念入りな下準備で最小コストで購入!リフォームも100万円カット|文京区・30代・DINKs

2023.07.13
念入りな下準備で最小コストで購入!リフォームも100万円カット|文京区・30代・DINKs

本事例の成功のポイント

*予算×詳細なマスト条件で「買いたい物件」の条件を絞り、駅名を割り出し

*ポータルサイトの条件指定で、日々決まった時間に当てはまる物件の売り出しがないかチェック

*リフォーム費用はタイプ別複数社の相見積もり&自分たちでメーカー・品番まで指定してコストを最小化



「そのうちマンション購入したい」「そろそろ考える時期かな」・・そう思っていても、住まい探しは準備しないといけないことも多く、なかなか踏み出しづらいもの。

また、いざ探し始めたものの、「ずっと探しているけど、なかなか理想の物件が出てこない…」と悩んでしまうことも。

理想の住まいを手にした方は、どうやってその物件を見つけたのか? きっかけや探し方、資金計画など、成功も失敗も、リアルな体験談を伺いました。

>>【合わせて読みたい】差額100万円以上にも!支払い金額が変わる住宅ローン選びのコツ

今回ご紹介するのは、文京区の落ち着いた住宅エリアで中古マンションを購入されたご夫婦。ご結婚から現在のお住まいに至るまで、お互いの譲れない条件を細かく定めて準備を行い、着実に、無駄なく無理なく探していったそう。ご夫婦の仲の良さが垣間見えるエピソードも・・購入までのプロセスを詳しく聞きました。

《プロフィール》
家族構成:Kさん(DINKs)
購入時の年齢:夫33歳・妻30歳
職業:会社員(コンサルタント)・フリーランス(音楽家)
世帯年収:2,000万円
それまでの購入経験:なし(以前の住まい:賃貸)


《購入物件》
最寄り駅:文京区の某駅 2駅2路線利用可能
間取り:3LDK
面積:68㎡
築年数:築23年(購入時)
購入価格:6,000万円台後半+リフォーム費用1,000万円


予算と細かい必須条件との掛け算で、駅を絞り込み。ゆるく長く探し続けた

ー Kさんは、今の中古マンションを昨年購入され、もうすぐ1年経つころとのことですが、まず購入に至ったきっかけを教えていただけますか? 事前に伺ったお話ですと、ご結婚のタイミングだとか・・

「そうですね、タイミングとしては結婚がきっかけだと思います。妻と出会って1年でプロポーズして、結婚して・・というところです。結婚してからは、当時妻が賃貸で借りていた家が広めの2LDKだったので、そこに一緒に住んでいました。購入を考えた理由は、広さが欲しいと思ったからです。

付き合った当初から将来子どもも欲しいねと話していたので、2LDKだとなかなか難しい。あとは現状の働き方でいうと、私はリモートワークで家にいることが多いんです。妻は音楽家で、基本的に外出するんですが・・。しっかりとしたワークスペースを確保したいと考えると、以前の家は2LDKだったので、限界があって。広さやワークスペースをしっかり確保できるような住まいに移りたいと思ったのが、購入を考え始めたきっかけですね。

なので、けっこう漠然と、『将来買わなきゃな』というふうに思っていたというところなので、決定的なきっかけがあったというよりは、薄く広く長く、ゆるりと家を探してたんですよ。ずっと『いいのがあったら買おうかな』って思って探すというのを2年ほどやっていて、ちょうどいいのが出てきたから購入した・・そんな感じですね」

ー 「将来的には買おう」というのは、奥様と結婚されたからですか? おひとりでも買おうと思っていらっしゃいましたか?

「はい、それは妻と出会ったからですね。ひとりの時は特に買うことは考えてなかったです」

ー 現在のお住まいは文京区の某エリア、住宅地として落ち着きがありかつ利便性も高い羨ましい立地ですが・・エリアはどのように選定されたのでしょうか?

「シンプルに、 予算ですね。予算と住みたい場所の条件と、その掛け算をした時に、いわゆる『住める駅』がもう数えるぐらいしか出てこなかった。その中のひとつにこの駅が入っていたんです」

ー 予算はどのように組み立てましたか?

