公園近くの物件に住むメリット・デメリットを解説|チェックポイントも

2022.01.05
公園近くの物件に住むメリット・デメリットを解説|チェックポイントも
マンション探しの際に、「公園が近くにある」という条件を設定している方は多いのではないでしょうか?ファミリー世帯はもちろん、どんな世代・家族構成の方にとっても公園のある住環境は魅力的に映ります。ゆったりと散歩したり、子どもと一緒に遊ぶスポットとして近くにあると嬉しい施設ですが、一方で自宅の近くにあることでデメリットに感じてしまうケースも想定されます。そこで今回は、近隣に公園がある住環境のメリットとデメリットを整理して解説します。ご自身のライフスタイルに合う公園を見極めるための注意点も合わせてご紹介します!

監修者:針山昌幸

針山昌幸 プロフィール写真

株式会社Housmart 代表取締役 宅地建物取引士・損害保険募集人資格 『中古マンション 本当にかしこい買い方・選び方』 (Amazonランキング・ベストセラー1位)

公園の近くに住む6つのメリット

①子どもやペットとのびのび遊ぶことができる

マンションでは、上下左右に別の世帯が住んでいますので、特に音については敏感になりがちです。小さな子どもがいれば足音が下の階に響いてしまって上下階の騒音問題になり、またペットの鳴き声は周辺住戸に響いてしまいます。室内では十分に遊ばせることは難しいので、近くに子どもが遊んだりペットを散歩できる公園があることは大きなメリットとなります。

②休日の楽しみが増える

公園の大きさにもよりますが、大きな公園から徒歩圏内にあるマンションであれば、休日に散歩しながら四季折々の樹々を楽しんだりと、休日の過ごし方の選択肢が増えます。大きな公園では休日にフリマなどのイベントが開催されていることも多いですし、キッチンカーが出ていることもあります。ただ公園の施設を楽しむだけではなく、休日で開催されるイベントまで含めて考えると、多彩な楽しみ方ができます。

③テレワークの気分転換に最適

コロナ禍で急速に発展したテレワーク。日々の通勤が無く、満員電車から開放されるなどメリットも多く感じられますが、一方で自宅のデスクで常にパソコンに向かって作業をするので、ストレスを感じる方もいます。近隣に気軽に散歩ができる公園があれば、昼休憩にランチついでに散歩ができ、森林浴しながら気軽にリフレッシュができます。

④災害時の避難場所になる

大きな公園は建物が倒壊する心配がないため、災害時の避難場所に指定されることが多いです。最近のマンションは耐震性に優れているため建物が倒壊する危険性は高くありませんが、地震では水や電気などのライフラインが破損し、水や電気が使えない状況に陥るおそれはあります

⑤(隣接であれば)新しい建物が建つ可能性が低く、資産価値が維持しやすい

公園の多くは行政機関が所有しており、よほどのことが無い限りは売却されることはありません。公園の敷地の中には、新しい建物が建つ可能性が低く、陽当たりや風通し、眺望などの住環境が変わりにくいというメリットが得られます。特に、日当たりや眺望の永続性は資産価値に大きく影響するポイントとなります。

⑥いい環境で運動ができる

公園や川沿いで運動する人が多い理由の1つとして、信号が無いことが挙げられます。ランニングをしている間、頻繁に信号で足止めされてしまうと、ランニングする気も萎えてしまいます。信号などの邪魔が無く、長い距離を走れるコースがあることは大きなメリットになります。また、大型公園には芝生広場やちょっとした運動器具などもありますので、よい運動環境が得られます。

公園の近くに住む3つのデメリット

①騒音に悩まされる可能性

多くの人が集まる公園が近くにあるということは、騒音に悩まされる可能性があります。夜間に公園内に集まって騒ぐ若者、日中に大きな声で遊ぶ子どもたち、スポーツ施設であがる歓声など、公園は必ずしも静かではなく、騒音が発生する施設でもあります。マンション内の騒音ならば、直接注意しに行ったり、管理会社を通じて注意喚起文を配付したりするなど対策の施しようもありますが、公園での騒音になると公園管理者から注意してもらう流れになります。また、騒音を発する人がその都度異なるため、一度注意しても騒音の問題が再発するおそれがあります。公園内の設備配置にもよりますが、公園が原因となる騒音が生じるリスクも考えておいた方が良いでしょう。

