THE TOKYO TOWERS(ザ東京タワーズ)の資産価値を評価|失敗しない中古マンション購入
ザ東京タワーズのメリット
- レインボーブリッジを一望できる圧倒的な眺望
- 25mプールがついた豪華な共用設備
- 子育てに適した勝どきエリアの中心地に位置するため居住環境は抜群
ザ東京タワーズのデメリット
- 賃貸居住者は共用設備や住居階数の区分けで不便な思いを強いられるかも
ザ東京タワーズの基本情報
- 住所:東京都中央区勝どき6-3-1
- 交通:都営大江戸線 勝どき駅 徒歩6分
- 中央区立豊海小学校 徒歩6分(480m)
- 中央区立晴海中学校 徒歩18分(1440m)
- 竣工年:平成20年1月
- 総戸数:2,794戸(分譲1,981戸、賃貸813戸)
- 階数:最上階58階
- 分譲:オリックス・リアルエステート株式会社、 東急不動産株式会社、 住友商事株式会社
- 施工:大成建設、前田建設工業
ザ東京タワーズの逸話
マンションの発売と同時に始まったのが「I LOVE NEW TOKYO」キャンペーン。イメージキャラクターにはアメリカの俳優リチャード・ギア(シカゴ、オータム・イン・ニューヨーク、Shall We Dance?などを主演)を起用。マンションの広告費としては空前絶後の30億円が投じられました。その甲斐あってか、約9割がわずか4ヶ月で成約。2005年8月には1ヶ月で1,101戸を成約し、同じ月の首都圏におけるマンション供給 数の約20パーセントをTHE TOKYO TOWERS 1物件が占めるという事態になりました。ザ東京タワーズの資産価値は?
勝どきで屈指の人気を誇るザ東京タワーズですが、資産価値の視点から見るとどうでしょうか。資産価値が高いマンションには「ランドマーク性」「総戸数の多さ」「階数の高さ」「駅距離の近さ」「管理の良さ」などの特徴があります。これらの資産価値を左右する項目に、ザ東京タワーズのもつ要素を分解してみると以下のようになります。- ランドマーク性:遠くから見てもハッキリとザ東京タワーズと分かる視認性。大規模ツインタワー。特徴的な外観。
- 総戸数の多さ:全2794戸
- 階数の高さ:地上58階のタワーマンション
- 駅距離の近さ:都営大江戸線 勝どき駅 徒歩6分
- 管理の良さ:住商建物による管理
ザ東京タワーズ・勝どきの再開発
都心の中古マンション市場でも人気の勝どきエリアですが、現在着々と再開発が進んでいます。主な再開発を地図にまとめてみました。それぞれの再開発について、順番に見ていきましょう。続々と続く、勝どきのマンション建設
東京タワーズを検討する際は「どこにどんなマンションが建つ予定か」ということを、しっかりと確認するようにしてください。オレンジの枠線で囲った建物は、特に東京タワーズの眺望に影響がありそうな建物です。北東側の勝どき東地区には、45〜58階建てのタワーマンションが2028年までに3棟完成する予定です。西側の豊海町(とよみちょう)はまだ倉庫が多いエリアですが、2025年までに56階建てのタワーマンションが2棟完成予定。そして最大の開発は東京タワーズ南側の「晴海エリア」。現在空き地となっている晴海エリアには、オリンピックの際に選手のための宿泊施設が開発予定。そしてオリンピック後、2022年秋までに50階建てのタワーマンション2棟を中心とするマンション街「晴海フラッグ」が完成予定です。都心アクセスの向上に期待・BRTの開通
また勝どきエリアの再開発の中でもう一つ注目を集めるのが「バス高速輸送システム」、BRTです。路面電車のようなシステムで、より目的地まで到着時間の無駄を省けスムーズに利用できる設計がなされる模様。もともと勝どき駅徒歩5分の利便性を誇るザ東京タワーズですが、BRTが完成すると、新橋など都心へのアクセスがさらに便利になります。↑ザ東京タワーズに隣接して BRTの停留所ができる予定です
環状2号線開通で交通不便改善に期待
インフラにも大きな成長が見られます。豊洲新市場から晴海・勝どきを経由し、新橋へとつなぐ「環状2号線」が2020年3月に開通予定です。当初は2016年12月に築地~豊洲間が開通する予定でしたが、築地市場の移転が延期になってしまったため、開通スケジュールが後ろ倒しに。2020年3月28日(土)14時に築地市場の地上道路が開通し、追って地下道路も開発される予定となっています。この開通により、都心と湾岸エリアとの移動時間の短縮や、交通渋滞の緩和などが見込まれています。平日、休日問わず、- 豊洲から新橋までの平均所要時間:約15分から約12分に短縮
- 新橋から豊洲までの平均所要時間:約22分から約11分に短縮
- 晴海通りと有明通りの交通量が約1割減少
ザ東京タワーズの立地・周辺環境
銀座・築地に自転車で赴くことができるのが「ザ東京タワーズ」最大の魅力。最寄りの都営大江戸線「勝どき」駅からは徒歩約5分。電車での移動も便利です。また、勝どきは街全体の治安がいいことで有名です。さらに保育園・学童・小児科内科などが充実しつつ、海や公園など自然も感じることができるので子育て環境にも最適と言えます。 建物の3km圏内に東京の魅力が詰まっている、まさに最高のロケーション&アクセスです。有明や東雲のタワーマンションだと、周辺に飲食できるいいお店がないことが住民の不満としてよく上がってしまいますが、ここは月島・築地・銀座が周辺にあるため、グルメな飲食を気軽に楽しむことができるのも大きなポイントです。ザ東京タワーズのデザイン
