中古マンション購入者必見!キッチンリフォームの種類と相場、注意点

2023.05.01
中古マンション購入者必見!キッチンリフォームの種類と相場、注意点

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一定の年数を経た中古マンション。気になる箇所をリフォームしたいと思っても、「具体的にどこまでリフォームできるのか」「費用感はどれくらいになるのか」など、わからないと迷ってしまいますよね。

住まいのリフォーム箇所として最も人気があるスペースの一つが、キッチン。日々の食事や家族の団欒の場として重要な役割を持つだけに、使い勝手やコミュニケーションの取りやすさなど、じっくり検討して満足できるリフォームをしたいもの。

本記事では、マンションのキッチンリフォームについて、リフォームで改善できることやキッチンの種類、相場、注意点などについて解説します。

キッチンリフォームでできること

キッチンリフォームでは、以下のような改善ができます。

収納スペースの拡充

キッチンリフォームによって、収納スペースを拡充することができます。食器や調理器具など、キッチン周辺で使うものは多く、収納スペースが不足することがよくあります。リフォームによって、キッチン全体の収納スペースを拡大するだけでなく、使い勝手のよい引き出しや収納棚を設けることもできます。

カウンターの増設

キッチンリフォームによって、カウンターを増設することができます。増設することで、調理スペースが広がるため、家族や友人と一緒に調理する場合でも、スペースに余裕を持って調理を行うことができます。

キッチンの種類(型)の変更

キッチンの種類(型)は、いくつかあります。自分の用途に合わせたキッチンの型に変更することで、キッチンでの作業効率が上がるだけでなく、家族とのコミュニケーションもとりやすくなります。キッチンの種類については、次の項で詳しくご説明します。

シンクやコンロの移設

キッチンリフォームによって、シンクやコンロの位置を移設することができます。これにより、キッチンの使い勝手が向上し、調理の効率も上がります。

例えば、シンクを窓の近くに移設することで、洗い物をするときに窓からの自然光を取り入れることができます。手元が明るく作業がしやすくなるだけでなく、開閉できる窓であれば調理でこもった匂いや空気の入れ替えができるでしょう。

キッチン家電の新調

キッチンリフォームによって、キッチン家電を新調することができます。エコな家電や高性能な家電など、自分たちに合った家電を選ぶことができます。また、家電を新しくすることで、節約効果も期待できます。

照明の見直し

キッチンリフォームによって、照明の見直しを行うことができます。明るい照明を取り入れることで、キッチン全体が明るくなり、調理作業がしやすくなります。また、照明の種類によっては、間接照明などを取り入れることで、キッチンの雰囲気を変えることもできます。

これらの改善によって、使い勝手や快適さが向上し、生活の質が格段にアップします。

キッチンの種類(型)

前項でご紹介したように、リフォームで好みのキッチンの種類(型)に変更することも可能です。
キッチンには、以下のような種類があります。

  • I型キッチン
  • L型キッチン
  • U型キッチン
  • アイランドキッチン
  • ペニンシュラキッチン


それぞれの特徴は、以下の通りです。

I型キッチン

I型キッチンのイメージ
一直線にキッチンを配置したシンプルなタイプ。狭いスペースでも設置できるため、中古マンションにもよく見られます。

L型キッチン

L型キッチンのイメージ
壁に沿って2方向に配置したタイプ。コンパクトながらキッチン内で動きやすいので使い勝手が良く、多くの家庭で採用されています。

U型キッチン

U型lキッチンのイメージ
3方向にキッチンを配置したタイプ。調理スペースが広く、食器や調理器具の収納も充実しているため、料理好きにはおすすめです。

アイランドキッチン

アイランドキッチン
「アイランド」=島、という名の通り、壁に接している部分がなく部屋の中で独立して存在するように配置したタイプ。どこからでもキッチンに入ることができて便利です。また、壁がないためキッチンに立っている時も開放感があります。リビングで家族や訪問客とコミュニケーションをとりやすいので、家族との会話を増やしたい人や、ホームパーティなど人を招くことが多い人におすすめです。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンのイメージ
「ペニンシュラ」とは、「半島」の意味。壁に接する部分がないアイランドキッチンに対して、一方の壁が壁に接するように設置したタイプをペニンシュラキッチンと呼びます。