「我々の場合だと、妻はフリーランスになりますので、ローンとか家の生活費とか、基本的に生きていくためのお金というのは、基本的に全部私が出しています。そうなってくると、私の収入がキャップ(上限)になってきて、家を買える費用が捻出されてきますので・・まあ無理しないぐらいの金額がいいなと思うと、リフォーム費用も全部入れて 8000万ぐらいに収めておいた方がいいだろうな、というふうに考えました」

ー 住みたい場所の条件としては、どう考えましたか?

「子供が1人できたとすると、3LDKは必要だなと。広さ(平米数)も大事ではありますが、どちらかというと、『3LDKの間取りをしっかり取れるか』という点を重視してました。

あとは妻が仕事で外出するので、駅からはなるべく近い方が良い。具体的な条件でいうと、5分以内ぐらいですかね。 ・・あとはオートロックがいいとか、妻がハザードマップを気にしていたので、ハザードマップを見てみて問題がなさそう、地盤に不安がなさそうとか・・

そうした条件を踏まえると、もう山手線の中で残ってるのは、この駅ぐらいだったんです。それ以外だと、東急線沿いにちょこちょこ物件があったかなと。例えば、尾山台とか等々力とか、 あの辺り。・・本当にそのぐらいしか出てこなくて。なので、逆に言うと、もうそこだけに絞って、いい物件があったら見に行き、みたいなことをずっとやり続けていたっていう感じですね」

ー なるほど。結構シビアに条件を細かく洗い出していたんですね。・・ということは、「絶対にここ!」というような希望はあまりなかったということで、東京都内の西も東も中央も・・もう23区全体から考えたのでしょうか。

「うーん、それでいうと、半分ぐらいYESですね。半分NOの部分としては、(23区)全体というよりかは、すでに絞られていた、というのがあるんです。妻が働きに行く先は基本的に港区とかではあるんですが、固定の場所じゃないんですよ。オーケストラに所属してるとかではなくフリーランスなので、日々違う場所に行って、様々な演奏をして・・というような生活をしているので。本当にいろんな駅に行くんですよね。そうなってくると、都心部から外れに住んでしまうと、毎日働きに行くのにめちゃくちゃ時間がかかっちゃうっていうことになる。なので、エリアとしては交通の便は必ず良いところを選びたいなと思っていました。 

都心に出るのに30分以上はかかりたくない、そういう意味でやっぱり残ってくる駅は、さっき話したようなところ。尾山台であれば、自由が丘から東横線で渋谷にすぐ出られる。大岡山もそうですね。

逆に交通利便性を優先して恵比寿とかに住もうと思うと、もう金額が全然合わないことになってくる・・というふうに、どちらかというと、(自分たちにとって)『住めない駅』の方が多かったんですね。お金が無限であれば住みたいけど住めないみたいなのが都内はいっぱいあったので、削り取っていくと・・都心部から遠くなるからやめとこうとか、ハザードが心配だとか、どんどんなくなっていって、結局残ったのが、もう本当に、さっきお伝えした駅ぐらいしかなかったっていうのが実情です」

ポータルサイトの条件指定で、新着物件を毎日決まった時間にチェック

ー 詳しくありがとうございます。 
今、かなり条件を整理されたんだなというようにお聞きしていたのですが、家探しはまず手始めにどんなことから始められましたか? 例えば、最初にご夫婦2人で条件を書き出した、まずはポータルサイトで物件を探してみた、というような具体的なステップを伺いたいのですが・・

「書き出しというほど、ちゃんとやってはいないんですが、例えばSUUMOなどで『お気に入り』機能とかで条件指定して、その条件を残したまま、新着物件を提案してもらえる、というのができますよね。SUUMO、HOME’S、athome、といった一般的に公開されているデータベースみたいなところには、自分たちの検索条件を先に決めておいて、それを条件指定に入れて、日々その結果を見る・・というのを手始めにやりました。

だから、書き出したのが先で、あんまり、こう闇雲に探すっていうことは、しなかったですね。その理由としては、私は以前に不動産会社に仕事で関係していたことがあるので・・その不動産関連の知識を多少なりとは持っていた、というのが、背景にあるかなと思います」

ー では、整理した上で設定した条件で、各種ポータルサイトに上がる物件をこまめにチェックし続けていたと。売出物件のお知らせ通知機能なども使われましたか?

