【住んでみたい人気の街、川崎!】街の魅力とお勧めマンションを紹介

2016.02.22
京浜東北線や東海道本線で東京から多摩川を渡ってすぐにある街が川崎。神奈川の玄関口とも言える街です。川崎市といえば再開発で注目の武蔵小杉が人気ですが、その武蔵小杉に牽引されるように川崎駅周辺の人気も急上昇中です。川崎の魅力は、JR京浜東北線や東海道本線、南武線、そして京急本線(駅は京急川崎駅)と4路線が通っており、都内へも、横浜方面にもアクセスが良いということ。東海道本線で品川へ10分、東京へは20分、横浜へは10分弱で行けるのはとても魅力的です。また、再開発で駅直結の大型ショッピングセンターも作られ、いつも人で賑わっています。日常の買い物や食事なども不便はなく、日々の暮らしやすさから住んでみたいと思うのも納得です。それでは、生まれ変わった人気の川崎駅をご紹介しましょう。

監修者:針山昌幸

針山昌幸 プロフィール写真

株式会社Housmart 代表取締役
宅地建物取引士・損害保険募集人資格
『中古マンション 本当にかしこい買い方・選び方』
(Amazonランキング・ベストセラー1位)

川崎の歴史

江戸時代、川崎は東海道五十三次の2番目の宿場として栄えました。東海道が出来たはじめは正式な宿場町ではなかったのですが、1つめの品川宿から次の神奈川宿までの距離が往復十里(40km弱)と遠く、宿場感を走る馬に負担がかかったために間の宿として1623年に作られました。江戸に入る前、多摩川を渡る前の最後の宿泊地として栄え、川崎大師参詣の客も多く訪れて大変な賑わいでした。川崎といえば風俗街も有名でしたが、江戸時代の宿場町はそういう商売も栄えていたため、江戸の名残ともいえます。明治維新後、川崎に工場が作られはじめ、京浜工業地帯の中心となって栄えました。工業地帯には多くの労働者が必要となり、日本国内はもちろんですが、朝鮮半島からも多くの労働者が集められ、その名残がコリアンタウンとして今も残っています。労働者のための飲食店が増え、物価が安い川崎のイメージもそこから生まれました。戦後は工業地帯、歓楽街というイメージが強かった川崎ですが、1980年代になり日本ではじめてのシネマコンプレックス「シネチッタ川崎」が東口にオープン、少しずつ街の様子が変わってきました。

現在の川崎 東口、そして西口の再開発へ

川崎駅は東口が先行して開発されました。今でもさいか屋、マルイ、川崎モアーズ、アトレなどが東口には並んでおり大変な賑わいです。一方、西口はもともとは東芝や明治製菓の工場がある工業地区で、工場への通勤者や西口側に住む人が利用するだけでした。これらの工場が撤退した後に西口の再開発が開始され、2006年には東芝の跡地を利用して大型商業施設と高層マンションの複合施設「ラゾーナ川崎」がオープンしました。東芝系列の不動産会社と三井不動産の共同開発によるもので、最初は三井不動産の商業施設のブランド名「ららぽーと川崎」と命名される予定でしたが、当時の川崎市長がオンリーワンの名前にと強く要望して「ラゾーナ川崎」という名前になりました。商業施設の大屋根の設計をスペインの建築家、リカルド・ボフィルが担当したことから、スペイン語の絆(Lazo)と地域(Zona)を合わせてラゾーナ(Lazona)という造語が作られたそうです。この駅周辺の再開発により、川崎のイメージは一新され、今では住みたい街として一躍注目を集めるようになっています。駅周辺には良質が中古物件がありますので、ご紹介しましょう。

川崎の中古マンション物件

駅周辺で現在出ている人気中古物件をピックアップしてみました。

ラゾーナ川崎レジデンスセントラルタワー 

ラゾーナ川崎の住居棟34階建ての13階部分です。 南西角部屋で2面バルコニー、全ての居室がバルコニーに面しています。

ブリリアタワー川崎

2008年築 西口徒歩6分 駅、「ラゾーナ川崎プラザ」までペデストリアンデッキで直結していて大変便利な立地です。<5890万円(3LDK)73.30㎡> 21階部分で北東角部屋です。 居室全てがバルコニーに面しており、川崎や武蔵小杉、新宿の眺望が広がる開放感ある部屋です。<6280万円(3LDK)70.05㎡> 26階部分で東向き、眺望良好です。内装リフォーム済です。

ルリエ川崎駅前 

1998年築、19階建ての8階部分で南東角部屋です。川崎駅東口より徒歩4分。

カワサキ・ミッドマークタワー

2015年11月築、川崎駅東口より徒歩4分の立地です。
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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