中古マンション探しのおすすめ検索サイト5選!便利な機能も紹介
2022.01.05
中古マンション購入で最も重要で、かつ面倒な作業の1つが「物件の情報収集」です。中古マンションの検索サイトはたくさんありますが、サイトによって「コンセプト」や「強み」に違いがあるため、ご自身のニーズに合った検索サイトを利用しなければ効率的に物件の情報収集をすることができません。そこで今回は、中古マンション購入のニーズ別におすすめの検索サイト・アプリを5つご紹介します。
監修者:針山昌幸
株式会社Housmart 代表取締役 宅地建物取引士・損害保険募集人資格 『中古マンション 本当にかしこい買い方・選び方』 (Amazonランキング・ベストセラー1位)
たくさんの物件から探したい→SUUMO(スーモ)
たくさんの物件から、自分好みの条件で探す場合は「SUUMO(スーモ)」がおすすめです。SUUMOの特徴は、圧倒的No.1を誇る掲載物件数です。東京商工リサーチの調査によると、2021年7月の掲載数は「SUUMO」が755万9,191件で1位となっており、2位の「LIFULL HOME’S」と比較して約250万件多くなっています。参考:不動産・住宅ポータルサイトの掲載物件数に関する調査結果(東京商工リサーチ調べ)SUUMOの便利な機能やコンテンツは以下のとおりです。- SUUMOオススメ検索
- 接客レビュー評価
(1)SUUMOオススメ検索
「SUUMOオススメ検索」では、築年数や駅徒歩といった基本的な条件に加えて、「住宅ローン控除の条件を満たしているか」、「リフォーム済みか」などのより詳細な条件まで絞って検索することができます。(2)接客レビュー評価
SUUMOの接客レビュー評価では、接客力の高い不動産会社を一目で見分けることができます。来店に不安を感じる方でも接客レビュー評価を参考にすることで、安心して不動産会社を選ぶことができます。接客レビュー評価では、各不動産会社で接客を受けた方が、以下の3項目について回答しています。- 理解力:希望の条件、購入の背景などを深く理解する
- 整理力:プロならではの観点を加えて整理する
- 提案力:物件や資金計画などを的確に提案する
住環境とセットで物件をみたい→LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)
LIFULL HOME'Sは、住環境を詳しくチェックしたい方にとっておすすめの検索サイトです。他の検索サイトと比較して特に優れているのがハザードマップなど周辺の住環境に関する情報を地図上で表示させる機能がついている点です。参考:地図から不動産を探す(LIFULL HOME'S)地震や洪水被害など、周辺環境の災害リスクについて手軽に調べられるのは大きなメリットと言えます。その他のLIFULL HOME'Sの特に便利な機能は以下の通りです。- 不動産会社から検索できる
- 車の移動時間から検索できる
(1)不動産会社から検索できる
通常の検索サイトであれば、各不動産会社が広告掲載している物件に問い合わせをしてから不動産探しがスタートします。しかし、この方法では物件ありきでコミュニケーションが開始するため、問い合わせをした不動産会社が質の高い不動産会社かどうかは判断できません。LIFULL HOME'Sでは不動産会社から検索できるため、その地域を熟知している不動産会社を選んで問い合わせできます。(2)車の移動時間から検索できる
LIFULL HOME'Sでは車の移動時間から物件を検索できます。駅からの距離で条件を絞って不動産を探すことが多いですが、「車通勤の方」や「テレワーク中心で電車を日常的に利用しないエリアの方」にとっては駅距離ではなく車の移動時間から探せたほうが便利です。この機能を使うと、目的地や運転時間を入力するだけで目的地からの運転時間内の範囲で物件が表示されます。例えば、目的地を会社や送迎先の保育園にすることで、購入後の交通利便性を踏まえた物件探しができます。検索だけでなく、特集から物件を探したい→at home(アットホーム)
検索だけでなく、特集から物件を探したい方は「at home(アットホーム)」がおすすめです。at homeは一般的な物件の条件だけでなく、以下のような特集から物件を探すことができます。- テレワーク物件特集
- デザイナーズ物件特集
- トランクルーム付き物件特集
- アットホームタウンライブラリーで街を深く知ることができる
- 路線図から直感的に物件を探すことができる
(1)アットホームタウンライブラリーで街を深く知ることができる
