勝どきタワマン・好条件お買い得物件を即決でGET|中央区・30代・4人家族

2023.07.07
勝どきタワマン・好条件お買い得物件を即決でGET|中央区・30代・4人家族

本事例の成功のポイント

*まずはゆるく物件探しをスタート。戸建て・新築・中古、幅広くとにかく内覧

*年収や家族構成など自身の変化も踏まえつつ、本命エリアを1本化。相場を把握し条件の揃ったお買い得物件を即決

*住宅ローンは通過見込み候補を不動産仲介会社に依頼、一度に審査して通ったものから最も好条件のものを選択



「そのうちマンション購入したい」「そろそろ考える時期かな」・・そう思っていても、住まい探しは準備しないといけないことも多く、なかなか踏み出しづらいもの。

また、いざ探し始めたものの、「ずっと探しているけど、なかなか理想の物件が出てこない…」と悩んでしまうことも。

理想の住まいを手にした方は、どうやってその物件を見つけたのか? きっかけや探し方、資金計画など、成功も失敗も、リアルな体験談を伺いました。

>>【合わせて読みたい】金利や頭金、いくらにすべき?正しい購入予算の立て方を解説

今回ご紹介するのは、タワマンエリア・勝どきで中古マンションを購入された4人家族。幅広く検討した中から、どのように今の物件を選んだのか。そのプロセスを詳しく聞きました。

《プロフィール》
家族構成:Oさんファミリー(夫婦+子ども2人)
購入時の年齢:夫32歳・妻31歳・子2歳・子0歳
職業:会社員(購入当時は共働き)
世帯年収:1,900万円(購入当時)
それまでの購入経験:なし(以前の住まい:実家の持ち家)


《購入物件》
最寄り駅:勝どき駅 徒歩10分以内
間取り:3LDK
面積:72㎡
築年数:築6年(購入時)
購入価格:7,500万円


家族構成の変化や年収アップで、住宅購入検討が本格始動

ー 中古マンションを2年ほど前に購入されたOさん。きっかけは「家族の変化」と伺っていますが、どういった変化があったのでしょうか?

「今の住まいの前は千葉の船橋にある、私の父親の持ち家に住んでいました。私が単身赴任で海外に赴任していまして、そこから帰ってきたタイミングで一人目の子どもが生まれて。

1年ぐらい経って、別の会社に転職して年収が上がったので、そのタイミングで引っ越しましょうということになりました」

ー では、そのタイミングで中古マンションを探し始めた形ですか?

「マンションは子どもが生まれるから、もともと2〜3年ほど探していまして。千葉から東京まで夫婦であちこち内覧に行っていたんです。あまり急いでいたわけではないので幅広く見ていた感じですね」

ー 購入物件の希望条件としては、どんなことを設定されましたか?

「まずは住環境ですかね。解決したい点はいろいろありまして、子どもも生まれてちょっとこのままの環境だとあまりよくないな、と思っていました。船橋に住んでいた時はマンション周辺が少しごちゃごちゃしていて・・ホテルが周りに結構あったんです。あとは駅から徒歩15分で少し距離があったのと・・加えて、当時は60㎡の3LDKで狭かった。次に移る先は道も広くて、要は子育てをしやすいところがいいなと。あとは、勤務先が都内なので、都内にある程度近くて・・という条件を満たす物件を探していました」

ー 都内への出勤のしやすさ、という点では具体的にはどんな条件で探していたんでしょうか? 電車の乗り換え回数とか、所要時間ですとか・・

「うーん、所要時間に30分、1回ぐらいの乗り換えぐらいだったら許容範囲かな、というのを一つの基準で考えてました。あとは結局、年収が上がったことがエリア選びに大きく左右しましたね。ちょっと資金に余裕ができたから、現実的に東京まで対象エリアが広がったので」

ー 最終的に選んだところは勝どき駅ですよね。・・となると、大江戸線?

「はい。職場は大手町なので、今の通勤手段はバスかタクシーかどちらかですね。タクシーでも、1,000円か2,000円くらいで行けちゃうので」

戸建てから新築・中古まで幅広く見て徐々に条件やエリアを選定

ー 2,3年ほど物件を見ていたということでしたが、今の物件を見つけるまでに何件くらい内覧しましたか?

「30〜40件は見たかと思います。特に急いでいなかったので・・その時はマンションも戸建ても全部見てましたから」

ー あ、最初は戸建ても検討されていたんですね。それはポータルサイトなどで探して?

「そうです。最初はSUUMOとかでよくある『(問い合わせや物件内覧などをすると)Amazonギフト券プレゼント』というような・・そういうものから内覧してみたのが多かったですね。能動的に探すというよりは、最初の1,2年はそういう5,000円プレゼントとか、そういうのにつられて行っていた、というのが正直なところですね(笑) 最近はそうした集客をやってるところは少なくなりましたけれど」

ー なるほど(笑) 物件を探し始める入り口として、そうしたインセンティブが寄与したんですね。今の物件は、どうやって見つけたんでしょうか?

「今の住まいを見つけたのは、もう中央区にエリアを絞り始めていた頃ですね。該当エリアのマンションや相場はだいたい頭に入っていたので。その中で、今の部屋が値ごろ感で売り出されていたので、もう決め打ちで・・それも確かSUUMOだったかな。SUUMO経由で問い合わせたと思います。内覧は夫婦一緒にしていましたが、最終的に今の家を見たときは、僕の独断で即決しました」

ー 内覧に行って、その場で購入申し込みをされた?