「そうですね。通知をもらうより、もう物件が掲載に上がった瞬間に見ないと間に合わないくらいのスピード勝負だという認識だったので、基本的にはもう自分たちで決めた時間にぱっと見るようにしていました。 結局デイリーでやろうと思っても、さっきお伝えしたような条件なので、毎日30件も40件も、物件が上がってくるわけじゃないんです。そうすると毎日でも、全然見切れちゃうんですよね、自分たちで。その辺は割と効率的にやったのかなっていう気はします・・まあ、もどかしい時はもちろんありましたけどね。全然(希望の売出物件が)出てこないね、って」

条件がシビアなだけに合致する物件=「買いたい」物件。無駄な時間をかけずに、内覧は「最終確認」の気持ちで

ー その後、まさに理想の物件というところに辿り着いたわけだと思うんですけれども、どうやって見つけられたんでしょう?

「確か最終的に、SUUMOでしたね。SUUMOを経由せずに、もうそのまま直接、掲載されている不動産屋さんに電話を入れて」

ー すぐ電話してっていうのは、「あ、これはもう、すぐなくなるかもしれない」って、その時思われたから、最短で行こうという判断だったんでしょうか?

「もちろんそうですね。でも、いい物件があったら基本的に毎回そうしてましたね。電話番号とかもSUUMOの番号じゃなくて、もう毎回毎回その掲載元のところまで飛んで、掲載元のとこに対して電話をかけるっていう形でずっとやってました」

ー それはスピードを優先して、ということですか?

「それもあると思いますし、多分、不動産屋さん的にもそっちの方がいいんじゃないかっていうことを、勝手に想像していたってところはあります。なので、その辺りは細かい対応の違いが出るんじゃないかな・・という期待も含めて。あとは一応、業界に接していた身として、基本的に不動産って、情報の非対称性がすごい産業だとは理解しているので、語弊を恐れずに言うと『なめられないようにする』みたいなところもやっぱりひとつ意識をしてた部分はあるんじゃないかなとは思います」

ー おっしゃる通り、残念ながら非対称性はいまだにありますね・・今の物件に至るまでに、何件ぐらい物件を見たかって覚えていらっしゃいますか?

「10件は見ていると思いますね。1桁ではないかなとは思います。今の物件に決める前に、本当に買うギリギリまで行った物件もありましたね。尾山台の物件でした。

結局、私たちの場合は、内覧の時点で本当に『買いたい』条件のものを見ていたので。逆に言うと、(条件に合致する)物件が出たらそれは『買う物件』なんですよね」

ー もう、ほとんど買う手前まで来ている物件しか見ない、そこまで絞られているということですね。

「もちろん視野を広げるみたいな意味で、全然違う物件を見に行ったことはあります。 

ただ基本的には、それは最初の1,2件だけで・・半分デートじゃないですけれど(笑) それ以降に関して言うと、条件を定めてしっかりやっていたので・・出たら買う物件だっていう認識でやってました。そういう意味で、しっかり検討するためにいろいろ見た、というところですね。

結局、やっぱり現物を見ないと、やっぱりエントランスの状況や川の近さですとか、わからなかったりしますので・・あとは、音の状況ですかね。それで結果的に5〜7件ぐらいはやっぱり購入にまでは至らず。どんなに条件を詰めてもポータルサイトの情報だけではわからないような要因ってところがやっぱり現場にあって、それではじいてきた、というところですね」

ー 今のご自宅に決めた「決め手」、購入に至らなかった他の物件との分かれ目ってどんな点だったんでしょう?

「 うーん、フィーリングと言ってしまうと、それまでなんですけれど・・具体的な箇所でいうと、共用部でしょうか。先ほどお話しした尾山台の物件は、共用部の 仕上がりの感触が・・少し暗く感じるというか。大きな買い物を決断するのに、少し躊躇するような印象を受けたっていうところがあったかなとは思います。築年数も、確か、築30年ほどだったんですよね。例えば、玄関のエントランスのところが、かなり古い印象だったり・・あとは、当然、外廊下だったりするんですけど、外廊下が外からかなり見えるような構造だとか。そういう古い印象がかなりあったので、まあもう一越え(物件の売り出しを)待ってみたいよねっていう気持ちになったんです。
 
それに対して、今の家っていうのは、そういう引っかかりが一切なかったっていうのが、答えになるでしょうか。その日にその場で購入申し込みを書きました」

毎月支払える金額から予算を割り出し。低金利を考慮してフルローン一択

ー 購入予算について、先ほど8000万円という上限を算出されたとおっしゃっていましたが、それはご自身で計算されたのでしょうか?

