【決定版】詳しい仲介手数料の計算式

2017.07.07
【決定版】詳しい仲介手数料の計算式
不動産売買において最も高い諸経費である不動産仲介手数料今回は最も使われている計算方法から、プロが使っている計算方法まで分かりやすく解説していきます。

監修者:針山昌幸

針山昌幸 プロフィール写真

株式会社Housmart 代表取締役
宅地建物取引士・損害保険募集人資格
『中古マンション 本当にかしこい買い方・選び方』
(Amazonランキング・ベストセラー1位)

最も使われている仲介手数料の計算式

仲介手数料={物件価格の3%+6万円}×消費税これが一般的に使われている仲介手数料の計算式です。この3%は不動産会社が請求できる上限となっています。では、この3%は変動しないのか?この6万円は何なのか?疑問に思うことはあると思います。

物件価格の3%は変動しないのか?

結論としては、変動します400万円より高い物件の売買契約がでは3%と決められているため、物件価格の3%という形が一般的に使われています。しかし、400万円以下の場合は仲介手数料は異なり、200万円以下 、200万円より高く400万円以下、400万円より高いの3つのパターンに選別されます。
物件価格 仲介手数料 差額
200万円以下 5% 0円
200万円より高く400万円以下 4% 2万円
400万円より高い 3% 4万円
さらに詳しく知りたい方は、下の記事をチェック! 関連記事:【仲介手数料】物件価格の「3%」って決まってるの?

差額の6万円とは何なのか?

売買物件が400万円より高い場合、200万円以下 、200万円より高く400万円以下、400万円より高い。この3つを別々に計算して足さなくてはいけません。そのため、物件価格の3%+6万円ではなく物件価格の3%だった場合、計算結果に誤差がでます。別々に計算するのがプロの計算方法ですが、正直計算が面倒です。では、物件価格が1000万円だった場合どうなるのか。表を用いて物件価格の3%(間違った計算式)物件価格の3%+6万円(一般的な計算式)プロの計算式(本来の計算式)を同時進行で解説していきます。
間違った計算式 一般的な計算式 本来の計算方法
売買価格*3% 売買価格*3%+6万円 各々の売買価格の計算を足す
{1000万円*3%} (1000万円*3%)+6万円 200万円以下の計算 200万円より高く400万円以下の計算 400万円以上の計算
30万円 36万円 200万円*5% 200万円*4% 600万円*3%
    10万円 8万円 18万円
    10万円+8万円+18万円=36万円
 

プロが使う計算式

プロの使う本来の計算式で税抜きの仲介手数料を計算し空欄を埋めてみましょう。
物件価格 計算 仲介手数料
100万円 100万円*5% 5万円
200万円
300万円 (200万円*5%)+(100万円*4%) 14万円
400万円
500万円 (200万円*5%)+(200万円*4%)+(100万円*3%) 21万円
1000万円 (200万円*5%)+(200万円*4%)+(600万円*3%) 36万円
3000万円
さらに仲介手数料の計算例を見たい方は下の記事をチェック!

関連記事:【仲介手数料 早見表】仲介手数料って結局いくらかかるの?

  計算結果

物件価格 計算式 仲介手数料
200万円 200万円*5% 10万円
400万円 200万円*5%+200万円*4% 18万円
3000万円 200万円*5%+200万円*4%+2600万円*3% 92万円
答えは合っていましたか?実際の仲介手数料は消費税がかかります消費税は2014年の4月に8%へ引き上げられ、2019年の10月に10%まで増税される予定です。この増税は2度延期され、実際に2019年に実施されるか確かではありませんが、仲介手数料の計算において消費税の変化にも注意が必要です。

関連記事:仲介手数料に消費税ってかかるの?増税でどれくらい増える?

まとめ

  1. 最も簡単な計算式:仲介手数料={物件価格の3%+6万円}×消費税
  2. 200万円以下 、200万円より高く400万円以下、400万円より高いの3つの計算パターンがある
  3. 一般的な計算方法以外にもプロの計算方法がある
  4. 消費税を計算するのを忘れない
人口減少や高齢化に伴い、中古不動産物件の売買件数が盛んになっています。そこには売買手数料という高額な経費が発生します。本日習った計算式を使えば瞬時に仲介手数料を導きだすことが出来ます。仲介手数料を事前に計算することで、交渉のトラブルも避けられますし、購入の目安にもなるでしょう。【おすすめ記事】中古マンション購入のメリット・デメリットについて売買のプロが徹底整理!
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マンションジャーナル編集部

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