【リフォーム】間取りをまるごと変更する!?
2017.06.29
引っ越しをするとき、この後に訪れるライフイベント等も考慮しながら探すと思います。ただ早い段階から子どもが何人生まれるのか、両親と同居になるのか確実にわかっている人も少ないのが現実です。そんな時のために今、変形可能な間取りを事前に考慮しておくケースが増えています。そんな事例をご紹介したいと思います。
監修者:針山昌幸
夫婦の寝室
長い人生の中、部屋の使い勝手も徐々に変化していきます。それを考慮して、リビングを広めに確保します。お子さんが、まだ小さいときはそのリビングで家族全員で寝るご家庭も多いことでしょう。全員で川の字で寝ることの出来る幸せな時期です。その後お子さんが大きくなると当初用意していた子ども部屋や、寝室に寝ることになり広めのリビングスペースは子どもの遊び場に変身します。そしてお子さんが大きくなり、夫婦が高齢になると壁を作り独立した部屋に変化させ夫婦の寝室になります。介護が必要になると余計、寝リビングに隣接した場所に寝室があるのは家族も介護しやすいです。収納から子ども部屋へ
収納はいくらあっても多すぎることはありません。リビングに収納を隣接させているケースです。急な来客などにも隣接した収納は大活躍です。そしてお子さんが大きくなってきたときにこの収納スペースは子ども部屋に変化します。リビングに隣接しているので親の目も行き届き安心な子ども部屋に早変わりです。独立した子ども部屋
子どもが小さい時は、子ども部屋や寝室に布団を敷き川の字になって寝ます。昼間は子どもの遊び場、夜は家族全員の寝室です。しかしお子さんが小学生くらいになってくると、子どもは自分の部屋で寝ようかという話になります。兄弟がいればなおさらです。上の兄弟が小学生になるのをきっかけに2段ベットを購入するお家も少なくありません。そうなると子ども部屋で子ども達は就寝し、両親は寝室に寝ることになります。お子さんが中学生になると、兄弟との同室に文句が出始めることでしょう。そこで今まで1部屋で問題なかった子ども部屋を分割することになるのです。マイホームを購入される場合、よく検討材料に入るのが子ども部屋に兄弟の数ずつ扉をつける案です。大きくなったときに室内を区切ることが出来るからです。お子さんの人数によっても間取りは変わってきます。よく考えて間取りを作りましょう。まとめ
お子さんの成長や、家族の年齢が上がることで必要なスペースや使い勝手は大幅に変化していきます。それを考慮した上でマイホーム計画を立てると、とても便利に生活が出来ます。間取りを変形させることを事前に含めて計画をしている家の事例をみて、是非皆さんの生活スタイルに当てはめて見て下さい。よりよい生活が送れることでしょう。株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
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