「私ひとりで決めてますね。特にファイナンシャルプランナーなどに相談したっていう経験はないです。インターネットとかで検索してシミュレーションを叩いて・・あ、それで言うと、カウルのシミュレーションも、使ってましたよ」

ー おお、ありがとうございます! いろんなシミュレーションツールをお使いになって、最大公約数じゃないですけれども、予算を組み立てたんでしょうか?

「と言っても、別にどれを使ってもさほど変数はないという認識です。 毎月どれぐらい払うのかっていうところの、金額希望ですかね。そこからの逆算です。

私が今、毎月もらっている金額がある。 それを30年とか返済を続けなきゃいけないと思った時に、例えば、毎月10万円とか5万円とかだったら、今の仕事をクビになったりなにかあっても、頑張ったらそれくらいは稼げるかなとかっていうイメージがあるんですけど・・それが50万円とかになっちゃうと、 さすがに、毎月どんだけ預金しても、毎月50万円払うのはしんどい。となると、毎月50万円以上ぐらいもらえる仕事をしなきゃいけないけど、60歳とかで突然職を変えようと思っても、それってしんどいだろうなと。今毎月、大体20万ちょっとぐらい払っているんですが、最低、新卒の給料ぐらいって言ったらいいんですかね。そのぐらいの金額だったら、なんとか稼げる仕事はあるんじゃないか・・みたいなところで、 毎月払える金額を考えていきました。 

それで結局、そうした予算組みに対しての変数って、金利(%)と、変動にするか固定にするか、頭金をいくらにするか・・というぐらいで、別に商品の差ってないわけじゃないですか。そうなると、結局、そんなの自分で決められるのは頭金ぐらいで。あとは、金利は金融機関さんの範疇になってくるので、それがいくらかは発表されているので自分がどこのローンなら通りそうかっていうところから見れば、適切な予算というのは大体わかるかと思います」

ー 住宅ローンはどこの金融機関で組みましたか?

「SBI新生銀行で、変動金利で0.45%。返済期間は35年。名義は私一人です」

ー 頭金は入れましたか?

「入れてないです、一切。リフォームも含めて全部借りました。結局これだけ金利が安いので、投資とか他に回した方が全然利率がいいので・・その発想です」

ー 支払い金額を抑えるために、例えば、住宅ローン控除とか、他になにか利用した制度はありますか?

「住宅ローン控除はもちろん使っています。リフォームでいうと、『こどもみらい住宅支援事業』(※)は使ってますね。」

※対象条件をクリアしたリフォーム工事に対して、原則、1戸あたり30万円を上限とした補助金制度。2023年7月現在、交付申請 及び 交付申請の予約の受付は終了している
https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/reform/

リフォームは自分たちでショールームに通って設備仕様を品番まで指定。タイプ別の複数社見積もりでコスト最小化を達成

ー リフォーム会社は、どうやって探されましたか?

「自分で探しました。知人の会社も含めて、5、6社ぐらい探しましたね。選択の軸は、もう値段一択です。同じことをやった時に費用がどれだけ違うかっていう点だけで決めました。

一括査定サイトで、何件か紹介を受けたのと、あとは『家仲間コム』など掲示板などで募集をかけて、やり取りをした地元の工務店さんのようなところと・・大手系と、地元の工務店さん系と、いくつか分けてそれぞれ問い合わせた感じです。加えて、自分の友人の不動産関連業者でリフォームを請け負っているところにも見積もりを頼んだりと、合計5社くらいには見積もりをとりました」

ー なるほど、ちょっとタイプを分けて、見積もりを依頼されたってことですね。最終的に、どこにお願いされたのでしょうか?

「大手の不動産会社さんのリフォーム部門ですね。もう圧倒的に安かったです」

ー それはちょっと意外かも・・一般的に大手の方が高額になるイメージを持ちやすいですが・・

「私も絶対一番高いと思ってたんですけど・・リフォームに対して、我々はあまりデザイン性などは求めていなかったんですよね。コンサルティングも必要なくて、やりたい内容はもう明確だったので・・自分たちでLIXILとかサンゲツとかパナソニック、TOTO、そういうショールームとかに全部自分たちで行って、何がいいかってのは全部決めてたんですよ。

そうなると、もう発注する部材が決まっているので、やっぱり地元の工務店さんよりも大手さんの方が掛け率が全然有利であると。最終的に手数料を取られたとしても、もう圧倒的に掛け値が強い大手さんの方が安かった・・私たちの場合だと、そういう結論になりました」

ー 金額としては、どれくらい差が出ましたか?

