資産価値を証明する大きな武器となることは間違いありません。施工も、売上高1兆円以上の「スーパーゼネコン」と言われる5社のうちの1社、鹿島建設です。有名な実績では最高裁判所や誰もが知っているお台場のフジテレビ社屋など、こちらも信頼度は国内トップクラスです。実は、ザ・パークハウスグラン南青山高樹町は一度2014年に完成間近にして致命的な施工ミスが発覚するという大事件が起こったのですが、一度全部解体して建築しなおすという、中堅以下のデベロッパー・ゼネコンには真似できない対応をとりました。この対応によって、むしろ「何か起こっても真摯に対応してくれる」とマンション検討者のブランド志向が強まったとも言われており、奇しくもブランド力の証明となったマンションです。

住環境

マンション周辺の自然環境

少し歩けば青山・西麻布・広尾などの華やかな地区であることもあり、緑は決して多い場所ではありません。公園も少なく、特に子どもを遊ばせようと思うと難しいでしょう。

教育環境

保育園は少なく、近くにもないため不便です。このクラスの中古マンションを購入される方であれば、ベビーシッターを検討しても良いでしょう。公立小学校の学区は青南小学校、公立中学校の学区は青山中学校です。青南小学校は昔から進学校として都内でも有数の人気の高さで、越境入学が絶えません。

治安

警視庁の「犯罪情報マップ」で昨年1年のデータを見ると、ザ・パークハウスグラン南青山高樹町がある南青山7丁目だけでなく、近隣の地区も含めて犯罪がほとんど発生しておらず、非常に治安のいいエリアと言えます。

交通事故件数

警視庁の「交通事故発生マップ」で平成30年上半期のデータを見ると、マンション周辺部だけでなく表参道駅や広尾駅に向かうルートも含めて、事故の発生率はかなり低くなっています。このあたりは細く複雑な道も多いため、そもそも交通量が少ないことによるものであると考えられます。

ハザードマップ

地震の際に地盤が液状化する現象の発生しやすさを表した「港区液状化マップ」では、南青山7丁目地区は「可能性が低い」とされています。前述の「揺れやすさマップ」の情報と合わせて、地震に強い地区と言えるでしょう。豪雨時の浸水危険度を表した「浸水ハザードマップ」では、マンション前の道路のあたりに部分的に0.2~0.5m程度の浸水予想がされていますが、周辺の浸水予想箇所はまばらで、あたり一面が水没するというような危険性は低いでしょう。

まとめ

大手ブランドの信頼性を語る上での代表例ともなったザ・パークハウスグラン南青山高樹町。中古マンションの資産価値を保つ上では非常に重要なポイントです。もちろんそのブランドに見合う品質があってこそですので、気になる方はぜひその品質を直に確かめに行ってみましょう。
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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