「住んでみたい憧れの街はあるけど、実際の住み心地がイメージできない。」そんなときはアットホームタウンライブラリーで街を調べるのがおすすめです。「子供と暮らす」、「ペットと暮らす」、「街の未来を知る」など様々な切り口で街の情報を知ることができます。実際に街に住んでいる方の口コミを見ることもできるので、よりリアルな生活イメージが湧くのも便利なポイントです。(2)路線図から直感的に物件を探すことができる
一般的な検索サイトでは駅名入力や沿線から物件を探せますが、複数路線を跨ぐエリア一帯で物件を探したい場合は検索しづらいというデメリットがあります。at homeであれば路線図が地図上に表示されるため、より直感的に物件を探すことができます。- 資産価値をデータで可視化、一目でわかる
- 学区から探すことができる
優良リノベーション物件をみたい→cowcamo(カウカモ)
優良リノベーション物件を検索したい方は「cowcamo(カウカモ)」がおすすめです。掲載物件数をむやみに増やすのではなく、cowcamo独自の基準を満たした東京の優良リノベーション済み物件に特化した掲載を行なっています。他の検索サイトと比較して、cawcamoが特に優れているのは下記2点です。(1)物件の魅力が最大限伝わるページ構成
室内の写真が豊富なポータルサイトは数多くありますが、cawcamoのように写真と文章を魅力的に編集し、物件の魅力を伝えているサイトは多くありません。売主がどのような思いで売却に至るのかというストーリーまで記載されています。(2)購入後の生活がイメージしやすい
売主がお部屋の設備や間取りをどのように使っていたのかまで記載されており、購入後の生活のイメージがしやすいという特徴があります。この点も、シンプルな物件概要を掲載しているポータルサイトと差別化されているポイントです。生活イメージが湧くリアルな口コミがみたい→マンションノート
生活イメージが湧くリアルな口コミがみたい方は日本最大級の物件口コミサイト「マンションノート」がおすすめです。タワーマンションなどの大規模マンションだけでなく小規模マンションもカバーしていることが多いので、物件の目星がついた段階で一度チェックしてみることをおすすめします。マンションノートの特に便利な機能は以下の2つです。- 建物や周辺環境がスコア化されている
- Q&A機能を利用して、知りたい情報をリクエストできる
(1)建物や周辺環境がスコア化されている
マンションノートでは建物や周辺環境が独自の基準でスコア化されているため、一目で比較検討ができます。マンション購入において譲れない条件を明確にしたうえで、物件のスコアを確認すると効率よく物件の見極めができます。(2)Q&A機能を利用して、知りたい情報をリクエストできる
マンションノートではQ&A機能があるため、自分の知りたい情報をリクエストできます。通常のポータルサイトでは、記載されている情報を受け取ることしかできませんが、マンションノートでは、気になる質問を投げかけることで自分の知りたい情報を得ることができます。【番外編】人気ブランドマンションの購入を検討している→各デベロッパーのサイト
大手デベロッパーが建設したブランドマンションの購入を検討している方は、各デベロッパーのサイトを確認するのもおすすめです。デベロッパーによっては、自社ブランドのマンションのみを掲載したサイトを公開しています。例えば、東京建物には中古物件特集サイトがあり、デベロッパーならではの質の高い情報を掲載しています。新築マンションと異なり、中古マンション購入時には分譲時のパンフレットが手に入らないことが多いので、ぜひ利用しておきたいサイトです。参考:東京建物中古物件特集(東京建物公式HP)まとめ
今回は、中古マンションを探すのにおすすめの検索サイトをニーズ別に紹介しました。- 掲載物件数が多い→SUUMO(スーモ)
- 周辺環境を詳しく知りたい→LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)
- 検索だけでなく、特集から物件を探したい→at home(アットホーム)
- 優良リノベーション物件をみたい→cowcamo(カウカモ)
- 生活イメージが湧くリアルな口コミがみたい→マンションノート
株式会社Housmart
マンションジャーナル編集部
マンションジャーナル編集部
「Housmart(ハウスマート)」が、購入や売却に必要な基礎知識・ノウハウ、資産価値の高い中古マンションの物件情報詳細、ディベロッパーや街などの不動産情報をお届けします。