アイランドキッチンと同じく、リビングやダイニングに向かってひらけている対面式のため開放感があり、料理中に他の人と会話しやすいという利点があります。お子さんがいる家庭では、リビングで遊ぶ様子を見ながら調理ができるため安心です。片面が壁付になるためアイランドキッチンよりも広い空間が必要ないため、小さめのマンションでもよく採用されています。

キッチンの種類はそれぞれにメリットがあり、費用も異なります。また、お住まいのマンションによっては実施が難しいパターンもあるので、希望条件や現状に合わせて念入りに検討するようにしましょう。

※間取り図と写真は各キッチンの型を表すイメージであり、同一物件のものではありません。間取り図での表記や実際のキッチンの形状を確認するためのものとしてご参照ください。

キッチンリフォームの相場

キッチンリフォームの相場は、リフォーム内容や規模、地域などによって異なりますが、おおよそ100万円から300万円程度と言われています。また、リフォームの費用対効果を高めるために、DIYやリノベーションなどの方法もあります。

より詳しい費用感を知りたい方は、こちらの記事を合わせてご覧ください。
>>中古マンションのキッチンリフォーム費用相場|費用の抑え方も解説

キッチンリフォームは、生活に欠かせないスペースを快適にするために必要な工事です。リフォーム前提で中古マンションを購入する際は、リフォーム費用も予算に含めておくことが大切です。また、リフォーム業者の選び方にも注意が必要。口コミや実績、施工の流れなどを確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

キッチンリフォームを行う場合の注意点

マンションのキッチンリフォームを行う場合、以下のような注意点があります。

承認や許可を得ること

マンションによっては、リフォームに対して規制がある場合があります。特に、水回りのリフォームは、隣接する住戸に影響を与える可能性があるため、事前に管理組合などに相談し、承認や許可を得ることが必要です。

質の高い業者を選ぶこと

キッチンリフォームは、住宅設備の中でも高額なリフォームになるため、業者選びは非常に重要です。口コミや評判、実績、施工の流れなどを確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

予算を明確にすること

キッチンリフォームにかかる費用は、リフォーム内容や材料によって大きく異なります。そのため、事前に予算を決め、リフォーム範囲や材料の選定などを行うことが重要です。

納得のいくデザインを選ぶこと

キッチンは、料理をする場所だけでなく、家族や友人と交流する場所でもあります。そのため、自分や家族が使いやすいデザインを選ぶことが大切です。リフォーム前に、自分たちのライフスタイルに合わせたデザインをイメージし、実現可能かどうかを確認しましょう。

もっと具体的な費用感を知りたい!・・その場合は?

先ほど相場をお伝えしましたが、「『おおよそ100万円から300万円程度』では参考にならないよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。それもそのはず、リフォームは下記のような条件によって大きく費用が変わってしまうのです。

■リフォーム費用を左右する条件
・今の住宅の諸条件(広さや間取り、構造、現在の状態など)
・「どんな仕上がりにしたいか」「どんなお悩みをどう改善したいか」などの依頼主である自分たちの要望
・要望に対する、リフォーム業者側の提案内容


例えば、先ほどご紹介した「キッチンの種類(型)の変更」についても、単純に「この型への変更であれば◯◯万円でできる」と言えるものではありません。今設置されているキッチンの型がどれなのか、マンションの配管はどうなっているのか、LDKの中のどこにどう設置したいのか・・など、さまざまな要素の組み合わせで最終的な見積もりが算出されます。

そのため、相場はあくまでもざっくりとした「目安」でしかありません。何十万円レベルで相場からズレることもめずらしくないため、「まずは費用がわからないとリフォーム実施を検討しようがないよ!」という方ほど、見積もりをとってみることをおすすめします。

見積もりの上手なとり方とは?