外壁の大きな曲線は「ヨットの帆」や「風の流れ」をイメージしたデザイン。東京湾に面した場所であれば、どんなに遠くからも目を引くそのデザインは、爽やかな新しい都市景観を創出しています。夜は一戸一戸の明かりが宝石のようにきらめき、高級感あふれる佇まいとなっています。ザ東京タワーズの共用施設
約30,000m²の広大な敷地面積を誇るザ・トーキョータワーズ。この広さを最大限に生かしたゆとりある贅沢な空間設計と共用施設は、まさしくこのマンションの大きな魅力の一つです。まずは海沿いに建つシーサイドアネックス。25m室内プール、フィットネスジム、ゴルフレンジ、ジャグジー、サウナと充実したスポーツ設備が揃っています。↑夜景に映える、ガラス張りの美しい外観。お仕事帰りなどに、海を眺めながら気持ちよく汗を流せそうですね
シーサイドアネックスのすぐ隣に佇むSEA TOWER(シータワー)は、セントラルパークを挟んでMID TOWER(ミッドタワー)と向かい合います。↑セントラルパークのアクアステージ。水と緑が上質な空間を作り出しています。
セントラルパークは地上3階部分に造られた空中庭園。空中の広い空間が、都心にいるとは思えない居心地の良い空間を実現しているのですね。
水で囲まれたアプローチを抜け、オートロック付きのエントランスを入ると、SEA TOWER(シータワー)3階部分のシーロビーへとたどり着きます。
↑コンシェルジュが迎え入れてくれるシーロビー。奥にはプライベートラウンジも。
ちなみに1階部分にもエントランスがあります。どちらもゴージャスすぎて、どっちがメインなのか分かりません。
ザ東京タワーズはエントランスだけでなく、エレベーター前にもオートロックを導入しています。ICカードキーをかざすだけで解錠出来るシステムです。また、日中は管理人がおり、夜間は警備員が見回っているので、防犯管理も安心です。
↑大理石のエレベーターホール。エレベーターにも2重セキュリティが施されています。
エレベーターを上がって、49・50階部分に行くと、タワーマンションならではの施設、スカイラウンジがあります。その名もシースカイラウンジ!
↑ラウンジは2階構造になっています ↑ホテルのロビーのようにくつろげる空間です
海外のドラマに出てきそうな、リッチすぎる空間!都会の夜景とオーシャンビューを楽しみながら、こんなところでパーティーを開いてみたいものです。
その他にもSEA TOWER(シータワー)にはカフェラウンジ・シースカイラウンジ・キッズルーム・シアターコーナーなど、充実した共用施設がたくさんあります。
共用施設の位置関係
非常に共用施設が充実しているザ東京タワーズですが、マンション敷地が広すぎてどこに何があるのか把握するだけでも大変です。共用施設の一覧図(3階)を見てみましょう。共用施設は3階に集まっています。逆L字のような敷地をしていることが分かります。それぞれの部分を拡大してみます。ミッドタワーの共用施設
まず大通り沿いにあるミッドタワーです。ミッドタワーは1階からも入ることが出来ますが、東側のエアリーコリドーから3階のセントラルパークに行くと正面入口があります。正面入口から入るとすぐ右にはコンシェルジュデスク、左側にはミッドロビーがあることが分かります。ミッドロビーの奥にはコミュニティーギャラリーがあり、マンション内のイベントが開かれています。ミッドタワーの真ん中にあるのかプライベートラウンジ。プライベートラウンジの奥はエレベーターホールになっています。シータワーの共用施設
続いてシータワーを見てみましょう。こちらも3階に共用施設が集まっています。マンション入口に入ると左側にはコンシェルジュデスク。右手にはシーロビーがあり、その奥にはカフェラウンジがあります。プライベートラウンジの奥にはエレベーターホールがあります。エレベーターホールを越えると、扉があります。ぱっと見は分かりませんが、扉を開けると「カルチャーホール」があります。カルチャーホールーには勉強のための「スタディコーナー」、映像が楽しめる「シアターコーナー」、カードゲームや麻雀が楽しめる「プレイコーナー」があります。カルチャーホールの奥には大きな窓があり、明るい雰囲気になっています。エレベーターホールから右手に進むと、大きなキッズルームがあります。逆に左手に進むとゲストルームがあります。ゲストルームは49階、50階にもあります。シータワーの西側には保育所があります。シーサイドアネックス棟の共用施設
シーサイドアネックス棟は共用施設が集まった建物。「25mプール」「ジャグジー」「ゴルフレンジ」「パーティースタジオ」「サウナ」「フィットネスジム」があります。ザ東京タワーズの駐車場
ザ東京タワーズの駐車場は、機械式となっており、総数244台収容可能となっています。機械式駐車場のサイズ制限としては、- 全長5,050~5,300mm
- 横幅1,850~1,950mm
- 高さ1,550~2,100mm
- 重量2,000~2,300mm
まとめ
↑朝潮小橋から見た東京タワーズ。左手に見えるのがシーサイドアネックス。手前がシータワー。奥がミッドタワー。
THE TOKYO TOWERS(ザ東京タワーズ)、いかがでしたでしょうか。総戸数2,794戸を誇る同マンションは、実は一団地として日本で最大のマンションでもあります。戸数だけではありません、東京都庁や六本木ヒルズを超える延床面積を持つという圧巻のスケール。まさに「東京」の名を冠するにふさわしいタワーマンションではないでしょうか。マンションジャーナル編集部
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