「確か、100万円以上違ったと思います。まあ、大変でしたけどね(笑)」

ー それは大きい・・! でも、その分お見積もりを取る前のところの準備にすごく時間をかけてらっしゃるということですね。

「そうですね。見積もりを取るところもそうですし。 早い段階でというか、まあ今の家を買うことを決めるもう時点でリフォームすることは絶対に避けられないなと考えてましたので。そういう意味だと、リフォームするならどうしたいか、キッチンに何を入れたいのかとか、どのメーカーがいいのか、たとえばクリナップだったら、どのランクがいいのか、食洗機の型とか・・そういうのを全部見て決めるのは確かに大変だったんですけど、それで何かしらメリットがあったなら、よかったのかなと思ってます」

ー 「リフォームが避けられない」っていうのは、築20年だから必要な状態だったということでしょうか?

「それはちょっとあれですね、語弊があるかもしれないですね。住もうと思えばまったく問題なく住める家でした、なんですけれども・・あの、こればっかりはまあ、奥さんに頭が上がらないじゃないですけど、もうリフォームしたいって言われたんで・・しました(笑)」

ー あ、そういうことでしたか(笑) リフォームして綺麗な状態にしたいということだったのですね。

「そうですね。綺麗なのがいいと。そう言われちゃうと、もう、わかりましたしか言えない(笑)」

ー 引き渡しからリフォーム、工事にどれくらいかかりましたか?

「結局、3ヶ月ちょっとぐらいかかったんじゃないかなと思います。確か9月ぐらいに工事が始まって、完了したのが年明けぐらいだったので。ちょっと長いな、とは思いましたが、当初予定していた計画が崩れるとか、そういうことは一切なかったですね。我々はスケルトンではなかったので、ある程度円滑に進んだということもあったのかもしれないですけれど」

相場より安い価格、良好な立地、築年数・・妥協しない探し方で、将来の不安も少ない物件を獲得

ー 購入する前と購入した後で、何か生活の上で変わったところはありますか?

「気持ちの面でいうと、やっぱり、 自分たちの家として綺麗になったものを使うことで、2人とも気持ちよく この家の生活を始められたかなとは思いますね。

あとは、私たちが出会って結婚したころはちょうどコロナ禍だったりしたので、散歩をしょっちゅうしてたんです。その当時は新宿区の方に住んでいたんですが、散歩をして楽しいのはこっちの町だなっていうのは思いますね。神社仏閣や緑が多いとか、うちの妻がスイーツが大好きなので、 有名なお店がちょこちょこあったりするので、その点は良かったかも。

ただ、私たちはどうしても家が欲しいとか、子供が生まれたのに部屋がなくてとか、昔の家にものすごく不満があってそれをとにかく解消したいんだっていう思いを持って家を買ったわけではないんですね。人生の長いプランの中の、あるべき選択肢の一つを、適切なものがあれば選択するという・・ そういう思いで家を買ってたりするので、何かをどうしても買いたくて買ったわけではないんですよね。 

そういったところがありますので、大きいイベントではありましたけれども、それが、ものすごく何かの変化のきっかけになってるとか、そういうことはあんまりないんじゃないかなっていうふうには思います」

ー お子さんがそのうち欲しいということで、それを想定して買われている。なので、少なくともしばらくの間は、住み替えは想定されていない、ということでしょうか。

「はい、住み替えを前提にはしていないです。ただ、住み替えがオプションに入らないわけではないですね。子ども一人だと思ってますけど、急に2人出てくることも3人出てくることもわからないので・・そういうことがあった時には当然、今の家じゃない、オプションも当然考えられるんじゃないかなとは思ってます。

そうなった時に、やっぱり今のこのマンションを相場からして相当安く買えているっていうことや、立地、マンションの築年数だったりとか、いろんなものを加味しても、まあ売れなくて途方に迷う物件ではないなとは思っているので。そういう意味でも、非常に良い買い物だったんじゃないかなと思っています」

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いかがでしたでしょうか。
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株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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