見積もりをとる方法は、大きく3つ。

  • ①不動産仲介会社の提携先・紹介先で見積もりを依頼する
  • ②自分でリフォーム会社を探して、直接見積もりを依頼する
  • ③一括査定サイトで複数社一度に見積もりを依頼する


それぞれ、メリットやデメリットについて解説していきましょう。

①不動産仲介会社の提携先・紹介先で見積もりを依頼する

マンション購入や住み替えを検討中の方は、物件探しと同時にリフォーム会社を探して見積もりをとる必要があります。その場合、不動産仲介会社に提携先など繋がりがあるリフォーム会社を紹介してもらうなどして、一括でお願いするパターンが採れるでしょう。初めての購入でとにかくスムーズに進めたい、できるだけ手間なく進めたい、という方は便利です。物件探しと設計施工を一貫して請け負うサービス展開をしている会社も多くあるので、リフォーム前提で物件を探している方は探してみると良いでしょう。

ただし、このパターンだと自分の思い通りの世界観でのリフォームを行うことは難しい場合があります。また、不動産会社の提携先という縛りの中での限られた選択肢になるため、費用が高くなる可能性もあります。

②自分でリフォーム会社を探して、直接見積もりを依頼する

「自分の思い通りの世界観でリフォームを行いたい!」「このリフォーム会社に依頼したい」という強い希望がある方には、この方法がおすすめです。

InstagramやPinterestといったSNS、雑誌などで好みのリフォーム事例を見つけて、そのリフォーム会社に直接問い合わせてみましょう。このパターンでは、費用よりも叶えたい希望や夢を優先するために、必然的に見積もり金額は高くなる傾向にあります。希望のリフォーム会社が遠方に拠点を構えている場合は、出張費用が上乗せされることも。予算との折り合いで落とし所を探るのが良いでしょう。

また、自分で探す手間もかかるため、時間もかかります。スケジュールに余裕を持って進められる場合でないと、難しいかもしれません。「なる早でリフォームを完了させたい」「なるべく安く済ませたい」という方には不向きでしょう。

③一括査定サイトで複数社一度に見積もりを依頼する

最も手軽なのが、この方法です。また、3つの選択肢のなかで最も費用を抑えられる可能性が高い方法でもあります。

先ほど、「リフォーム費用を左右する条件」として「要望に対する、リフォーム業者側の提案内容」を挙げました。リフォーム会社はそれぞれ得意分野が異なることもあり、依頼主の要望に対する提案内容はまったく同じにはなりません。それに応じて当然費用も変わってきます。そのため、できる限り費用を抑えたい場合は、複数社への相見積もりを強くおすすめします

一括査定サイトであれば、自宅の住所に合わせて近隣のリフォーム会社のなかから複数社に対して同時に見積もりをとることができます。一度に比べることができるため、費用だけでなく提案内容から「この業者になら信頼して任せられそうだな」という一社に決めることが可能です。さらに、一社ずつ自分で調べて問い合わせて・・という手間が省けるので、効率的にリフォームを検討から正式発注まで進められるのも大きなメリット。

「絶対にこの会社にお願いしたい」という強いこだわりがある方にはあまり向きませんが、「短い時間や手間で、なるべく費用を抑えて、リフォームしたい」という方にはおすすめです。また、複数社を比較検討できるため、「自分で納得して選択して決断したい」という方にもフィットするでしょう。

なぜリフォームには相見積もりが必要なのか?

前述の「キッチンリフォームを行う場合の注意点」の項目で「質の高い業者を選ぶこと」とお伝えしたとおり、リフォーム業社選定はリフォーム成功のための最も重要な要素の一つです。そのため、①不動産仲介会社の提携先・紹介先で見積もりを依頼する や ②自分でリフォーム会社を探して、直接見積もりを依頼する を選択した人にも、ぜひ一括査定サイトで効率よく相見積もりをとることをおすすめします。そうすることで、依頼後に後悔することを最大限防ぐことができます。

一括査定サイトは複数社ありますが、本記事はそのうち一社をご紹介します。

ハピすむのwebサイトの画像

一括無料見積もりサイトの一つ「ハピすむ」は、厳しい加盟審査を通過した全国1000社以上の優良なリフォーム会社から無料でお見積り・プランの比較検討ができるリフォーム会社紹介サービスです。自分の希望に沿ったおすすめのリフォーム会社を、ハピすむのリフォームコンシェルジュ(専任アドバイザー)が複数社紹介してくれます。コンシェルジュは、リフォームスタイリストや福祉住環境コーディネーターなど、リフォームにまつわる資格保持者が多いという点も安心ポイントです。

また、一括見積もりを依頼した人には先着でリフォームガイドブックももらえます(毎月先着3000名まで)。「相見積もりをとって一番良い会社を選びたい」という方はもちろん、「まずは情報収集したい」という方のスタート地点としてもピッタリです。

株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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