②(大規模公園であれば)イベントなどが利用されると自宅の前が渋滞になる

大きな公園では、フリマなどの小さなイベントが定期的に開催されるほか、夏祭り、マラソン大会、グルメイベントなどの大きなイベントも開催されます。数千、数万という人数が来場するイベントが開催されると、イベント中は公園周囲に交通渋滞が発生します。道路や電車が混むのはもちろん、近隣の飲食店なども混雑したりします。イベント開催時はその混雑を考慮しておかないと、ストレスに感じるでしょう。

③暗がりなので犯罪などが不安

大型公園は管理棟の近くなどには照明などで明かりがありますが、広場や緑地、林の中は最低限の明かりが確保されている程度です。その暗がりでは犯罪が発生しやすいとも言われています。直接犯罪の被害を受けずとも、犯罪が発生することで地域治安の悪化を懸念してマンションの資産価値低下につながるリスクがあります。もし不安な場合は、警視庁の犯罪情報マップなどを確認することをオススメします。参考:犯罪情報マップ(警視庁)

④(隣接であれば)落ち葉や虫、鳥が多い

公園がマンションに隣接している場合、虫が発生することが予想されます。特に樹々と同じくらいの高さとなる低層階では、春、夏、秋に虫がバルコニーまで飛んでくることもあるでしょう。バルコニーや車に鳥のフンが付いてしまうこともあります。また、秋の風が強い日には、マンション内の至るところに樹々からの落ち葉が散乱することもあるでしょう。生活に支障が出る場合は自治体に問い合わせるなどの対策を行う必要があります。

ライフスタイルに合う公園を見極めるチェックリスト

公園には、各自治体が定める約束事があります。せっかく公園の近くにマンションを購入したにも関わらず、思い通りに利用できないというケースは避けたいですよね。盲点になりがちな公園選びのチェックポイントを表にまとめてみました。 公園選びのチェックリスト(マンションジャーナル編集部作成)
  1. 遊具の数は多いか?遊具の老朽化が進み、利用できる遊具が少なくなってきています。
  2. ボール遊びは禁止か?サッカー、キャッチボールなどの球技ができる公園は少なくなっています。
  3. 乗り物が禁止か?例えば、子供が自転車の練習ができるかどうかは重要なポイントではないでしょうか?
  4. ペット連れはOKか?犬などのペットと暮らす予定の方は要チェックです。
最近は、禁止事項の看板が乱立している公園が多くなってきていますが、中には子供とボール遊びができたり、ペットと散歩ができる公園もあります。公園を普段使いすることを想定している方は、近くの公園で何ができるのか、何をしてはいけないのかを事前に把握する必要があります。
  • 物件を見学するついでに、近くの公園まで歩いてみる
  • 休日、夜など曜日や時間帯を変えて公園をチェックしてみる
などは、公園での過ごしやすさをチェックする上でオススメです。

まとめ

ここまで、公園があるメリット・デメリットや公園選びの注意点について解説してきました。ぜひ、「公園の近くに住む」という条件を重視されている方は物件見学の際に公園に訪れてみてください。
  • 公園を利用している方の年齢層
  • 公園で定められた禁止事項やルールの内容
  • 公園の整備がどれほど行き届いているか
といった視点で公園を見てみると、街の雰囲気を肌で感じることができます住宅を購入するということは、「街での暮らしを買う」ことです。街を見極めるために、公園を見極めていただけたらと思います。 【おすすめ記事】知らないと損する「中古マンション探し方のコツ」とは?プロが徹底解説!

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マンションジャーナル編集部

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