革新し続ける街、渋谷

若者の街渋谷はとても不思議な街です。駅前は若者であふれかえり、マークシティを中心としたオフィス街にはベンチャーやIT企業が軒を連ねます。そして少し奥まったエリアまで足を伸ばすと、全国でも有数の高級住宅街が広がっています。

監修者：針山昌幸

株式会社Housmart　代表取締役
宅地建物取引士・損害保険募集人資格
『中古マンション 本当にかしこい買い方・選び方』
（Amazonランキング・ベストセラー1位）

渋谷の交通

• JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン
• 京王井の頭線
• 東急東横線、田園都市線
• 東京メトロ銀座線、半蔵門線、副都心線

渋谷駅は日本有数のターミナル駅。JR以外の各線はすべて渋谷駅が起点、終点になっています。

渋谷の中古マンションデータ

• 単価 86.52万円/㎡
• 価格 6,463.9万円
• 専有面積 74.7㎡
• 築年 35.9年
• 駅距離（徒歩） 8.8分
• 平均年齢 44.2歳
• 平均世帯人員 1.7人
• 平均年収 621万

※住宅データは直近1年間、70㎡代のもの

渋谷のエリア紹介

渋谷はひとくくりにすることが出来ないほど様々な特徴が入り交じった街です。1ブロック違うだけで、繁華街か、オフィス街か、住宅街かが異なります。

渋谷・繁華街エリア

「若者の街」渋谷をイメージづけているエリア。109やパルコ、ルミネ、マルイなど若者向けのお店がひしめくエリアです。

渋谷・オフィス街エリア

サイバーエージェント、ディー･エヌ･エー、LINE、GMO、IMJ、VOYAGE GROUP、レバレジーズ、ウィルゲート、マイクロアド、ランサーズなど数えきれない程のIT企業、ベンチャー企業が集結。駅前のマークシティやセルリアンタワー90年代後半には「渋谷ビットバレー（BitValley）」とも呼ばれました。

渋谷・住宅街エリア

渋谷は大通り沿いの賃貸マンションや、一本奥に入った高級住宅街などの一面もあります。

渋谷に住んでいる人々

渋谷は賃貸と持家で住んでいる人の特徴が変わります。賃貸で渋谷に住んでいる人は、渋谷駅近郊で働いている人々。電車通勤を嫌う人や、「終電を気にする事なく働きたい」というハードワーカーが多い傾向にあります。持家で渋谷に住んでいる人は「松濤」「鉢山町」といった高級住宅街のステイタスと利便性を同時に手に入れたい人々。大企業やIT企業、士業の人が多い様です。

日本屈指の高級住宅街・松濤

東急百貨店のすぐ裏に広がる松濤は日本屈指の高級住宅街。その敷居の高さは数値を見れば一目瞭然です。

• 単価 133万円/㎡（坪439万円）
• 価格 15,399万円
• 専有面積 115.6㎡
• 築年 19年

平均住宅価格約1億5,400万円・・・！一本裏に入っただけでここまで雰囲気が変わるのか、と驚いてしまうほどの高級住宅街です

100年に一度の大開発が進む渋谷

2012年、旧東急文化村跡地にヒカリエがオープンしました。圧倒的な高さを誇るヒカリエですが、今後予定されている開発はヒカリエの比ではありません。

渋谷の開発イメージ（出典：東急建設）

渋谷駅周辺は常に工事をしているイメージがありますが、それもそのはず。渋谷駅周辺の再開発は「100年に一度の大開発」と呼ばれており、2027年に向けて渋谷駅周辺がガラリと変わる予定です。

↑渋谷駅周辺は夜通し開発工事が進む

センター街は昔、川だった？

↑多くの人で賑わうセンター街（出典：wikipedia）

渋谷には道玄坂、宮益坂、スペイン坂など「坂」のつく道がたくさんあります。渋谷はその名の通り「谷」に位置しますが、渋谷川と宇田川という二つの川によって削られて谷になりました。この二つの川のうち宇田川は埋め立てられ、センター街になりました。