西五反田エリアの中古マンション市況|トレンド分析 “住宅購入市場のいま”

2023.03.24
西五反田エリアの中古マンション市況|トレンド分析 “住宅購入市場のいま”

いつどこで売り出されるかわからない中古マンション。
現在、どこのエリアでの売り出し物件数が多いのか。価格として手堅いのはどのエリアなのか・・etc.
住宅購入市場におけるトレンドを、毎回1エリアにフォーカスして数値ベースで考察します。
「今から買うべきエリア」を探している方はもちろん、「今購入を検討しているエリアを買うべきか」を考える参考値にもなるはず。

今回は、西五反田エリアをPICKUP。
長く開発が続けられ、今後もまだ期待の大規模計画が予定されているエリアですが、その不動産マーケットは今どうなっているのか?
売り出し物件数と平米単価から分析してみます。

データで見る西五反田エリア

最高価格:1億4800万円 最低価格:790万円
平均価格帯:約4780万円
販売物件数:190
※2023年3月9日現在

西五反田エリアの平均価格と売出戸数のグラフ

平均価格と売出戸数



西五反田エリアの平均価格と平均平米単価のグラフ

平均価格と平均平米単価


このエリアを一言で

👉売出物件数は多め
👉全体の4割が築古(40~50年)
👉築10年以内の億超え物件が周辺価格を上昇させている

今回は、西五反田エリアをピックアップ。JR五反田駅西側に隣接し、目黒線不動前駅・大崎広小路駅を含む交通利便性の高いエリアだ。

野村不動産による新築マンション、プラウド五反田(174戸)や、日本郵政の複合施設だった「ゆうぽうと」跡地を星野リゾートが再開発する計画など、西五反田アドレスだけでも注目に値する開発計画が目白押し。

さらに今年に入って、五反田駅東側エリアでも、東急不動産による「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」が発表されたばかり。品川区が長く開発を進めてきた当エリアだが、街はまだまだ発展を続ける見込みだ。

当エリアの物件としては40~50年ほどの築古マンションが多数を占める。管理状況など物件に付随する諸条件に注意しながら、コストバランスのよい物件を見つけたい。


エリア内のマンション・平米単価と販売戸数の推移

現時点で売り出し件数が多い中古マンションの平米単価と販売戸数の推移を見てみました。
築年数が5年のシティタワー目黒、約20年となるドレッセ目黒インプレスタワー、どちらも平米単価は上昇傾向にあります。また、築年数が50年近くになるイトーピア五反田マンションにおいてもわずかではありますが上昇しており、80万円台/㎡と安定しています。

👉シティタワー目黒(総戸数244戸、2017年竣工)
👉ドレッセ目黒インプレスタワー(総戸数129戸、2004年竣工)
👉イトーピア五反田マンション(総戸数117戸、1974年竣工)

気になるあのエリアの最新市況データを見る方法

今回はさらなる発展が見込めるエリアの代表例として、西五反田エリアをピックアップしました。

連載「トレンド分析 “住宅購入市場のいま”」では、今回のように毎回1エリアをPICKUPして、その売り出し状況を深堀していきます。

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