家族の数だけ正解がある。マンションのリビングレイアウト実例を紹介!

2017.08.04
家族の数だけ正解がある。マンションのリビングレイアウト実例を紹介!
家の中でも、リビングは一番長い時間を過ごす場所。レイアウトやインテリアによって、大きく印象や過ごしやすさが変わってきます。リビングのあり方は、そのまま家族のあり方を指し示すと言っても過言ではありません。それだけに、リビングのレイアウトは悩むところ。この記事では、リビングのさまざまなレイアウトスタイルをご紹介していきます。

テレビとソファーとの関係性

ソファーを置く位置を考える上で大切なのがテレビとの位置関係をどのように配置するか。ソファに座ってくつろぎながらテレビをみたいという方もいれば、ソファで家族との会話を楽しみたいという方もいるはず。ソファと一緒にどのような生活を送りたいかを考えながら、リビングレイアウトを考えていきましょう。

窓に対してテレビとソファーを直角にレイアウト

出典:http://www.o-as.co.jp/works/residence/aob/index.html

外部からの光を感じながら、テレビを正面に見ることができます。映画鑑賞が趣味の家族におすすめのレイアウトです。

窓に対してテレビを直角に、ソファーを平行にレイアウト

出典:https://suvaco.jp/room/NST-4

あまりスペースがとれない場合でも、このような配置にすればリビングを広く使うことができます。ソファとキッチンが対面するので、家族での会話が弾むレイアウトです。

窓の反対側にテレビをレイアウトする

出典:https://suvaco.jp/room/PGwUGaNPsq

窓の対面にテレビを設置しているレイアウトも、空間を広く使える配置のひとつ。日中外の光がテレビを見えにくくする可能性があります。現地で光の状態を確認しながら配置をするようにしましょう。

窓に背を向けてテレビをレイアウトする

出典:https://suvaco.jp/room/L0tooYO6Fa

窓からの自然光を感じながらテレビを見たいという方にはおすすめのレイアウトです。窓をつぶしてしまう可能性もあるので、少し工夫が必要です。

部屋のコーナー部分にレイアウトする

出典:https://suvaco.jp/room/ly6nbDVcvD

入り隅部分にテレビを設置するレイアウトです。最近は大型テレビが多いため、部屋のコーナーに配置するケースは少なくなってきましたが、テレビとの関係が難しい窓を最大限活かすことのできる配置です。

リビングとダイニングの間にテレビをレイアウトする

出典:https://suvaco.jp/room/yYWPqkQabR

部屋の区切りとしてテレビを使用するこんなレイアウトも。大きな棚が必要、ダイニングからはテレビが見えなくなるなどのデメリットもありますが、大きな部屋を擬似的に二つに分けることができます。

ダイニングとリビングの関係性を考える

ダイニングとリビングの関係性は、家族構成によって大きく左右されます。この配置だけで部屋の雰囲気や使える広さが大幅に変わってきますので、とても重要なポイントです。

リビングとダイニングを繋げる配置

出典:https://suvaco.jp/room/zG9YBaeC43

小さな子供のいる家庭では、転倒の危険性を避けるためにもリビングとダイニングの間を広く取る傾向にあります。子供の様子がよくわかるように、仕切りを設けず一体で使えるような配置もよく見られます。

リビングとダイニングを独立させる

出典:https://suvaco.jp/room/1XeF1NkA0d

一方リビングとダイニングで雰囲気や使い方を変えたい場合には、ソファーや収納で仕切って使うことになります。子供の年齢によっては、大人と生活時間がずれてしまうことも。お互いを尊重し合いながら生活するには、リビングとダイニングが区切られている方がいいという場合もあるでしょう。

広く見せるために視線を意識する

リビングダイニングはお家の顔。広々とした空間はゆったりとした家族という印象を与えますが、雑然としていると印象が悪くなってしまいます。そこでリビングを広くすっきりと見せるための工夫をご紹介します。

家具をロータイプにする

出典:https://suvaco.jp/room/LG712dr70O

まず重要なのは、視界をさえぎる物を置かないという点です。ロータイプを中心にした家具配置にすることで、視界が広くすっきりとした印象を与えることができます。色を統一するのも広く見せるポイントです。

大きな窓にソファーを対面させる

出典:https://suvaco.jp/room/LDHFeRJslY

視線を大きな窓部分に向けることで、実際以上に広いところにいるように錯覚させることができます。部屋全体を広く見せるにはとても有効なレイアウトです。

落ち着く空間を意識する

リビングでくつろぎたいのに、家族が行ったり来たりしてゆっくりできない。そんなときは、リビングを生活の動線から切り離すことが必要です。例えばまだ子供が小さくて、家族のコミュニケーションを取りたいときは、ダイニングにソファを置いても気にならないでしょう。しかしこれはソファでくつろぐことを目的とするときは向かないレイアウトになります。家族の年齢や構成によって、リビングダイニングの使い方は変わってきます。状況に合わせて模様替えをしていけるとよいですね。散らかっているリビングもくつろぐのには不向きなので、常に片付けがしやすい収納を意識するのも大切ですよ。

家具のごちゃつき感を抑える

新築のお家やモデルルームは、物も少なく素敵なリビングダイニングに見えますよね。新築で家具を一斉に買い換えることができるのが理想ではありますが、そんな機会はなかなかありません。今ある家具を使っておしゃれに統一感を持たせる一番の近道は、配置を工夫すること。異なるサイズの家具でも、配置の際に中心や先端のラインを合わせることで、統一感が出てきます。ちょっとした配置の工夫で、リビングダイニングを整然と見せることができますよ。

まとめ

リビングダイニングのあり方は、家族の数だけ種類があります。インテリアに絶対の正解はありません。家族が家族らしく、心地よい空間でいられることが一番です。ぜひ家族みんなで、自分たちのスタイルを相談してみてはいかがですか?部屋にあった照明の位置や形なども重要なポイントとなってきますので、見直してみましょう1またリビングのレイアウトに限らず、空間を広く見せ、動線をよくするためには、家具の配置がとても重要となってきます。
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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