「そうですね。ちょうど駐車場が空いていたのも大きかったです。中央区で駐車場が空いてるって、タワマンだとなかなかないですし。しかもうちの車はアルファードなんで、ハイルーフ駐車場となると余計に難しいので・・その点も含めて、即決しました」

住宅ローン選定は通過見込みのある候補を一気に申し込み、通過したところから効率よく選定

ー 購入予算はどのように組み立てましたか?

「前にいろんな物件を見ていた頃は、ファイナンシャルプランナーとかに相談したことはありますが、最後の物件に関しては自分でシミュレーションしました。借り入れに関しても、自分で何社か当たって」

ー 住宅ローンはどこの金融機関で組まれましたか?

「住信SBIネット銀行で、変動金利で0.397%。フルローンで返済期間は35年。購入当時は妻もフルタイムで働いていたので、ペアローンで借りています」

ー 住宅ローンの金融機関をどこにするか、皆さん迷われる方も多いと思うのですが・・
Oさんの場合は、どう比較検討されましたか?

「僕の場合は、この条件だとどこの金融機関で借りられるか、というのを不動産屋さんにいくつかピックアップしてもらいました。その候補にとりあえず一斉に札入れして、通ったところで諸条件を確認して。その中で、住信SBIが4000万か5000万円以上借りると、手数料のところが一部優遇されるというキャンペーンがあって(※購入当時)。そこに決めた、という形です」

ー 確かに、金融機関によって審査に通る/通らないはありますので、ご自分にとって「審査に通る」住宅ローンから好条件のものを選ぶのが、最も効率的ですね。

月々の支払いベースでのお話で伺いたいのですが・・以前のお住まいはお父様の持ち家だったということなので、支払い金額は増えたということだと思うのですが。増えたけれども、住環境が以前より良くなった、という感じでしょうか。

「そうですね。あとはまた別の捉え方として、今のこの不動産の状況からして、もう今後価格が上がることは、間違いないと思っていたので。別に今現時点でローン返済分を支払っていても、『売った時に返ってくればいいかな』くらいで考えていました」

ー リフォームは、何かされましたか?

「大掛かりではなく部分的に簡単なものだけ・・壁紙を変えたとか、エコカラット(※)を入れたりとかそういう感じですね」

※調湿(湿度が高い時には湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出する)機能や脱臭機能がある内装壁材。有害物質を吸着し、低減するなどの機能面に加えて高級感も出るため、中古物件のリフォームでも既存の壁材に替えてエコカラットを貼るなど人気がある
参考:エコカラットHP https://www.ecocarat.jp/

ー エコカラット、人気ですね。ちなみにどちらに設置されましたか?

「リビングと玄関、あとは余ったのを、トイレにも貼りました」

ー 他に、どんなところをリフォームされましたか? 総額いくらくらいかかりましたか?

「その他には、物干し竿を取り付けたり・・エアコンを追加したのでその費用、あとは水回りのコーティングをしなおしたりしました。全部で100〜150万円くらい支払いました。エコカラットだけだったら100万はしなかったんじゃないかな。リフォーム業者も、自分で見つけてきて依頼しました」

家族の形が近々また変化することに。将来は戸建て・・?

ー マンションを購入されたことで、一番変わったのはどんな点でしょうか?

「やっぱり住環境の変化は大きいですね。あとは、家から勤務先までの出勤の時間が短くなったので、家族でいる時間が長くなりました。まあそもそもコロナになっちゃったんで、家にいる機会が多かったってのもありますけど・・

その他だと、羽田空港までタクシーで行ける距離なので出張に行く時に楽というのもありますね。

買い物利便という意味でいうと、勝どきはスーパーやコンビニはもちろんあるんですけれど、船橋には業務用スーパーのような安く買い物ができる大型店舗があって。それが都内には少ないのがちょっと不便ですね。安いものがなかなか買いづらい」

ー 広さについてはいかがでしょう? 面積が12㎡ほど広くなりましたよね。

「そうですね、もちろん広さが増えたことでのメリットはあります。ただ、今となっては・・3人目が今年の9月に生まれるので・・3LDKの72㎡は今はいいですけど、結局もう少ししたら戸建てにするかも考えなきゃいけないかなって思っています」

ー おお、それは・・おめでとうございます!

「ありがとうございます。まあ、多分、4〜5年以内には次の住まいに行くんじゃないかなと思ってます。次はもうさすがに、都内で90㎡とか100㎡というクラスの物件は予算的にも現実的じゃないと思うので。今の都内の立地は自分も妻も気に入ってますが、まあその時はしょうがないか・・という感じで引っ越す、というところもあるんじゃないかなと思います。

転職しない限り、業界を変えない限りは、どこか海外に駐在するような話は今後はないので。海外に出張はあっても、居住は日本がベースになる。そういう意味だと、戸建てを買って、子供たちが育っていくまではそこにいることになるかな」

ー その場合は、以前に戸建ても内覧していたことが役立つかもしれませんね。

「そうですね。僕の場合、2〜3年探している間に不動産がちょっと趣味みたいになってきまして。自分で勉強もしたり、いろんな不動産屋の担当者とも話をして、今は投資用ワンルームマンションを2部屋、品川区の駅前に持っています」

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いかがでしたでしょうか。
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株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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